親が悪いのか・・・? | あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

いつの間にか前期高齢者になっていました。65年以上生きてみると 色んな事を経験しました。「達成」「失望」「離別」「病気」...
それぞれの経験に意味があると最近思います。お会いすることのない、どなた様かのお役にたてば幸いです。      

親は知らないうちに12歳の子供が一人で近所の精神科に行った。

学校で友達関係が苦しくて夜眠れないと相談しに行った。

かぜなどで一人で受診させていた。

具合が悪かったら病院へ一人で平気で行ける子供だった。

それが「親が悪い」と言われたら何もいえない。

でも、12歳の子供が一人で精神科に行って、いきなり抗うつ剤と抗不安剤、精神安定剤、睡眠導入剤をたくさん処方した開業医がいる現実。

気づいて驚いてその開業医に聞きに行った。

「欝かどうかは、わからないが本で読んだら『うつ』って書いてあったから、薬が欲しいというから処方した」と言われた。

「コレくらい飲んでも何も影響が無い量だ」とも言われた。

何が「影響がない」だ。それから離脱に苦しみ、薬を止められなくなり今も苦しんでいる。

薬を止めさせたくてあちこちの医者に相談した。

親の前では医者は「減らしていくように努力しましょう」と言う。

でも、離脱に苦しむ子供には「お母さんは素人で何もわからないんだ、こんなに苦しいのを治す薬を飲みましょう」と子供を洗脳する医者。

結局、誰も信じられる医者などいないことだけがわかった・・・



これはニコラスの「想像の話し」ではない。



某精神医療サイトの「掲示板」に書き込まれたコメントからの抜粋である。



12歳でこうなら、中学生、高校生のお子さんが、ご両親の知らない間に精神科を受診し、向精神薬を処方されていると推測することも無謀なこととは思えない時代になってしまった。

中学生、高校生といえば13歳から18歳、人生で最も多感な時期である。

この時期、殆どの子ども達が「ソフト・ドラッグ」に分類される「煙草」「アルコール」に興味を持ち始める。

そして一部の子ども達は「興味を暴走」させ、「シンナー」や「脱法ハーブ」にまで手を出してしまう・・・



先日紹介したようにアメリカではADHD処方薬が、集中力が上がる「勉強ドラッグ」として密かに流行しているという・・・



興味本位に「危険なクスリ」の情報が、彼らが手放せないスマホを通じて、瞬く間に「拡散」してしまう。



数年前、中枢神経刺激薬リタリンを簡単に入手できる「精神科」という情報がネットで広まり、「京成江戸川クリニック」を含む3件の精神科クリニックで、リタリンの使用量の2/3を処方していたという事実もある。



「リタリン」つまり「メチルフェニデート (麻薬及び向精神薬取締法により第一種向精神薬指定)」である。

リタリン の処方は少なくなったようだが、ADHDの第一選択処方薬としてメチルフェニデートの「コンサータ 」の処方量は年々増加している。



リタリンやコンサータなどの中枢神経刺激薬は覚醒剤(1)である。



テキサス大学サウスウェスタン医療センターの研究者らは、脳の発達途上でメチルフェニデートを投与すると「成長後の行動適応に異常が生じる」との結論を下した(2)





「親が悪い」と言われたら何もいえない・・・



いいえ、お母さん、あなたは悪くない。



ニコラスはそう思う・・・



Nico





(1)リタリン・コンサータ・ドグマチールは覚醒剤

http://ameblo.jp/nicolas2012/entry-11485048151.html



(2) 「心の病の病の流行と精神科治療薬の真実」第11章「子どもに広がる流行病」339P