2023ワールド 16年目のオペラ座 | みづきのブログ

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ついに開幕しました日本開催のたまアリワールド!当地に駆け付けたかったのは山々なのですが、現在我が家は大規模な補修工事中で、しかもRDの日は私の大学病院での定期検査も有り💧終わるなりダッシュで帰宅しましたが丁度、かなだい組の一つ前のグループが始まった辺りで、その頃からもう胸はドキドキです。演技が始まり、かなだいの気迫と、何とはなしの気の逸りを感じつつ、手に汗握り見入りました。ツイズルの所はキレイに回りつつも少々揃わないかなと感じましたが、まさか一回多く回っていたとは💦他には大きなミスはなく終わったと感じたので、意外にライバル国?の外国ジャッジの採点が渋いと云うか伸びず少々ショック。75か76点位は出るものと。結果論ですが、それ位でしたら目標の10位に手が届いていたのにと思うと少し残念ですが、調子としては良さそうなのでこれは明日のFD、期待出来そうと希望も膨らんできました。それにしてもコンガ祭りと、最終グループの別次元の上手さと正確さ、熟練度には驚嘆させられました。でも私が一番その世界観に感情を揺さぶられるのは、未だ粗さもあるかなだい組の演技なのですが。

(下は二つ共山陽新聞の記事です)

 

 

翌日のFD。連日で二人に疲労が残っていなければ良いがと思いつつ、FODの画面に嚙り付いていました。16年前の2007年当時の東京ワールドで、前年NHK杯のオペラ座の怪人から高橋選手のヲタになりたてだった私が、矢張緊張しつつTVの前に座っていた事を思い出しながら。その時よりも現在の方が何故か、息も詰まる程程緊張してしまいましたが。

 

かなだい組の演技が始まり、リフトやツイズル等要素を無事にこなして行く度に会場の観客と一緒に拍手、拍手。最後の村元選手が両手を天に差し出すコレオリフト、素敵でした。演技終了後、涙を浮かべ村元選手と抱き合う高橋選手、16年前も泣きながらモロゾフコーチとハグしていましたね。今回は当時のような銀メダルは無くても、私にとって金メダルな演技でした。こういう演技を待っていた、観たかったんです。会場で私も、スタオベして桜色のバナー振りたかったな…。(今回は会場の観客の皆さんも全選手を別け隔てなく暖かく熱心に国旗やバナーで応援していて、往年の日本の観客は世界一と言われていた時代に久し振りに戻ったようで、嬉しかったです)16年前はオペラ座で将来再びこんな喜びが味わえるとは思っていませんでした。本当に、なんてドラマティックな運命、星の下にに生まれた人なのか。

 

長光コーチについに涙を流させたり、ランビエール(東京ワールドでは本当に良い好敵手でしたね。使用する人の多い曲だけど、個人的にポエタはあの時の彼の演技が最高でした。)にもスタオベやハグさせたり、本当に多くの人の心を動かした名演技をありがとうございました。国別にも今回の様な演技を揃えられたら、この強固に思えるアイスダンスの序列も昇って行かれるのではないかと。そして無理は言えませんが、出来れば最終的にはミラノ五輪を目標に、一年一年続けて行って、まだまだ色々なプログラムで我々を魅了させて欲しいのです。