思い出の花 -74ページ目

一番暑い夏


最初は青白い顔に
純白のユニホームが
初々しかった僕らに
三度目の夏がやって来た
一緒に夢を
追い掛けたチーム
最後の夏

みんな一生懸命に
頑張った姿は
たくましく成った身体
日焼けした顔
土色のユニホームを
見れば分かる

純白ユニホームのマネージャー
彼も僕らと同じ夢を
追い掛けるチームメイト
マネージャーの頑張りは
真っ黒に成ったノートを
見れば分かる

僕らは 今
一番暑い夏の中にいる

極秘機密


他人に秘密を打ち明けられた悲劇

他人の秘密まで共有しなければ成らなくなった

心が重い
頭がモヤモヤする



突然
『好き』
と 言われても……



僕の秘密
『他に好きな人が……』

七夕~夢の跡~


願い叶わず
夢物語と化した空
寂しく短冊風に揺れ
手を振る笹の葉
夢よ去らば

照り付ける陽射しに
この身を焼かれ
滴る汗に顔歪む
夢は己で掴むもの
額に汗した労働を
空から星は見てなさる

七夕に目標描く
短冊五色
努力の数だけ
滴る汗は煌めいて
頭上に星が輝ける

手を振る笹の葉
夢よ こんにちは