にがお絵けんちゃん ホームページはこちらへ
けんちゃんTwitter ツイッターもやってます♪
こんにちわ！
どうも、けんちゃんです！
今回の偉人の似顔絵は
旧ロシア帝国の皇女アナスタシアさんです。
２０１８年の６月１４日からロシアで開催された
サッカーワールドカップ
日本も決勝リーグに進出し、大いに盛り上がりましたね
このロシアワールドカップから
さかのぼることちょうど１００年前の
１９１８年７月１７日。
旧ロシア帝国の最後の皇帝、ニコライ２世が処刑されました。
そのニコライ２世の４人の娘の第四皇女が
今回のアナスタシアさんです。
１９０１年に生まれたアナスタシアさんは４人の皇女たちの中でも
とりわけ性格がユニークで写真を撮る際には変顔をしてみせたり
いつも冗談を言って周囲を騒動に巻き込んでいた
いわゆる『おてんば姫』だったそうです
（皇女様は変顔がお好き
）
そんな彼女を父親のニコライ２世はとりわけ可愛がり、
周囲の人たちも文句は言いつつも、非常に愛していたそうです。
しかし、その後ロシア革命が起こり
アナスタシアさんも含む皇帝一家は革命軍の管理下に置かれ
１９１８年、ニコライ２世と同日に処刑されてしまいました。
”悪戯好きで根はやさしく、オテンバなお姫様”
そんな愛されキャラだったアナスタシアさん
後年、世界中で彼女を題材にした作品が数多くつくられました。
そんなアナスタシアさんを
描かせていただきたいと思います。
下書きの下書き
変顔・・・はさすがに失礼かなっと思ったので
普通の顔で描かせていただきます
大体の位置を決めました。
人物の下書きが出来ました。
アナスタシアさんの趣味は写真撮影で、
１３才ごろからよく鏡に映った自分を写し
それが、自撮りの発祥だったといわれています。
背景の下書きです
ペンで縁取りをしました。
塗っていきます
後ろの壁に掛けてある額縁には
家族の写真と、アナスタシアさんが子供の頃に描いた絵を
描かせていただきました。
完成です♪
----------------------------------------
ロシア帝国最後のお姫様
アナスタシアさん。
彼女はロマノフ王朝の最後の女性でした。
そのロマノフ家がロシアの統治者となったのには
ある女性がその当時の王様と結婚したことが関係しています。
１５４７年、後に雷帝と呼ばれるイヴァン４世。
彼の花嫁を選ぶために開かれたコンテストで一際美しい女性が
アナスタシア・ロマノヴナさんでした。
イヴァン４世はアナスタシアさんを気に入り結婚
アナスタシアさんが皇后となったことで
彼女の一家は繁栄し、その後、アナスタシアさんの兄の孫
ミハイル・ロマノフさんが子孫の途絶えたリューリク家
(イヴァン４世の家系）を引き継ぐ新世代の皇帝となり、
ニコライ２世まで続くロマノフ王朝を
スタートさせます。（直系の子孫は何度か途切れています）
イヴァン４世の皇后アナスタシアさんの
直接の子孫ではありませんし
"アナスタシア"とはよくある名前の一つですがなんだか
運命を思ってしまうのは僕だけでしょうか？
ロシアの歴史って複雑で謎があって
結構好きです
↓ロシアの歴史を簡単にまとめた画像です。
興味があるかたはご覧ください。（※諸説あり）
以上 偉人の似顔絵『アナスタシア・ニコラエヴナ』さんを
ご紹介しました。
※ ご先祖様のピョートル大帝もご紹介しています
次回はいよいよ第100回！！
久々に偉人の似顔絵以外でブログを更新します
にがお絵ショップオープンしてます。
可愛く描きます。
応援よろしく！