暑さ対策に、バイオスティミュラント資材。
20年以上前に、違法農薬・無登録農薬と言われたこともある
「植物成長活性剤」のジャンルですが、
近年、作物に直接栄養を与える「肥料」や
病害虫を抑制・退治する「農薬」とも異なる、
バイオスティミュラント資材として販売され始めました。
バイオスティミュラント資材を使用することで、
植物の高温や低温、乾燥、塩害などの様々な生物的な環境ストレスを
緩和・軽減し、作物をより健康にすることができます。
それゆえこれまで以上に、安心・安全に品質向上や収量アップを
期待することができます。
(一応期待が可能レベルですので、このへんが肥料や農薬とも違うところです。
野菜ソムリエで言うところのファイトケミカルみたいなものでしょう。)
クール&アップ(渡辺パイプ株式会社)
植物抽出物を起源とする匂いのバイオスティミュラント資材。
植物緑葉由来成分2-ヘキセナール配合。植物がこれを感知すると蒸散が活発化。
熱を体外に放出し、高温耐性能がアップ。スティックタイプで、効果は約3か月です。
アツミノリ(渡辺パイプ株式会社)
紫根エキス配合。散布することで果菜類を刺激し、
熱ショックタンパク質が産まれ、これにより
果菜類の高温ストレス耐性の増強が期待できます。
スキーポンアグリ(大興貿易株式会社)
酢酸が植物に高温・乾燥耐性を与えるメカニズムを発見。
このメカニズムを応用し、酢で植物をキープオンする、
肥料でも農薬でもない植物活性剤。
理化学研究所の研究成果をベースに処方された独自の酢酸パワーで、
植物が本来もつ高温・乾燥に耐える機能をより活性化します。