6.【天国は実在する?】 | 始まりはアドラー心理学

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より、楽しい日々を送るために、
より、ハッピーな人生を過ごすためには、
どうすればいいのでしょうか?
そのための方法論や実践論を考えています。
ちょっと難しい内容かも知れませんが、
みなさんのお役に立てるような情報を伝えていきたいと思います。

前回は、イギリスの霊媒師、
トレイシー・J・ヒッグズ氏の著作について述べました。
前々回のジャン・ジャック・シャルボニエ医師の著作と合わせると、
互いの正しさを証明し合っているかのようです。
ここに様々な謎が点と線で繋がり、
全体像が朧気にも浮かび上がってきましたアップ

「何故、人は生きるのか?」、
「世界(宇宙)は何のためにあるのか?」という根源の謎を解く鍵は、
我々の精神に隠されていました。
人間が持つ複雑な心理構造を探っていくと、
その目的と意図が「学び」と「調和」にある事が解ってきます。
人間が未来に希望を持ち、現在を生きているのは、
様々な経験から学び、その糧を使って互いに調和するためですらぶ
我々の旅は、肉体を失っても終わりません。
人生で掴んだものは、希望と共に未来(死後)に引き継がれます。
それは、新たな学びと調和へと繋がり、
永久にループし続けるのですやじるし

ヒッグズ霊媒師が語る死後の世界は実に快適で、

まるで極楽みたいでした光
つまり、天国は、まさに実在した訳ですね。
ならば、世間でいわれる地獄とはなんだったのでしょうかはてなマーク

ヒッグズ霊媒師によると、悪事をしまくった人も、
良い事をし続けた人も、等しく安らかに過ごしているそうです。
現世みたいに、
悪事をしでかした過去を追及するシステム(警察や司法)は、
霊界にないようです。
霊界では、個人が冒した罪を他人が裁く権利はないのでしょうか?
というより、罪そのものが実は存在しないのではないか…はてなマーク
とさえ思えてきますうーん
罪かどうかを決める判断は、人それぞれです。
また、「罰を与えるか、許すか」という判断も人それぞれでしょう。
しかし、現世では、法律によって、

あらゆる罪の認知と対処が統一されてしまっています。
場合によっては、死ぬまで罪を追及され、
その罰から逃げる事は出来ません。
でも、死ねば逃げられますDASH!
誰も死後の世界までは追い掛けて来れませんから。
どうやら、死後の世界では、
現世での出来事は、全て終わった事として扱われるようです。

病に伏しても、戦争や災害で苦しんでも、
他人から酷い目に遭わされても、肉体を離れれば全て消え去ります。
どんなに酷い人生だったとしても、全ては過ぎ去った事であり、
もはや、どうでもいいのです。
ならば、自分に危害を加えた人を憎んだり、
責任を取らせたりする必要も全くなくなるでしょう。

ヒッグズ霊媒師がいうには、悪事をしでかした人だけでなく、
自殺した人さえも温かく迎えられるそうですよ。
特に自殺した霊はとても大切にされます。
どうやら、自殺というのも、本人が目的を持ってやった事として、
その自由が認められるようですOK
多くの場合、自殺した人は、人生を死ぬほど苦しんでいた訳で、
後で不遇な運命が待っているとしたら、
あまりにも酷すぎると思いませんかはてなマーク

確かに、生きてる人間たちは悲しみますが、
結局は自殺を選んだ本人の課題であり、
周囲が批難する権利はないのです。
逆に、残された人々にとっては、
その悲惨な状況を受け容れる事、
悲しみを克服し、希望を持って生きていく事が課題となりますかおガンバっ
どうやら、霊界では
アドラー心理学でいう『課題の分離』が常識化しているようです。

以上から、霊界が実に素晴らしい世界であるか、窺えますね。
それに比べると、こちら側の世界が、

いかに野蛮で未開であるか、よく解りますしょんぼり

次回は、『地獄』について、いろいろと考えてみたいと思います鉛筆