わたしの両親は盲人ですが、
（特に母は両目とも義眼の全盲 
）
父は更に、
小児麻痺の後遺症 
もあったらしく
子どものわたしから見ても
足元が怪しげで、
度々怪我をしては、
「絆創膏、貼ってくれ…」
…と、
わたしに手当てを頼んできました 
数針縫うような怪我でも
オ〇ナインと絆創膏で治してしまっていた父…
…血は争えませんねぇ…（苦笑
2009年2月のmixi日記より…
けれどこの数年後、
父は夜間救急外来のお世話になるような
酷い怪我を負いました… 
自らの不注意で…💧
足のフラ付きも悪化していた時期だったので
車椅子をお借りして父を乗せ
診察室まで連れて行った深夜…
余りにも美しい星空に
一瞬見惚れていたわたしに
（街外れの田舎にある総合病院…わたしが癌子ちゃんの診断を受け、各種検査を受けた病院でした…💧）
「本当に、ごめんなぁ…」
と力なく俯いた父…
そんな父にわたしはちゃんと
優しい笑顔を向けることが
できていただろうか…
わたしが大人になってからの
父との想い出は、
罪悪感と自己嫌悪に
リンクするモノばかり…
毎日少しずつmixi日記を読み返しながら
気持ちがどんどん堕ちて来たのは、
当時の病んでいた闇の渦中に在る自分に
シンクロしてしまっているから
だけでなく、
日記の中に、
時折想い出したように
当たり前に存在している優しい父が、
今この瞬間の現実にいない、という
その不在を改めて想い知らされた
寂しさから…だと
気付いてしまいました…
今日は父の誕生日
昨夜ふと、
「柏餅…」
と浮かんだので、
甘味の大好きな父のお墓へ
美味しい珈琲を淹れて
柏餅とわらび餅を持参し、
お参りしてきました
久しぶりに一人でお参りしたので、
父とゆっくり話せた気がします…
父が亡くなって8年が経っても
まだまだ泣けてしまうのですが…
無理に我慢はせず、
自然に任せます…
こうして、
父のことが大好きだ、と
誰に臆することなく言えるしあわせを
噛み締めていたいのです…
は見上げたハナミズキ…
お父さん、
きっとまた来世でも
逢いましょう… 
次に生まれ変わる世界は
地球じゃないかもしれないけどね 
ありがとうございます
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