クルーズ報告.船内の様子 | 椰子の風に吹かれて  

椰子の風に吹かれて  

中国海南島 海南師範大学日本語教師 海口市での独り暮らしの生活を終えて日本に帰国、無職になって悠々自適?な暮らしをお伝えします。

 クルーズ初心者夫婦の船内ライフをご紹介します。私は、4年前(コロナ前ですね~)1度クイーンエリザベスに乗ったことがあるのですが、船旅ベテランの親戚のお姉さんと一緒だったので、ただただついていくだけで何も考えなくて良かったんです。それが今回は、船旅初めての夫を私が連れて行くという形なので、あたふたの連続でした。夫は全て私にお任せで、毎日配られる船内のお知らせプリントも見ないんです。今日のドレスコードや船内の催し物等をチェックするのも私の仕事でした。

 

(広いデッキをお散歩しました)

 1日目、横浜を出たのは、夜10時頃でしたが、その後かなり揺れました。次の朝目覚めたらなんだか気持ち悪くて動けません。これが船酔いというのでしょう。そこで、持参した酔い止めの薬を飲みました。優れ物の薬だったようで、その後回復しましたが、レストランでの朝食タイムは6時半から8時半なので、間に合わず、初めての朝食はビュッフェで食べました。ビュッフェはいつでもやっています。

 ランチタイム、レストランは11時半から13時半です。前菜、メイン、デザートを選びますが、いくつ選んでもいいみたいです。案内された席につきますが、相席なので、ここでいろんな人とおしゃべりできるのが楽しみです。

 

 

(ビュッフェの席です)

2日間ずっと航海なので、ご飯の時以外は15階のビュッフェでお茶したり、デッキを散歩したりしました。あとは部屋であとゴロゴロして読書三昧でした。

     

(海南島で創ったチャイナドレスです)

夜ご飯のレストランは指定席です。6人掛けのテーブルに3組の同年代の夫婦となりました。毎日同じメンバーなので、仲良くなりました。1日目のドレスコードはエレガントと書いてあったので、私は海南島で作った黒のチャイナドレス、夫はこの旅のために新調したスーツで出かけました。同席のご夫妻はおふたりとも和服をお召しでした。

 

(最後の日のフィナーレは撮影OKでした)

2日目のお昼にご一緒だったご婦人に夜のショーの予約の仕方を教わりましたが、満席でした。予約なしでも入れると聞き、運良く8時のショーを出来ました出来ました。この後は毎日予約してショーを見ましたが、出演者は同じで内容が違うというものでした。内容は歌が主でしたが、スタイル抜群のお姉さん、イケメンのお兄さんたちが、時々アクロバットを交えながら、迫力ある歌声を披露してくれました。ショーの時間は30分程度でした。(有料のショーもあったようですが、お金がもったいないので見ませんでした。)ショーの後、ロビーで大勢の人が踊っていたので、自分たちも踊ってみたりして、だんだん船内ライフの楽しみ方が分かってきました。

 10日の朝、予定より半日も早く基隆な到着、港に大きな船が入って行く様子は見ごたえがありました。この日は、朝ご飯を船内で、済ませ、クルーズカードとパスポートのコビー(パスポートは船に乗る時に預けなくてはなりません。乗船後パスポートのコピーが部屋に届けられます。)を持って下船しました。一応入国審査?があるのですが、これでいいの?というくらい簡単でした。

 この日は船は基隆に停泊します。船に戻って来るのに門限はないとのことでした。ただ夜の11時から朝の7時までは船から下りられないそうです。ということだったので、この日は船内での夕食はパスして基隆の夜市で夕飯をすませ8時過ぎに船に戻りました。

 台湾2日目は夕方6時に船が出るので、5時半までに船に戻らなければなりません。さすがにギリギリは怖いので、市内観光を終えて、4時頃には船に戻りました。この日の夜のドレスコードはエレガント、私は韓国の友達が手作りしてくれた韓国風のスカートを着ました。

 

(普段は着られないような服が着られて楽しかったです)

(真ん中はレストランスタッフです。この日はイタリアンナイト、レストランのスタッフがパフォーマンスを見せてくれました)

 12日の朝石垣島に到着、ここで再入国となるので、税関申告書を提出して降りました。外には離島ターミナル行きのバス(1人200円)が出ていたので、それに乗り込み、ターミナルのところで島の定期観光バスに乗って観光しました。

 その夜は、船内で過ごす最後の夜です。ドレスコードはホワイトとありました。私は白を基調としたブラウスを着ましたが、夫は白は全く入っていない服装でした。白でない人もたくさんいたので、ドレスコードはあくまでお勧めという感じのようです。この夜は最後だったので、ダンス会場もかなりの盛り上がりでした。カラオケもあるらしかったので、行ってみましたが、皆さんお上手。次に乗ることがあったら歌ってもいいかな。

 

(デッキのウォータースライダーの近くです)

(夜のプールサイド)

13日の朝、船は那覇の港に着きました。前の日の夜10時までに大きなトランクは部屋の前に出して置かなくてはならないので、帰り支度は済んでいます。下船時刻はそれぞれ決まっていて、私達は10時15分でした。レストランで朝ご飯を食べて、時間があるので部屋に戻らずデッキに出てみると、いつになく大勢の人がいます。よく見るとみんな荷物を持っているではないですか、慌てて部屋に戻るとシーツは剥がされ、部屋は片付け体制、慌てて荷物を持ってデッキで下船時刻を待ちました。

 あらかじめ空港までのバスを予約してあったので、バスに乗り、1時15分の飛行機に乗って羽田まで帰りました。

 1度乗ってみたので、MSCクルーズの要領はわかりました。でも、他の船はまた違うのだろうなあと思います。因みに今回の旅行にかかった費用は1人十万円くらいです。私達は窓なしの最低のお部屋だったのでこんなに安く済みましたが、申し込んだ旅行社や時期によって値段はまちまちのようです。私達は最安だったと思います。

(沖縄で下船したときの写真です) 

田舎者夫婦の初クルーズですが、私たちにも楽しむことが出来ました。皆さまも、チャンスがあったら乗ってみてください。新たな世界が開けると思います。