小土豆(ちいさいジャガイモ)という料理 | 椰子の風に吹かれて  

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中国海南島 海南師範大学日本語教師 海口市での独り暮らしの生活を終えて日本に帰国、無職になって悠々自適?な暮らしをお伝えします。



 昨日の夕飯は、亜龍湾のフードコートにある海南島の少数民族料理っぽいお店でいただいた。

 





野菜の炒め物、豆腐料理、そして「小土豆」という料理を注文した。

 この「小土豆」写真に撮ると「唐揚げ」に見えるのだが、名前の通り、小さなジャガイモの周りに衣を付けて揚げた(?)もので、その周りに「きな粉」のようなものがついている。

 一口食べたとき、「何これ?」「変な味」と思ったのだけれど、食べはじめると、次々に食べたくなる「魔法の食べ物」だった。友人が「なーんか、食べたことあるよね。この味・・・あ!ハッピーターンじゃない?」と言った。そういえば、ハッピーターンの周りにかかっている粉と似た味がする。友人によると、ハッピーターンは小学生に大人気で、遠足のおやつには必須のお菓子らしい。

 この料理、海南島出身の先生に尋ねてみても、知らないという。お店の人によると「紅芋の糖分をじっくり1年寝かせて・・・」みたいなことを言っていたような・・・。

 


(お店のお姉さんと記念撮影)
食べきれなかった分はお持ち帰りにして、しっかり部屋でいただいた。本当に美味しかった。

 今回の滞在で、以前は気がつかなかったかい「海南島の美味しいもの」を知った。

 糟粕醋,椰子鸡,刷羊肉,清补凉,ライチ,マンゴー、パッションフルーツ、ジャックフルーツ(ちょっと臭いけど、種も美味しかった)、そしてこの小土豆、住んでいた時より、もっと好きになった海南島。