
裁かれる用意はできた、彼はあらゆる覚悟をもって、最期の旅へ出る用意をして、自らの過ちらしきに間違いなどありはしないと、
俗物は常に冷たく、多数の卑しき手段を用い、彼の生まれた奇跡を否む、何をするでもしなくとも、その命に罪は宿ると、
葬列はその首を、断頭台にて堕ちるを待って、雨に汚れし花を持つ、流れる風にさらされてなお、極めた孤高の逆賊よ、
勝敗などないレースにて、少年は駆走を棄てた、たかがこのしれた命をもって、反旗に火を点けられるのなら、狂喜にてなお首を俗に差し出そう、
裁かれる用意はできた?
枷を四肢にあてがわれ、俯きながら彼は笑った、終わりを待つのは君達なんだと口角吊り上げ舌を出す、
君らの掲げる正義など、新たに始まる時が過ぎれば、全ては愚者の愚行に過ぎぬ、この姿を見届けよ、垂れた頭に垂れる長髪、
裁きを前に彼は笑った、喧噪を経て解き放たれると知っていた、踵に韻律、激しく鳴らす、彼らの神を嘲笑う、
その崇高なるは君らの弱きがつくりし偶像、
僕には通じない偶像、さあ、この諸悪なるはその合わせた手のなかに、
私のなかにそれはいない、
私のなかにそれはいない、