夢を掴むために、ごみを拾う。
夢の肥やしにするために、涙をポケットにとっておく。
夢へのチャンスを逃さないために、運を無駄に使わない。
もし少しでもきっかけになるなら、なんでも知っておく、学んでおく。
夢がないという人は、まだ夢を見るだけの材料がないだけ。
夢を描くだけの絵筆もなく、作る粘土も持ってないだけ。
先日、専門学校の授業の一環で、玄海椿さんによる一人芝居とワークショップが行われました。
その中で玄海さんが学生達に向けて仰られた言葉です 。
絵を描くことにも通じる、人生訓のように私には響きました。
いい表現のためには、自分を磨いておかなければいけない。
自分を磨くって、外見じゃなく、感性を磨くってこと。
花を美しいと思えるか。
人の心の機微に気がつけるか。
音が音色になっているか。
オーディションで評価されるのは、上手い下手ではない。結局、その人そのものだということ。
一緒に仕事をしたいとか、
一生懸命作ったのがわかるとか。
誠実な人が選ばれるということ。
それでも夢が叶わなかったという人は、途中で諦めてしまった人。
継続は力なり。
その道の先にいる人は皆言う。
玄海さんも、師匠も。
私もまだ道半ばだから、続けよう。