ライチ狩り、2回目 今度はライチ王 ライチ王不作 | 椰子の風に吹かれて  

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中国海南島 海南師範大学日本語教師 海口市での独り暮らしの生活を終えて日本に帰国、無職になって悠々自適?な暮らしをお伝えします。





 

今日は李先生に誘われて、ライチ狩りに行った。海口に来て2回目になる。先生からは雨が降ったら中止で、ご飯だけね~と言われていた。

 今日は、朝から雨、先生から、「この天気では無理なので、食事だけね。5時半に迎えに行きます」というチャットが来た。

 朝、雨が降っていたので、10時からのヨガに行こうか行くまいか迷っていた。昨日ほど大降りではないので、傘をさして歩いていくか~と思い、8時頃予約した。11時に終わって外に出ると結構激しい雨が降っていて、傘をさしていてもびしょ濡れになってしまった。

 



午後は、のんびりしようと、昼寝、3時ごろ目覚めると、李先生から電話がかかって来て、「晴れて来たから行きましょう!」と言うので、3時半待ち合わせで出かけることにした。

 李先生のお兄さんが車を運転してくれて、先生の娘さんの苗苗も一緒だった。火山口のライチは「ライチ王」といって、実が大きくて綺麗、味は大味という人もいるが、日本では決してお目にかかれない、まさに「ライチの王様」だ。

 



火山口のライチ畑の中の道を走るが、木には実がほとんど生っていない。今年は、例年にない不作で、去年の一割くらいしか収穫できないそうだ。だから値段も高くて、去年の3倍くらいするらしい。

 「入場料高いから、いっぱい食べてね」と言われたが、実のついている木が少なくて、まるで宝探しのようなライチ狩りになった。それでも、ライチ王は、大きくて綺麗、ジューシーで美味しかった。摘んだライチを買って(先日山のように購入して、おすそ分けしたが、今日はちょっとだけにした)ライチ畑を後にした。

 ここの管理をしているのは若い男性一人、テントが張ってあって簡易ベッドが置いてあった。盗まれないよう、夜ここで監視しているようだ。

 



火山口から市内に戻り、夕飯をご馳走になった。南国の果物を使った料理、ライチに似せたエビ団子、ライチ入り酢豚、ライチ入りスープ、ドラゴンフルーツの和え物、鶏の姿焼き(?)等、フルーツ尽くしの料理が並んだ。どれも、とても美味しかった。海南出身の李先生は、いつも海南らしい料理をご馳走してくれる。日本から来た私に珍しいものを食べさせたいと、考えてくれる思いやりにあふれた先生だ。

 初めて会った時は2年生だった娘さんの苗苗はもうすぐ中学生になるという。スラっと背が伸びて、おでこにはニキビもチラホラ、子供の成長には本当に驚かされる。苗苗が最近中国で流行っている日本語と言って「人生ちょろかった」という言葉を教えてくれた。どこかで聞いたことがある気がするが、これって、ドラマの台詞でしたっけ?


(今日は、なぜか、写真が1枚しか貼り付けられなくて寂しい記事になりました)