青年部の主張 第48号 土田農園に行ってきた | 日本野菜ソムリエ協会認定 「野菜ソムリエコミュニティ新潟」

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2022年10月8日土曜日、新潟県三条市の土田農園に行ってきました。

梨無しでは生きられない、当コミュニティ土田代表の梨園です。

この日は工場の祭典の一環として、ナシ畑マジカルミステリーツアーに参加しました。

感染防止対策で工場の祭典独自のアプリ登録がありましたが、

大変申し訳ないことにし手書きで代替・・・。

私を含む大多数の中高年は、8文字以上の英文字大小&数字交じりのパスワードを

スマホですぐには入力できません・・・。

 

 

定員6名のマジカルミステリー号に乗ります。速さは徒歩と同じくらいですが、

強固な足回りと強い牽引力で狭い畑道をぐんぐん進みます。

 

 

土手を超えて河川敷をしばらく走ると、新潟県が誇る洋梨・ル レクチエ棚の前に到着。

写真左の太い木は樹齢100年を超えた木です。

黄色い袋に包まれたレクチエが奥まで続き、空は青い。なかなかの映えポイントです。

 

既に原産国フランスでは途絶えた品種ですが、

今年はフランスに里帰り出荷するとか。楽しみですね。

 

 

新高の畑に到着。新高は新潟県と高知県の梨の掛け合わせと言われていますが、

遺伝子を調べてみると高知県ではなく神奈川県だったとか。

春先の晴天時に行う花粉付けの話を聞いてから、収穫体験です。

今回は参加費1000円で1個約1キロの梨を2個収穫します。

収穫適期は、緑色が薄くなり表面の点々である果点がぼんやりしてきたころ、

だそうですが、素人にはどれも同じに見えます。

これがいいやと思っても土田さんに「まだ食べごろじゃない」と言われます。

なんとか助言をいただきながらもいだ梨は、大変美味しゅうございました。



9月中旬にあった台風14号で落ちたル レクチエを彫ってランタンにしたもの。

梨は台風には強く、今回の被害は1%未満だそうです。それでも200個は落ちたとか。


2022年10月8日時点の、土田農園のラインナップ。

 

 

(野菜ソムリエプロ 青年部主任 本間)