こんにちわ!
どうも、けんちゃんです!
今回の偉人はイギリスの経済学者
ジョン・メイナード・ケインズさんをご紹介いたします。
↑ケインズさんは1883年イギリスのケンブリッジで生まれました。
ケインズさんが大活躍したのは
約90年前に起きた世界大恐慌前後の時代です。
町中に仕事のない人があふれるロンドン
ケインズさんは頭を抱えていました。
それまでの経済学では
『失業者(仕事のない人)』は存在しない
ことになっているのに
みんなどうして『GIVE ME A JOB (私に仕事をください)』
...と書いた看板を持っているのか?
簡単に言えばそれまでは『仕事のない人』は
・ ニート(自発的失業者)
・ 勉強中の学生や職業訓練生、
もしくは一時的に病気になった人(摩擦的失業者)
上記の2種類しかいないことになっていたんです。
しかし、ある時ケインズさんは気が付きます。
違う・・・
働きたくても働けない人
『 非自発的失業者 』がいることも考えないと
ますます不況になってしまう。
新しい経済学を考えなくてはならない・・・と!
ケインズさんの書いた
『雇用・利子および貨幣の一般理論』は
戦後世界中の景気を立て直すのに大活躍し
特に先進国では人類史上最大の超高度経済発展をして
みんなの生活は信じられないほど豊かになりました。
日本も現在のようにきれいな道路や立派な空港や港
新幹線が配備されたのもこの理論があったからこそ!
現アメリカ大統領のドナルド・トランプさんも
たくさんのお金を使ってアメリカを良くするぞー
と、言っていますがこれはケインズさんの理論を使った方法で
今、世界中で再びケインズ型と言われている
経済政策が注目されています。
そんなケインズさんの似顔絵を描いていきます!!
過去の経済学の本を参考に、
新しい理論を考えているケインズさんを描きたいと思います。
窓の外にはロンドンの街並み・・・
鼻が特徴的ですね。
白黒の写真が多くて、写真によっては顔の印象が
かなり違っていたので、有名なこの写真と
インターネットで他の写真も参考にしながら描きます。
紙に大体の位置を描きます。
体を描いていきます。
あとでスーツを着ていただきます。
スーツを着ていただき、読んでいる本や後ろの背景を描いていきます。
下書きできました~
早速、塗っていきます。白黒なので想像も入れながら・・・
影の部分、今回はパープルを使います。
少しくすんだ感じを表現できたらと思います。
濃い黒をアクセントに使用しました。
ケインズさんの奥様ってリディア・ロポコワさんっていうんですけど
ソビエトの人で、ダンサーとしてイギリスに来ていた時に恋に落ちたそうです。
リディアさんとは子供はできませんでしたが
最後まで仲の良い夫婦として暮らしたそうです。
完成まであと少し!
赤系の色が少ないので
茶色、赤を加えて、絵全体を少し鮮やかに仕上げます♪
完成!!
今回も後ろのビックベンの時計台には
資料を参考にさせていただきました!
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←とっても 面白い新作ゲーム発売!!
うわあ新作のゲームだ!! ほしい! 面白そう!
でもボクたち二人とも会社、クビになったんだ!
退職金は貯金して万が一の時に備えよう!
仕方ない、ゲームはあきらめよう。
プレイしなくても死なないさ・・・
日本全国でこうなると・・・
このゲームに社運を賭けていたのに・・・倒産だ!
オレたち、ゲーム会社で働いていました。明日から無職です!
← 仕事終わりに毎晩二人で飲みに来ていた居酒屋
もう、この店にも行けないね・・・
うん・・・
この連鎖がつながり、全産業がダメになってしまいます。
これをなんとかするには、
最初のがゲームを買っていれば良かったのですが・・・
残念ながら仕事をクビにされてしまいました。
しかも、町には全然仕事がありません。
いえ、仕事はあるのですがブラック企業や給料がめちゃくちゃ低い
今にもつぶれそうな会社しかありません。
ケインズさんはこの事態にある解決策を見出します。
『 仕事を国が作ってやること 』です。
はゲームがほしい!
なら、その為のお金を国が出せば万事解決です!
もちろん、をプレゼントするわけにはいかないので
仕事を作ってあげます。
ケインズさんの理論では
一番、効率的なのは『公共事業』です。
簡単に言えば、道路や橋を作ってあげることなのですが
道路を作ってあげれば、そこで働く人も雇えて
コンクリートを作る会社にもお金が入って、
砂利を運ぶ運送会社にもお金が入って・・・と再び活気づくようになります。
お給料がもらえれば、もゲームが買え
も失業せずに済みますし、飲み屋さんも二人のお客さんを
逃さずに済みます。
ざっくりでしたがケインズさんの理論はこんな感じです。
※インターネットの動画やケインズさんの本やその解説書
漫画版ケインズさんの理論などを参考にさせていただきました。
経済の分野はとても専門的で難しく
僕は経済の専門家ではないので、
誤解や間違いがあるかもしれません。
詳しいことは、経済学者さんの本や動画を見て
いただければと思います。
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最初にも述べましたが
現在、ケインズさんの理論の
"ケインズ経済学"は再注目されてきました。
国内でもケインズ経済学を
もう一度見直してはどうかという気運も高まってきています。
ケインズさんの経済学はある意味
無駄遣いのように見受けられる箇所もあり
批判をされるポイントでもあるのですが・・・
非常に残念な世界ですが今の豊かな暮らしが資本主義で
成り立っているから仕方がない部分もあると思います。
お肉を100万円買ってくれた
お客さんがいたとします。
100万円の収入を得て僕は得をしました。
なんの料理に使うのかと思いきや
そのお肉を食べもせず、捨ててしまいました。
そしてまたお肉を100万円買ってくれました。
僕は200万円のビックボーナスを手に入れたのですが
心情は複雑です。
でも、200万円あれば旅行にも行けますし、
欲しいものも買えて、買ったお店や旅行先がまた潤います。
・・・
もちろん、こんな極端な人はそうそういないと思いますが
これでも経済活動になってしまうのが
資本主義の残念なところです。
清く正しく、みんなでお金を使いあって
みんなが豊かに暮らせればいいなって思うんですけどねぇ
以上、偉人の似顔絵 『 ケインズ 』さんをご紹介しました。
にがお絵ショップオープンしてます。
可愛く描きます。
応援よろしく!