5.【死者との対話】 | 始まりはアドラー心理学

始まりはアドラー心理学

より、楽しい日々を送るために、
より、ハッピーな人生を過ごすためには、
どうすればいいのでしょうか?
そのための方法論や実践論を考えています。
ちょっと難しい内容かも知れませんが、
みなさんのお役に立てるような情報を伝えていきたいと思います。

前回はフランスの救命救急医師、
ジャン・ジャック・シャルボニエ氏の著作について紹介しました。
死後の世界は確実に存在する…、という話です。
今回は、さらに一歩踏み込んだ話になります。

これで、死後の世界がより一層と明確に見えてくるでしょうOK


イギリスの有名な霊媒師、
トレイシー・J・ヒッグズの著作を読んで驚きましたおーっ!
もう、決まりでしょう。
もはや「死後の世界は実在した…!」と断言しても、
何ら支障がないはずです。

著者が霊能力に目覚めたのは幼い頃で、
周囲からは『おかしな子』扱いされ、
不遇の時代を過ごしたそうです。
成人を過ぎた彼女は、
「この力で人々の役に立ちたいがんばるよ」と考え、
霊媒師という職業に就きました。
その後、依頼者との対面による霊視(シッティング)や
会場での公開霊視で腕を磨き、
テレビ番組への出演で評価を高めた後、
今では霊能力開発センターを主催し、後身の育成にも励んでいます。

シッティングとは、遺族の依頼を受けて、
亡くなった人とコミュニケーションを取り、その内容を伝える事です。
また、集団霊視では、会場席にいる人々に対して、
集まってきた霊たちからのメッセージを伝えます~コメント

ヒッグズ氏ら霊媒師の存在は霊界でも有名らしく、
会場には大勢の霊たちが集まるそうです。
彼らにとって、生前の縁ある人たちに
メッセージを伝える大きなチャンスになりますからね。
それに期待して、同様に多くの人たちが会場に足を運びます。
特に、愛する家族を失ったばかりの遺族は、喪失感に打ちひしがれ、
中には生きる気力をなくしている人もいますどんより
そんな遺族にとって、亡くなった家族からの元気なメッセージは、
何よりの慰めになるでしょう。
そう、彼らは今も元気ですがんばる
この世に未練を持って彷徨っていたり、
死んだ事に気付かずに迷っていたり…、
なんていう例は殆どないそうです。

前回、シャルボニエ医師の著作を紹介しましたが、
そこで、既に亡くなった家族や知人が

迎えに来る点について触れました。
霊が肉体から離れると、
仲間たちと安らかに過ごす霊界での生活が始まります音譜幸せ
もちろん、生き残った家族や仲間を心配する霊もいますが、
だからと現世に留まろうとはしません。
何故なら、霊界と現世はとても近いからです。
霊にとって距離は関係なく、行きたい所には直ぐに駆け付けられます。
死んだ直後の霊が、遠く離れた家族の夢枕に立つように、
既に霊界で暮らしている霊も、
生前に暮らしていた家に行くのは簡単なのです家歩くDASH!

基本的に、霊になった人には
生きていた頃の環境に深い拘りはありません。
それよりも、
仲間たちと安らかに過ごす霊界での生活の方が大切なのです。
それは、嫁に行った娘の立場に似ています。
結婚した女性にとっては、新たに築いた新家庭での生活が大切で、
実家に行くのは何か必要な用事がある時だけですよねはてなマーク
霊にとって実家に帰る主な目的とは、
家族に厄介な事件がある事を気付かせるためとか、
家族を危険から護るためとか、
単に居心地が好いから来てるだけ、などです。
よく、廃屋や名所旧跡などに幽霊が出るという話を聞きますが、
これも単に居心地が好いとか、
その場所が好きだから来てるだけらしいです。
この感覚は生きてる人間と何ら変わりません。
ただ、霊は時間に縛られず、どこでも簡単に移動出来るので、
頻繁に来たり、遠慮せずに長時間いたりします。
そんな場所に霊感の強い人が来ると、
気配を感じたり、姿を見たりして、変な噂が広まってしまいますあせる
つまり、これが幽霊スポットの真実で、
ただ勘違いした人間たちが勝手に騒ぎ立て、
大袈裟に怖がっているだけなのです。

タマにテレビで、霊媒師が幽霊スポットを訪れる番組がありますね。
なんと、その情報を霊たちが察知し、集まってくるといいます。
これは、霊媒師の集団霊視会に来るのと同じく、
現世と交流出来るチャンスだからですCHANCE

多くの霊たちは、
縁のある人間たちにメッセージを伝えたがっていますメールコメント
しかし、能力のない普通の人にはなかなか伝わりません。
そのため、あの手この手で何かしらのサインを送って
気付かせようとします稲妻稲妻

よくある話で、急な用事が出来て飛行機の予約をキャンセルしたら、
後で墜落事故が起き、乗らずに助かった…ガーンラッキー        ドンッ
という類いのエピソードを聞いた事があるでしょう。
こういう場合も、
霊たちが裏で何かしらの操作してるからだといいます。
霊感のある人にイメージやワードを送ると、  天使キラキラキラキラ  キョロキョロ
ふと思い付いたようにキャッチして、               
霊の希望通りに行動する事があるそうです。
時には、物理的パワーを加えて、強引に目的を果たす事もあるとか。
これらを上手くやれば、
何か事件を起こしたり、または起こらなくしたりして、
家族に幸運をもたらしたり、危険から回避させたりも出来ますグッド!
ヒッグズ霊媒師の霊視会でも、
家族に隠れた病気がある事を伝えに来る霊がいたり、
また何かしらのパワーを注入して
病気を消してくれる霊たちもいるそうです。
これには医師もビックリするでしょうねえ゛!sei

考えれば当たり前ですが、
困った人に何かしら手助けしたいと思うのは、霊も同じの様です。
特に、それが生前に縁のあった人たちならば、尚更でしょう。
でも、基本的に、

彼らが僕らの願いを聞いてくれる事は殆どありませんだめ
何故なら、自分の事は自分でやるのが筋だからです。
アドラー心理学でいう『課題の分離』の通り、
余計な手出しは人の自立を妨げます。
霊も、甘やかしたら本人のためにならない事は解っているらしく、
余程の事がないと僕らには干渉しないようです。

もう解ったと思いますが、彼らは死んだ訳ではありません。
別の世界で元気に生きていますキラキラ音譜
霊界は、現世と違って細かい制約や義務がなく、
ストレスのない自由な世界のようです。
まさに、これぞ天国幸せビックリマーク
むしろ、現世こそが地獄だといえませんかどんよりはてなマーク
この地獄みたいな現世に生まれてくる僕らは、
とんだチャレンジャーだと感じてなりません。

何故、霊界での安らかな暮らしを捨て、
わざわざ苦しみの多い環境に出てくるのか、
疑問に思う人もいるでしょう。
でも、理由は簡単ひらめき電球
霊が現世に生まれてくるのも、死んで霊界に戻るのも、
自身に明確な目的があるからです。
つまり、様々な経験を積むためであり、学びを得るためです。
この辺りについては、次回に詳しく述べたいと思います鉛筆