今季日本アイスダンス | みづきのブログ

みづきのブログ

フィギュアスケーターの高橋大輔さんを応援しています

今日から福岡で滑走屋が始まりましたね。疾走感ある斬新な凄いショーと、早くも大評判の様で♡ああ、観たいです!身内の体調が良くなく、今回は諦めたのですが。氷艶も情報が解禁になって来ましたが、こちらは何とか行けたらなあ。

 

今月に入って四大陸選手権があり、前述の家族の事でワヤワヤして、未だ見逃し配信で全部の演技を観てはいないのですが、気になっていたアイスダンスの日本代表選手達の演技はリアルタイムで拝見しました。

昨年末の全日本選手権で、上位3組の実力が拮抗して世界選手権への選考が四大陸迄保留となったので、もうかなだい組は居ないものの、その選考の行方がかなり気になっていたのでした。全日本は2位の田中梓沙・西山真瑚組に僅差でベテランの小松原美里・尊組が優勝しましたが、その前の10月の西日本大会ではその2組を抑えて吉田唄菜・森田真沙也組が 優勝しているのですよね。本当に実力が伯仲していて、今回のスケ連の判断は(珍しく)大英断だったと思います。全日本はこの他にも計6組の選手達が出場し、木下・田村組等大人っぽい演技で楽しませてくれました。この現状を単なる賑やかしにせず、カップル競技の普及と発展をスケ連には本気で図ってほしいです。あずしん・うたまさの若手2組は今季からカップルを組んだとの事で、その成長の速さには驚かされます。倉敷出身の吉田選手はノービスの頃は男子シングルの杉山匠海選手と組んで優勝していたんですね。その後西山選手とも組んで、うたしんだった事も。本当にカップル競技は互いの相性もあって結成や解散が多く目まぐるしく、コンビを維持して競技を続けて行くのも大変かと思いますが、何とか皆、頑張って裾野を広げていって欲しいですね。

 

結論から言うと四大陸の日本選手最上位は8位の小松原組で、世界選手権への派遣が決定しました。彼等にとっても最高の部類の出来だったかと思いますし、妥当かと。RDはゴーストバスターズの曲に乗っていつもよりスピードもあり特に尊選手の滑りが 良くなっていると感じました。点数はかなり気前よく出ていたような。残りの2組に10点近い差を付けていましたが、そこ迄か?という気もしました。FDもターンやリフト等上手く、ベテランらしく良い練習を積めたのだなと。ただ、彼等の所為ではないのでしょうが、このFDのプログラムが余りメリハリが無く、少々退屈でした。

10位のうたまさ組は演技の躍動感や表現力が個人的に一番好みのカップルで、応援していましたが全日本ではRDに転倒があったりで不本意だったかと思います。四大陸では大舞台への緊張は感じられたものの良い演技だったと思います。特に全日本で1位だったFDのフェニックスは彼等の良さを引き出したドラマティックな名プログラムで観応えがありました。

11位のあずしん組もRDはユニークでコミカルなマリオの曲でしたが、全日本で1位だった時と比べるとややスピードが無く動きが硬いかな?と感じたのですが、田中選手が左手指を負傷して満足ゆく練習が出来なかったとかで、残念でした。FDはこのカップルに合った正統派で優雅なバレエ音楽で、エレガントで良かったと思います。

 

フィギュアスケート全般に言える事ですが、特にアイスダンスは保守的で、どうしても長く演技をしているベテランに有利な所があるようには感じます。が、これからもこの3組を中心に、日本のアイスダンスが底上げされて、盛んになり発展していく事を願っています。