リタリン・コンサータ・ドグマチールは覚醒剤・・・ (中枢神経刺激薬) | あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

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いつの間にか前期高齢者になっていました。65年以上生きてみると 色んな事を経験しました。「達成」「失望」「離別」「病気」...
それぞれの経験に意味があると最近思います。お会いすることのない、どなた様かのお役にたてば幸いです。      

どんな薬でも効果とリスクを分析すべきだが、通常は、効果がリスクを上回るよう期待される。

だが、今回の場合、NIMHは長期的にみて効果に算入できるものが何一つないことを確認した。そうなると残るのはリスクのみである。そこで今度は、刺激薬が子どもにどのような悪影響を与えているのかを見ていきたい。

 リタリンなどのADHD治療薬は、数多くの身体的、情緒的、精神的な副作用を引き起こす。

身体的問題として、眠気、食欲減退、倦怠感、不眠、頭痛、腹痛、運動異常、顔面・音声チック、歯ぎしり、皮膚炎、肝臓障害、体重減少、成長抑制、高血圧、心臓突然死などが挙げられる。

情緒面の問題には、抑うつ、無気力・全身倦怠感、気分変動、泣き続ける、苛立ち、不安、世界への敵対感などがある。

精神的問題には、脅迫症状、躁病、妄想症、精神病エピソード、幻覚などがある。

メチルフェニデートは、脳内の血流やぶどう糖代謝も低下させ、一般に「精神病理学的状態」に伴う変化を引き起こす。

- 中 略 -

テキサス大学サウスウェスタン医療センターの研究者らは、脳の発達途上でメチルフェニデートを投与」すると「成長後の行動適応に異常が生じる」との結論を下した。



「心の病の病の流行と精神科治療薬の真実」第11章「子どもに広がる流行病」339P 





リタリンなどのメチルフェニデートは「中枢神経刺激薬」に分類される。



以下は「中枢神経刺激薬」に関する抜粋情報である。



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中枢神経刺激薬は、中枢神経系に作用し、その機能を活発化させる薬物の総称である。

またその作用から覚醒剤と呼ばれることもある。



狭義にはそれらの薬物のうち日本薬局方に収められている薬物を指す。

薬局方は、医薬品に関する品質規格書。医薬品や生薬が収載されているほか、試験法や純度の基準・剤型などが記されている。

日本薬局方とは、医薬品の性状及び品質の適正を図るため、薬事法第41条に基づき、薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて厚生労働大臣が定め公示する、医薬品の規格基準書。 構成は通則、生薬総則、製剤総則、一般試験法及び医薬品各条からなり、収載医薬品については日本国内で繁用されている医薬品が中心となっている。



昏睡からの覚醒やナルコレプシーなどの重度の睡眠障害の治療に使用されることが多い。



中枢神経刺激薬は狭義の覚醒剤を含み、日本ではアンフェタミン、メタンフェタミン、およびその塩類が覚せい剤取締法の対象薬物となっている。このうちメタンフェタミンの塩酸塩である塩酸メタンフェタミンは日本薬局方に収められており、医療的利用が認められている。



塩酸メチルフェニデートは欧米で注意欠陥・多動性障害(ADHD)の治療に使用されているが、その副作用や中毒性については更なる研究結果を待つ必要がある。



治療目的以外での使用

一部の健康な人は、これらの薬を「認識能力増強薬」、つまり「脳機能の増強薬」として使用しており(特に米国に多い)、多くの国では現状これらの使用方法は非合法とされている。



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つまり 中枢神経刺激薬は、本来「覚せい剤取締法」の対象薬物とされる「覚醒剤」ではあるが、例外的重度の睡眠障害の治療に使う事を薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて厚生労働大臣が定めているだけである。



副作用や中毒性についてはまだまだ不明な部分が多い・・・



主な中枢神経刺激薬を分類してみた。



種類と具体例

リタリンアンフェタミン - 覚せい剤取締法により覚せい剤指定

ゼドリン(武田薬品工業) - 現在では発売が中止されている。

メタンフェタミン - 覚せい剤取締法により覚せい剤指定

ヒロポン(大日本住友製薬)

メチレンジオキシメタンフェタミン(MDMA)麻薬及び向精神薬取締法により麻薬指定

エクスタシー - MDMA

モダフィニル - 麻薬及び向精神薬取締法により第一種向精神薬指定

モディオダール(アルフレッサ)

タウロポン(ピップフジモト)

エスタロンモカ(エスエス製薬)

コカイン - 麻薬及び向精神薬取締法により麻薬指定

ペモリン  - 中枢作用性交感神経刺激アミン

ベタナミン(三和化学研究所)

メチルフェニデート - 麻薬及び向精神薬取締法により第一種向精神薬指定、処方箋医薬品

リタリン(ノバルティス)

コンサータ(ヤンセンファーマ)

デキサメチルフェニデート - アンフェタミン系抗うつ剤

フォカリン(ノバルティス)

カロパン(日本新薬)

スルピリド - ベンザミド系定型抗精神病薬

ドグマチール (アステラス製薬)



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メタンフェタミン(1)とは別名「シャブ」「ポン」と呼ばれ、依存性が高く「シャブ中・ポン中」と蔑視される「依存症患者」を多く作りだした・・・

エクスタシー (MDMA)はタレントの押尾学が知人の死亡事故を放置したことで話題になった。



ベタナミン リタリン コンサータ フォカリン ピプラドロール カロパン ドグマチール ・・・



これらは「覚醒剤」であることを忘れてはならない・・・



大人は「自己の判断」で飲めばいい。

後は自己責任だと言われるだけである。



精神科医・製薬会社がどんな詭弁を使おうとも

こんな「危険なクスリ」を子どもたちに処方することは、私は間違いだと思う。



Nico





(1)メタンフェタミン

メタンフェタミンはアンフェタミンの窒素原子上にメチル基が置換した構造の有機化合物である。代表的な覚醒剤として知られる。

1893年(明治26年)、日本の薬学者・長井長義によりエフェドリンから合成されて生まれた。1919年(大正8年)、緒方章がその結晶化に成功した。

アンフェタミンより強い中枢神経興奮作用をもつ覚醒剤であり、日本では覚せい剤取締法により規制されている。医療の現場においては現在、昏睡、手術後の虚脱状態、統合失調症における遅鈍症、ナルコレプシー等に対し施用されることがある。

第二次世界大戦当時には連合国軍と枢軸国軍の双方で、航空機や潜水艦の搭乗員を中心に、士気向上や疲労回復の目的で用いられた。21世紀初頭の近年、世界各国においてその蔓延の急速な進行が確認されており、一例としてアメリカ合衆国では、「最も危険なドラッグ」として語られるものとなっている。

日本語では、シャブ、エス(S)、スピード(Speed)などの俗称で呼ばれる。ヒロポンの名でも知られるが、これは商品名である。英語ではIce(アイス)、Meth(メス)、Crystal meth(クリスタル・メス)などの俗称がある。

Wikipedia抜粋)