

映画人生フルーツを観に行きました。
・・・
こつこつ こつこつ、
自分の手で創り、
積み上げていく暮らし。
あるものを磨いて
輝かせていく暮らし。
月日と想いで彩る暮らし。
・・・
衣食住、暮らしのなにもかもを
買い揃えることしか知らなかった
わたしにはとても気の遠くなる話。
買った方が見栄えがいいし、
買った方が早くて安い。
だけどお金で買う暮らしは
誰かの流行り廃りに惑わされ
誰かと違うことにどこか怯えている。
・・・
テレビCMの音よりも
木々と風の声に耳を澄まし
自分で産み出し
自分で自分でを満たす暮らし。
生きてきた分だけの
物語に彩られた暮らし。
一日いちにち一年いちねん
こつこつ こつこつ
年輪を重ね枝葉を増やし
こつこつ こつこつ
年相応に老い、成熟する。
風が吹き季節ごとに
枯れ落ちる葉は土を肥やし
自らもまたそれを堆肥にして
花を咲かせ実をつける。
【ときをためて、ゆっくりと】
寄り添いながら一生を掛けて
大きなおおきな果樹となった
津端修一さんと英子さん。
その樹は希望の樹として
その実りでわたしたちを潤し
その種があちこちで芽吹いています。
・・・
おふたりのことを
知ったのはまだ震災の前。
新聞で記事を読み、
本を借りて読みました、夢中で。
今、いやーーってほど
手の入れ甲斐のある古い家と
手の入れ甲斐のある畑を前に…呆然。
憧れだけではできない。
だって生きる方法を知らないから。
お金に換算して
生きる方法しか知らなかったから。
お金を使って
満たされる方法しか教わらなかった。
こつこつ こつこつ、
学ばなくては。
それでは、
いつまでも満たされないことを
もう知ってしまったから。
春夏秋冬、季節にそって、
晴れの日、雨の日、天気にそって、
0から育っていけばいい。
根腐れせずに芽を出して
枝の一本でも葉の一枚でも
増やすことができたら、上等。
生きることの
土台となる土さえ守れたら、
跡は誰かが引継いでくれることでしょう。
・・・
10月1日(日曜日)
文化庁芸術祭賞
「人生フルーツ ある建築家と雑木林のものがたり」(東海テレビ放送)
午後0:48ごろから放送されるそうです。
視聴環境がある方はぜひぜひ
(うちはみれないのでみれないのだけど
)














































