3月9日、高橋大輔さんプロデュースのアイスショー「滑走屋」を鑑賞する為に広島市のひろしんビッグウェーブに行って参りました。こちらの会場は5年前PIW公演で訪れて以来2回目です。
14時30分開演の公演で、人生初(!)のアリーナでロングサイド前方2列目のエアーシート席でした。文字通りに、滑走するスケーター達の巻き起こす疾風を体感出来て、良かったです。
ほぼ満員の会場。
スピーディな滑りと、パワフルな踊りは間近で見ると本当に迫力がありました!
どのシーンを切り取っても絵になるというか…スケートと、アートとエンターテインメントとの共存を感じられました。
高橋さんが目指した「ダークな世界観でスケートならではの疾走感」が余す所なく表現されていた濃密なショーでした。ノンストップな75分間があっという間で。複雑なグループナンバーと一糸乱れぬフォーメーションを俯瞰する為に、もう1公演スタンド席を購入して、リンク全体を見渡せば良かったと後悔しました。
氷艶2025ー鏡紋の夜叉ーも高橋さんが地元岡山の古代吉備地方の統治者「温羅」を演じるとの事で、殊の外楽しみです。ヤマトから派遣された「桃太郎」こと吉備津彦命との対決は、例えば東北のアテルイと坂上田村麻呂的な関係性だったのではと想像しています。お互い認め合いつつ友情の様なものが芽生えても結局戦うしかない悲劇の運命、といった感じの。…ああ、これも遠いけれど横浜迄観に行きたい!