知識が秘める価値【知識に無駄なし】 | 始まりはアドラー心理学

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より、楽しい日々を送るために、
より、ハッピーな人生を過ごすためには、
どうすればいいのでしょうか?
そのための方法論や実践論を考えています。
ちょっと難しい内容かも知れませんが、
みなさんのお役に立てるような情報を伝えていきたいと思います。

知識は、人生を豊かにしますキラキラ
より快適に、より楽に、より幸せに生きたいならば、
とにかく知識を増やす事ですアップ
当然、知識には、有用なもの、無駄なものがあります。
しかし、それを決めるのは、あくまで個人の主観に過ぎません。
従って、どんな知識を得るかどうか、も
全て個人の自由に委ねられるのです。

仏教には、諸法無我関連記事)という言葉があります。
少し解りにくい概念なので、箇条書きで説明しますこれ

 

・この世界は全てが繋がっており、
あらゆる事象や法則、物質や生き物は、
互いに影響を与え合いながら、全体の一部として機能している
・個々がそれぞれ役割を果たしながら全体に影響を与え、
また、全体が個々にも影響を与えている。


知識にも同じ事がいえます。
いわば、知識とは、この世界を示す法則や本質、

仕組、意図などを表す指標であり、
この世界を映し出す鏡みたいなものです手鏡

今や人類は、過去から伝わる様々な知識を

解りやすく分類しています。
例えば、学問は、数学、化学、物理学、力学、天文学、考古学、
生物学、遺伝子工学、医学、栄養学、心理学、脳科学など、
様々な分野に分かれていますね。
以上は、いわゆる科学であり、
3次元空間や自然界の法則、生物の構造など、
現実に存在するものを探究する学問です。
どれも、明確な証拠や根拠が裏付けとして在り、
中には目に見える形で再現出来るものもあります。

その他、語学、社会学(歴史含む)、哲学、思想、宗教、
音楽、芸術、芸能、スポーツなどは、
人間が自由に作り出したものです。
この世界を現す根本的法則とは直接関わりませんが、
これらが示す概念と意味合いには、
現実世界の謎を解く大きなヒントが隠されている場合がありますサーチ

よって、この世界には、無駄な知識など一切ない訳です。
何故なら、単体では役に立たない知識であっても、
他の情報と繋がる事で、新たな真実を導き出したり、
ある点においては誤った知識が、
他では真実を導くカギとなる事が往々にしてあります鍵星星
それは、誤りや偽りや嘘、あらゆる個人の意見や妄想、
単なる例え話や方便であっても同じです。
実際、嘘や誤りであっても、

それが役に立つ場合が日常ではよくあります。
また、嘘の知識を持つ事で、
それが真実に辿り着くきっかけになる場合も珍しくありません。
さらに、嘘を「嘘」と気付く事も、
人間にとって大きな前進となります→
嘘や誤りによって、より真実が浮き彫りとなり、
新たな気付きを得たり、物事の理解が深まる事さえあるのですひらめき電球

解りやすい例は、日常にもあります。
何気ない日常の光景や雑談から、
課題克服のヒントが見付かったという経験はありませんか?
また、子供の頃に覚えた他愛のない知識が、
大人になってから、思いもよらぬ機会で役に立ち、
新たな真実を導き出すきっかけになる事もよくあります。
現実に、それらが世紀の大発明に繋がったという事例も
過去にはたくさんありましたキラキラ

以上を考えると、あらゆる知識は繋がっており、
個々の知識が互いに影響を与えながら、
全体の一部として機能している事が解るはずです。
あらゆる知識は、全体を構成する1つのピースといえます。
この世界は、1つの巨大なジグソーパズルであり、
個々のピースが合わさって作られたものだと考えていいと思います。
ならば、あらゆる知識が集まれば、
全体を現す巨大な真実を映し出す事が出来るかも知れません。

我々に与えられた時間は限られており、
同時に、一生の間で掴める知識の数も限られています。
個人が、この世界にある全ての知識を得る事は不可能です。
しかし、集めた知識を元に、新たな真実を導き出す事は、
ある程度なら出来ます。
新たな真実は、新たな知識となり、
全体の一部として蓄積されていくでしょう山

世間には、嘘か真実か解らない情報がたくさんあります。
それが、どんなに荒唐無稽に感じても、
一応は知識として持って置くべきだと思います。
何故なら、人間に、真実を見抜く能力などありません。
世の中には、嘘に見える真実がたくさんあるはずです。
ならば、個人の根拠なき推測で安易に選別したりせずに、
真実である可能性を想定して、
取り敢えず受け容れてみる方が遥かに賢明でしょう。

従って、当ブログでは、
嘘か真実か解らないような情報も遠慮なく掲載していきます。
よく解らない事を考えるのも、また楽しいものですよ有閑倶楽部
それぞれの内容については、
各自で自由に捉え、自由に判断して頂きたいと思いますsei