こんにちわ!
どうも、けんちゃんです!
今回の似顔絵はロシア帝国の初代皇帝『 ピョートル1世 』さんをご紹介します。
↑ ピョートルさんは1672年 ロシアのモスクワで生まれます。
ピョートルさんが生まれたころ、ロシアはかなり力を弱めていました。
『 雷帝(らいてい) 』と呼ばれたイヴァン4世さんという人が亡くなり
国内は安定していましたが、悪く言えば進歩のない国となっていました。
幼いころから外国人村に出入りしていたピョートルさんは
いち早くロシアの将来を危惧。
25歳ぐらいの時に大規模な西洋使節団を派遣し
自らもピョートル・ミハイロフと名乗ってヨーロッパ各地を視察。
造船所、病院、武器庫、植物園、大学・・・
さまざまな施設を訪れ、自ら施設で働き、技術を習得。
これからのロシアに必要だと思うものを爆買いし
学んだ技術とともにロシアに帰国。
それまではロシア国と呼ばれていた国は
『ロシア帝国』となり、全世界が無視できなくなるような
超強力国家へと大パワーアップします。
複雑国家ロシアで輝くスーパースターの
ピョートル1世さん!
身長は2メートル以上!!
ピョートルさんは
ピョートル大帝(たいてい)
...と呼ばれていました。
その名に恥じず、功績も身長も超ビック!!!
そんなピョートル大帝様を描かせていただきます!!
どんな絵にするか下書きの下書きです!
巨大なピョートルさん。
剣とハンマーを持ちロシアに君臨!
民衆や兵士たちはビッグな皇帝を歓迎しています。
ドキドキ!!
ささっと下書き。
目をちょっと大きめにします。
形を整えていきます。
後ろの街は・・・難しいですね(;´Д`)ノ
資料を見ながら、それっぽく描いていきます。
ペンで人物を描いていきます。
背景もペン。
かなり後方に町があるので書き込みは抑えてそれっぽく
色を塗りまーす
今回は影の色をグリーンにします♪
よっ!
はっ!!
ピョートル大帝はほぼできました!
最後の仕上げをします!
完成!!!
ロシアといえばなんか、こんな激しい雲を想像するのは
僕だけでしょうか?
もっと民衆を描いたほうがよかったかもしれませんね。
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※「ロシア国(もしくはロシア・ツァーリ国など)」はピョートルさんの
ひいひいおじいさんの妹の旦那さん(遠いね)だった
雷帝イヴァン4世 が初めに呼びました。
参考までにイヴァン4世からピョートルさんまでの簡単な家系図です。
ピンクの文字は 女性
黒文字は 男性です。
王位を継いだ人は左上に冠のマークを付けています。
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現在のロシア紙幣 500ルーブル(日本の1,000円ぐらいの価値)
にも印字されているピョートルさん。
実は日本とかかわった初めてのロシア皇帝で
1690年代後半~1700年代前半ぐらいに
大阪の 伝兵衛(でんべえ)さんという方の乗った船が難破し
ロシアに流れ着きました。
探検隊に救援された伝兵衛さんは
そのままピョートルさんの元へ行き日本とはどんな国なのかを
詳しく報告しました。
ピョートルさんは日本という国に非常に興味を持ち
伝兵衛さんを日本に帰すことはせず彼に日本語教育をするよう伝えます。
約200年後ロシアと日本が戦争をすることになるのですが
ある意味、日本とソ連、ロシアのもめ事はここから始まったのかも
しれませんね!
決して"優しい人"ではなかったピョートルさんですが
自国の防衛とインフラ整備など国家元首としては超一流でした。
成功をつかむには時に非情にならないとダメってことですかね?
以上、偉人の似顔絵 『 ピョートル1世(大帝) 』 さんをご紹介しました!
にがお絵ショップオープンしてます。
可愛く描きます。
応援よろしく!