先月の9月初頭、岡山県笠岡市内を車で周って来ました。岡山市からは少し遠出(ほぼ広島県境)でしたが、秋晴れのドライブ日和な季節を楽しめました。
先ず近くの寄島町が産地で有名な、シャコを使った定食を食べに笠岡の「しゃこ丼の店」(店名)へ。
シャコ、私が子供の頃は魚屋さんでザルに山盛りにした物を買って、家で塩茹でにしてよく食べていましたが、近年漁獲高が激減し産地に行かないとお目にかかれません💧
開いたばかりの店に入り、しゃこ丼定食1800円を注文しました。かなりボリューミーな内容です。
シャコの天ぷら、結構な量でした。あっさりしているけど旨味があり、天つゆを浸けて幾つでも食べられそうな感じ。
シャコ酢。定番ですが矢張り美味しい!
シャコ丼。カツ丼のトンカツの替わりにシャコのフライを使っています。天ぷらより少し重いけど、出汁と和風の味付けで見た目よりさっぱり食べられました。
この価格で本当に食べでのある貴重な定食でした!
それから地元で有名なジェラートの店「笠岡ジェラート工房happy」へ行きデザートタイム。笠岡で取れた新鮮な果物や牛乳で作られたジェラートを求めて、全国から注文があるそうです。
何にしようか目移りしましたが、オーソドックスに岡山名産の清水白桃とシャインマスカット(刻んだ粒が入っていて美味)にしました。とてもミルキーでコクのある味。他に「瀬戸内ばなな」も気になりました。夫が選んだ人気の「ひまわりの種」は、少し貰いましたがナッツぽく香ばしかったです。
その後、県内では人気の道の駅「笠岡ベイファーム」へ買物に。採れたての魚介や野菜、加工食品等、噂に違わぬ凄い品揃えでした。近くには広大なひまわり畑がありますが、残念乍ら時季的に花は殆ど終わっていました…。
お弁当等も美味しそう。
葡萄も色々な種類が置いてありました。初めて見るような品種も。
思わず財布が緩んで沢山買ってしまいました(笑)店内のレストランもバイキングで地元名物の笠岡ラーメン他色々食べられると人気で、行列が出来ていました。
最後に向かったのは世界でも唯一という、カブトガニをテーマとした笠岡市立カブトガニ博物館。
敷地内には、大きな恐竜のオブジェが点在。
近寄ると巨大で精巧で迫力があります💦
まさにジュラシック・パーク。
建物もカブトガニの形をしています。
館内の展示。笠岡湾で採取された物らしいです。
カブトガニについての解説。地球の大陸が移動する前のパンゲアの時代、約2億年前から殆ど変わらない姿で存在する、云わば生きている化石なのですね。
カブトガニの青い血液は、医学的にも人間の為に役立ってくれています、感謝。
干潟のある笠岡湾内は、カブトガニが保護されて生息地となっています。
展示はとても充実していました。
建物の内部は、天井がドーム状でスタイリッシュです。
館内のシアターでは、児童向けのクイズ仕立てドラマと、カブトガニに関するドキュメンタリー調の番組、2本を上映していました。
円形のベンチで休憩しつつ鑑賞。二階部分には巨大な恐竜の全身骨格が見守ります。
格好良いですね!
生きたカブトガニにも勿論会えます。
個体数は減少傾向の様ですが、国指定天然記念物として何とか繁殖が成功して欲しいものです。
繁殖の研究室らしき場所。地球に生まれた人類の大先輩であるので、絶滅しないでこれからも生き続けて欲しいですね。
結局30分位の予定が、空調も効いて快適だった事もあり2時間位館内に居ました。その後又車を走らせ帰路につきます。途中車窓から眺めた笠岡諸島の多島美が素晴らしかったですね。写真を撮り忘れたので、博物館にあったフリーペーパーの表紙を参考に。笠岡諸島で最大の島の北木島は、千鳥の大悟さんの故郷です。
帰宅してベイファームで買った品々を頂きました。どれも新鮮で美味しかったです。楽しいドライブでした!隣の井原市の方へも行ってみたかったのですが、それは又次の機会に。

































