私は英理子 その参
毎日 別の世界の住人と接している英理子であったが、退屈はしなかった
別の世界の住人といっても、毎日 同じ事を繰り返している訳では無いからだ
ある時は目に見えない奥さんと喧嘩していたり、別の患者は見えない子供を叱ったりしている
そんなある日 例の浄久が落ち込んでいるのが目に入った
しかし こちらからは絶対に話しかけてはいけない決まりがあった
ぶつぶつと独り言を言う浄久の言葉が耳に入ってきた
それによると 彼はあちらの世界で社長にまで上り詰めたが、世界的な金融危機で倒産しそうだというのだった
このままでは首を吊るしか無い という言葉を聞いて英理子は席を立った
ドクターに報告するのは 患者があちらの世界で自殺をしそうな時に限られていた
報告を受けたドクターは すぐに食堂にやって来て、浄久に強い鎮静剤を打ち病室に連れて行った
病室のベッドに拘束されている間にも浄久はあちらの世界で金策に走り 疲れ そして首を吊った
翌日 浄久が目覚めると そばにドクターがいた
浄久 「ここはどこですか?」
Dr 「病院ですよ」
浄久 「そうですか 僕は死に損ねたのですね」
Dr 「いや あなたは確かに死んだのです」
浄久 「どういう事ですか?」
Dr 「あなたは 多ディメンション症候群という病気にかかっていて、こことは違う別の世界に行っていた
のです」
Dr 「あちらの世界のあなたが死んだので やっとあなたはこの世界に戻って来られたのです」
Dr 「もう大丈夫です 退院してもいいですよ」
Dr 「あちらの あなたを殺すのに我々も苦労しました。でも 治ってよかった。」
つづく
私は英理子 その弐
この食堂には主(ぬし)がいた
彼の名は浄久(きよひさ)
彼は朝食を摂りに食堂に来てから 就寝時間前までを食堂で過ごす
どうやら彼には他の人には見えない世界があるようだった
誰も居なくなった食堂で 彼は一人で笑ったり、独り話しを延々としているのであった
しかし そんな患者にも話しかけてはいけないのが ここの決まり
英理子は1人で椅子に腰掛け 浄久の独り言を聞いていた
どうやら彼は別の世界でミーティングをしているようだった
なにやら新しいお菓子を販売する為の戦略会議らしかった
そして時間が過ぎ 夕食を摂ると 浄久は病室に戻る
数日後の誰も居なくなった食堂で 浄久は笑っていた
独り言を聞いていると 新商品が大ヒットして彼が課長に昇進したらしい事がわかった
英理子は思った
あっちの世界に行ってしまった人でも それなりに頑張ったり 苦労したりっていうのがあるんだな と
つづく
私は英理子 その壱
私の名は「英理子」
今は ある精神病院の食堂に勤務している
食堂に勤務していても 別に食材を切ったり 鍋を振るったりはしない
食堂には1日に3回 入院患者たちが食事に来る
その中の何人かは ここが病院の中であるという事が認識できずにいる
そして そういう症状の患者に限って 自分は異常ではないかと不安に思っているのである
そういう患者は 1日に3回見かける英理子に こう尋ねる
「おれ おかしくないかな?」
英理子はそれに答えて
「ぜんぜん 普通ですよ」
これが英理子の仕事だった
1日3回 数人の患者を相手に「おかしくないですよ」 と言うのが彼女の仕事であった
つづく
今度はアルファロメオか
お盆なので恒例のお寺の集会に行ってきました
寺に行って すぐに気がついたのは 車でした
新しくアルファロメオが1台 増えていました
加えて 寺の敷地内にアパートが1軒新築されていました
宗教法人の非課税って もういらないんじゃない?
非課税の寺の土地にマンションやアパートを建てて 家賃はそのまま懐に入るのは変でしょ?
宗教法人が非課税のせいで 某学会さんなんかは 毎年とんでもない金額が回収できるそうな
その金を使って あちらこちらに影響力を持たれては困るよね
金の使い道が無くなったからか、政党まで作ってるし
今 全ての宗教法人を課税対象にしたら大変だろうから、歴史の浅い新興宗教団体だけ課税ってのは無理かな?
そうすればオウムの時のように カルト教団があっという間にものすごい資金力を身につける事も難しくなるだろうに
もう昔からある宗教だけで十分だよ
キリスト教からも仏教からも色々と新興宗教が派生しているけれど
後から生まれた新興宗教の方が現金を沢山持っているのは、どう考えても変だ
しかし昔からある宗教にしても この住職を見る限り 金に興味の無い宗教家は居ないようだ
結局 この世の中 上手に騙した者勝ちなのか
困ったもんだ
ルーツ
先日 我が家のルーツ探しは終了した
1人目の父方の菩提寺にあった家系図にたどりついたのだ
それによると 我が家は「関が原の戦」で徳川方について戦い、その後 徳川に付いて関東に移動してきたらしい
江戸城の外城である八王子城に勤務していたらしいが それ以上のことはわからなかった
ご存知のとおり 武家は長男が跡を取るので、次男以降の家系は名古屋近辺に残ったままであった
これで 我が家の苗字に名古屋近辺の人が多いのも納得できた
すると 関東にいる私は 長男の家系のはず
でも 由緒ある品などは何も残っていない
せめて小太刀の一振りでも残っていれば・・・とも思ったが
そんなものはいらない
ルーツが少しわかってみた所で 何も変わらない
明日からは また新しい暇つぶしを見つけなければ・・・
また おまえか
駐車場と道路の間にアコーディオン式の扉?がある
深夜で真っ暗だったが もう数十年も住んでいるので どこに何があるのかはわかっている
そして真っ暗闇のなか いつものようにゲートを開けようとしたら
腕に何かが落ちてきた
この重さ この柔らかさ
たぶん「やもり」だろうと思い、探したが もういなかった
数日後 昼間に車を出そうとしてゲートを開けたら 同じような感触があった
腕を見ると 「やもり」がいた
家の中で見た「やもり」より 少し大きかった
外はえさも多いだろうが 天敵も多いだろう
人間界の暮らしにくさに辟易としていたが
食うか食われるかの自然界の方が大変なんだろうな
また いつかこいつに会えるかな?
本日発売
今日は「こち亀」の165巻が発売される日
なんとなく164巻までは買ったが もう買わないでおこうと思う
図書カードは余っているから 買ってもよいのだが
今まで なんとなく続けてきた行為を中断してみるのもいいかな?って思った
こち亀の新刊を買わなければ・・のような ○○をしなければ・・というものを1つずつ潰して行こうと思う
この年になれば ○○しなければならない事って本当は少ないはずなんです
だから、とりあえず「こち亀」を買わなければ という気持ちを潰してみます
おす!
最近 お酢を飲み始めました
1日に50ccほどですが なんとなく体に良さそうだったので始めてみました
きっかけは 酢豚だったのです
バーミヤンで酢豚を食べたらとても酸っぱくて 体がポカポカして 血の巡りが良くなったように思えたからです
家でお酢を飲んでも 体はポカポカしないんですが とりあえず今日1瓶飲み終えました
1瓶が500mlだから10日前から飲み始めたようです
しかしバーミヤンの新メニューの酢豚はなんであんなに酸っぱいんだろう?
お酢を煮詰めて濃くしているのかな?
しかしお値段がちょっと・・・
酢豚+ご飯セットで1000円超えます
無職のおいらには1食1000円↑はちょっとハードルが高いです
もともと この酢豚も自分で注文したのでは無いんです
一緒に行った方が注文して 「美味しいから食べてみて」と 言われて食べたのが病みつきの始まりでした
酸っぱさと甘さが丁度良い加減で、とても好きな味です
その後1ヶ月くらいは酢豚生活だったのですが 前述の通り1食1000円オーバーは慎まなければなりません
なんせ無職ですから・・
そこで手軽に 家でお酢を飲む というかたちになりました
でも 何か違うんだよなー
お酢が違うのかな?
今飲んでいるのは「米酢」なのですが、バーミヤンで使われているのは別のお酢なのかな?
摂取して すぐに体がポカポカしてくるお酢って なに酢なんだろう?
補足
「ニコチンパッチ売れません」で書いた青酸カリですが
薬局では どう逆立ちしても買えません
拙い文章のせいか、誤解された方がいたようです
日本で薬品を買うといえば すぐに思いつくのは やっぱり薬局でしょうね
でも 薬局以外にも薬品(それも危険なもの)が買えるところはあるんです
どことは言わないけれど 爆薬の材料も買えます
決して 闇の商人などでは無く きちんとした商売です
でも 教えない
因みに そこには薬剤師なんかいません
ただの商品として「青酸カリ」や「濃硝酸」を扱っています
まぁ 普通に生活をしていれば 縁の無い場所ではあります