梅干しが出来た? | 椰子の風に吹かれて  

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中国海南島 海南師範大学日本語教師 海口市での独り暮らしの生活を終えて日本に帰国、無職になって悠々自適?な暮らしをお伝えします。


(梅干し)

 1ヶ月ほど前に、日本人の友人に青梅をもらった。もらった時、いったいどうしたものかと悩んでしまった。「梅シロップ」は作ろうとしたことがあるが、見事に失敗。「梅酒」はアルコールがダメなので作っても飲めない。友人は「梅シロップ」の作り方を教えてくれたが、失敗したことを思い出し、「梅干し」を作ってみようと思った。還暦を過ぎていると言うのに、「梅干し」の作り方も知らないとはお恥ずかしい限りだ。ネットで「梅干しの作り方」を検索、初めて、梅干しの作り方を知った。その中に「ジップロックで漬ける」というのがあったので、これならできるかも?と思い、ジップロックに塩と梅を入れて約3週間、そろそろいいかな~と思い、天日に干してみた。「梅干しっぽい」ものが出来た。非常に酸っぱくて塩辛い。これでいいのか?確かに梅干しのようだけど・・・どうなんだろう?

 


(納豆製造中)

日本にいた時、私は赤飯も炊いたことがなかたし、海苔巻きも巻いたことがなかった。食べたいと思えば、いつでも買って食べられるのだから自分で作る必要はないと思っていたのだ。ところが、日本を離れ、中国に来て、外では日本食はほとんど食べられなくなった。中国でも上海や広州では美味しい日本料理屋さんもあるだろうが、ここ海南島の日本料理は・・・不思議な日本料理しかない。日本にいる時は、納豆も、梅干しも、味噌汁もあまり好きではなかった。それがどうだろう、納豆と梅干しは自分で作ってまで食べようとしているのだ。日本を離れてみて、日本食を渇望している自分に驚いている。

 


(こちらで振る舞う定番、天ぷらだけは自信あり)

そして、こちらにいる間に、自信を持って、美味しい日本料理を中国の友人たちにご馳走できるようになりたいものだ。