フレンズオンアイス2025感想 | みづきのブログ

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フィギュアスケーターの高橋大輔さんを応援しています

8月31日、今年も日テレプラスでフレンズオンアイスの生中継がありました。しかも嬉しい12時30分からの昼公演と、17時からの夜公演(千穐楽)の二本立てです。今年のテーマは「愛と情熱」。

又々遅れてしまいましたが、個人的に特に印象に残った演技について簡単な感想を書いてみたいと思います(敬称略)。

 

(第一部)

オープニングの、新体操のような長い光るリボンを操ってのスケーターの入場はとても幻想的で綺麗でした。高橋さんもソロとしてジャンプを試みてくれて、嬉しいです。

 

三浦佳生選手。和風の鎧を思わせる衣装、疾走感のあるプログラム。三浦選手は美女と野獣のような、ディズニー的な若々しく明るい曲が似合うと思っていましたが、こういった重厚な曲も滑りこなしていって欲しいですね。

 

ジェレミー・アボット。アマの頃から大好きなスケーターの一人。フレンズによく来てくれるようになって、嬉しいです。今回も美しいスケーティングと、表現力に引き込まれました。

 

櫛田育良&島田高志郎選手。今回最も注目していたスケーター達です。島田選手はシングルで長く活躍し、先の氷艶でも犬役をコミカルに好演していました。しかし半年前からアイスダンスに転向。櫛田選手はシングルと二足の草鞋との事ですが、身のこなしはダンサーで、とても優美なスケーターです。二人共組んで一年目とは思えない余裕すら感じさせるこなれた上手さと、フレッシュな若々しさを備えた期待以上のカップルでした。

 

村元哉中。人形(マリオネット?)が急に踊りだす、面白いプログラムで、アボットによる振り付けも攻めたものですが、踊りこなしてしまえる村元さんは流石で、ソロでも存在感を放っていました。

 

第一部トリ、高橋大輔。飾り気のないシンプルな紫系の衣装と、暗めで静かな曲調が、一層彼の滑りと曲とを一体化させ、同調性を高めていました。30代最後のソロナンバーで、変わらず素晴らしいスケーティングやスピンを見守る内、短くあっという間に終わってしまった印象です。夜の千穐楽公演での演技はよりシャープでキレのある動きでジャンプも見事に決まり、本当に美しかったです。

 

(第二部)

グループナンバー②、かなだい、いくこう、荒川静香&本郷理華の三組のカップルによる「オペラ座の怪人」の共演。豪華な、まさに響宴でした。かなだいは流石のスピードと躍動感。又この演目の彼らを観る事が出来て嬉しい。長身の荒川さんのファントムが男装の麗人ぽく良かったです。

 

ジェイソン・ブラウン。次期五輪に向けて、現役で頑張っているだけあって、180°以上開脚するバレエジャンプ、躍動感あるロックンロールの曲に乗せたステップやスピンも全く衰えておらず、上手さに引き込まれました。

 

ステファン・ランビエール。ジャケットスーツを着こなし、大人の哀愁を表現したとも言える円熟味ある演技。安定のスピンのヴァリエーションは本当に素敵。

 

グループナンバー③、トリノ五輪に出場した荒川、コストナー、ランビエール、高橋大輔の四人によるカルテット。2006年、もう19年前になるのですね。それぞれがスター性のある人達ですが、とても息の合った演技で、眼福でした。千穐楽の最後に荒川さんがトリノでの金メダルをもたらしたプログラム、トゥーランドットの冒頭を滑るのも良かった。

 

トリノの年に始まったフレンズ、来年は20周年ですね。遠方なのもあり未だ新横浜のショーを実際に観た事はないのですが、今夏氷艶で初の横浜での鑑賞を果たしたので、出来ればフレンズも何時か生で観てみたい!と願うブログ主です。