明治期の女の人が「米俵を担ぐ」写真 | 和風画師の徒然記

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和風画房 結(ゆい) オフィシャル ブログ

この『収穫したお米を運ぶ農家の女性たちの姿』を写した写真。

 


(※米俵1俵で60キロ前後はありますから、×5俵で300キロ前後を、日常的に背負っていたことになります!!)

見たことある方、いらっしゃいますか?

私が初めて目にしたのは大学生の時。
そのインパクトと衝撃は、今だ忘れることはなく。

当時農学部でしたので、レポート提出のために農業専門書をいろいろ手に取ってた時、偶然に見つけた写真でした。
その写真は男性たちが担いでいるものだったので、米俵の数はもっと多く、きっと500キロ前後は担いでたかと思われます!

それでも、その時の男性(おっさん)やこの女性(おばちゃん)たちも、作業着越しとはいえ、どう見ても巨漢にもマッチョにも見えません。
なので一層、その情景にあ然としてしまったのでした。
(でもどうしたらこんなに担げれるのか?って、方法論までは頭は回らず。)


ちょっと話変わって。
間もなく、WBCの世界大会やプロ野球が開幕しますね!

日本を代表するピッチャーでもある、オリックスの大エース・山本由伸投手。

 


 

その山本投手が、以前この写真を見て、こんな風に言ってたというのです。

「昔の女の人が米俵を担いでいる写真。
担げるの?って思うじゃないですか。
コツを知っているから持って運べる。人間にはそれだけの力があるはずなんです。トレーニングしているわけではないのに、生きるためにこういうことができる。
じゃあ筋肉じゃない。
自分の体の重心の位置を明確にすることが大事。力で持ち上げているわけではなく、うまく乗せている。
投げるのも一緒だと思う。」

超一流は、偉人の心持ちだけでなくその技をも知る、ということなのでしょうか(^ー^)b


【謝辞】
こちら、投稿後に数人の方からメール等で「ヤラセ写真」の可能性があるものだと、ご指摘を受けました。
ただ、昔の人たちが自身の体重よりもはるかに重いモノを背負って未舗装の山道を、またとんでもない距離を運んでいたという事実は変わりません。
そして、山本投手の素晴らしい推察能力も~
皆様、申し訳ありませんでした<(_ _)>

 



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