みづきのブログ

みづきのブログ

フィギュアスケーターの高橋大輔さんを応援しています

8月31日、今年も日テレプラスでフレンズオンアイスの生中継がありました。しかも嬉しい12時30分からの昼公演と、17時からの夜公演(千穐楽)の二本立てです。今年のテーマは「愛と情熱」。

又々遅れてしまいましたが、個人的に特に印象に残った演技について簡単な感想を書いてみたいと思います(敬称略)。

 

(第一部)

オープニングの、新体操のような長い光るリボンを操ってのスケーターの入場はとても幻想的で綺麗でした。高橋さんもソロとしてジャンプを試みてくれて、嬉しいです。

 

三浦佳生選手。和風の鎧を思わせる衣装、疾走感のあるプログラム。三浦選手は美女と野獣のような、ディズニー的な若々しく明るい曲が似合うと思っていましたが、こういった重厚な曲も滑りこなしていって欲しいですね。

 

ジェレミー・アボット。アマの頃から大好きなスケーターの一人。フレンズによく来てくれるようになって、嬉しいです。今回も美しいスケーティングと、表現力に引き込まれました。

 

櫛田育良&島田高志郎選手。今回最も注目していたスケーター達です。島田選手はシングルで長く活躍し、先の氷艶でも犬役をコミカルに好演していました。しかし半年前からアイスダンスに転向。櫛田選手はシングルと二足の草鞋との事ですが、身のこなしはダンサーで、とても優美なスケーターです。二人共組んで一年目とは思えない余裕すら感じさせるこなれた上手さと、フレッシュな若々しさを備えた期待以上のカップルでした。

 

村元哉中。人形(マリオネット?)が急に踊りだす、面白いプログラムで、アボットによる振り付けも攻めたものですが、踊りこなしてしまえる村元さんは流石で、ソロでも存在感を放っていました。

 

第一部トリ、高橋大輔。飾り気のないシンプルな紫系の衣装と、暗めで静かな曲調が、一層彼の滑りと曲とを一体化させ、同調性を高めていました。30代最後のソロナンバーで、変わらず素晴らしいスケーティングやスピンを見守る内、短くあっという間に終わってしまった印象です。夜の千穐楽公演での演技はよりシャープでキレのある動きでジャンプも見事に決まり、本当に美しかったです。

 

(第二部)

グループナンバー②、かなだい、いくこう、荒川静香&本郷理華の三組のカップルによる「オペラ座の怪人」の共演。豪華な、まさに響宴でした。かなだいは流石のスピードと躍動感。又この演目の彼らを観る事が出来て嬉しい。長身の荒川さんのファントムが男装の麗人ぽく良かったです。

 

ジェイソン・ブラウン。次期五輪に向けて、現役で頑張っているだけあって、180°以上開脚するバレエジャンプ、躍動感あるロックンロールの曲に乗せたステップやスピンも全く衰えておらず、上手さに引き込まれました。

 

ステファン・ランビエール。ジャケットスーツを着こなし、大人の哀愁を表現したとも言える円熟味ある演技。安定のスピンのヴァリエーションは本当に素敵。

 

グループナンバー③、トリノ五輪に出場した荒川、コストナー、ランビエール、高橋大輔の四人によるカルテット。2006年、もう19年前になるのですね。それぞれがスター性のある人達ですが、とても息の合った演技で、眼福でした。千穐楽の最後に荒川さんがトリノでの金メダルをもたらしたプログラム、トゥーランドットの冒頭を滑るのも良かった。

 

トリノの年に始まったフレンズ、来年は20周年ですね。遠方なのもあり未だ新横浜のショーを実際に観た事はないのですが、今夏氷艶で初の横浜での鑑賞を果たしたので、出来ればフレンズも何時か生で観てみたい!と願うブログ主です。

昨年今年とコンベックス岡山で開催されたルピシアのお茶の祭典、グラン・マルシェに行って参りました。家の都合で二度共日曜日の訪問で、売切れになっていた商品も多く少し残念でしたが、紅茶好きとしては毎年楽しみにしているイベントです。

 

去年の会場。

 

毎年ステージでのバンドの生演奏が会場内に流れます。昨年は確かジャズっぽいアレンジの曲が多く、大人っぽくお洒落な印象でした。

 

一昨年まであった予約入場特典で貰えた品が無くなり、代わりというかの企画で、紅茶の産地当てクイズ、闘茶のイベントがありました。利き酒ならぬ利き茶ですね。ラッキーにも当たって、使用後ティーバック置きらしき豆皿を貰いました。

 

イベント限定の茶葉を含め、数十種類のお茶が無料で試飲出来ます。しかも定価の10%オフ(この年は特別に20%)でお得に購入出来るのが嬉しい!フレーバードティー中心に、モンブラン、フルーツポンチ、サクランボ、ロゼロワイヤル等10袋まとめ買い。

 

買い物の後は、お楽しみのイートインでのランチタイム。

 

私は菊芋スープと鮭の白味噌グラタン、熟成玄米を頂きました。グラタン、少し和風味もあり御飯に合いました。美味。帰りに冷凍食品のルーローハン、行者にんにくソーセージやスペインのBENTO等も購入しました。ルピシア本社のある北海道ニセコの自然の恵みを感じられます(ニセコ、今色々と大変そうですが…)。

 

そして今年のグラン・マルシェ、先日9月7日に岡山会場へ行って来ました。

 

 

試飲の後、今年もランチを。

 

私はパエリアとミルクハンバーグ。肉肉しくてしっかりとした味で美味しかったです。同伴の夫はガーリックシュリンプとパニーニ。

 

 

デザートは殆ど売り切れで残念。アイスクリームなら、近くのイオン倉敷の店舗で食べる事は出来ますが…。

 

闘茶に再び挑戦しましたが、今年は不正解でした💧

 

今年は例年にない程の人出で盛況でした。それだけに品切れの茶葉も多かったですが、10%オフでスコーン(クロテッドクリームも売切れ)、白桃煎茶、ナタデココ、グレープフルーツ、ルイボスレモン、デカフェマスカット他を買って帰りました。ハニーレモネードが一番好きなので二袋購入。来年の開催も期待しています!

かなり遅れてしまいましたが8月21日、岡山市のアート系の作品を主に上映するミニシアターの「シネマ・クレール」にて、高橋大輔さんが出演している映画「蔵のある街」、鑑賞してきました。前売り特典のポストカード等が全種類欲しかった為、券を3枚別々に購入し、家族三人皆で映画館へ。(以下、ネタバレ含む感想です。)

 

観る前にはなるべく真っ更な状態で鑑賞したくて、殆ど作品について情報を持っていなかったので、最初高橋さんの役どころに驚きました💦不倫!?とか…後に誤解がとけてホッとしましたが。街の人達にも変な噂をされる事無く信頼が篤い様でしたしね。ヒロイン白神紅子の母と高橋さん演じる学芸員の古城緑郎とは絵関係で友人で、父含め知人だったのが、父が二人の仲を誤解して嫉妬し絵を燃やしたりしたのか、と。平松監督は敢えて父母の過去を詳しく描かなかったとの事ですが、若干解りにくくも感じたので、昔の三人が幼馴染で仲良いが古城と母が二人で絵の話で盛り上がる横に父が独り入り込めずポツンとしている様なシーンが少しでもあればなあとも思いました。家族も同意見で、因みに息子は大学4年の夏休みに地元である大原美術館で研修を受けて学芸員の資格を取ったので、懐かしがって居りました。本当に岡山県人としては、映画の画面に広がる既視感ある風景だけでも楽しめてしまいました。美観地区は勿論何度も行っていますが、「肉のいろは」でコロッケとか買った事ありますし、蒼の実家の食器店や倉敷教会の通りも歩きましたし。ジャズ喫茶「穴蔵」ならぬアヴェニュウへの訪問は先月のブログ記事に書いた通りですが、予想以上に登場人物達の集う、物語の舞台となっている感じでした。

 

とは言え、この作品は単なるご当地映画ではなく、普遍的なテーマを含んだ力作だと思います。紅子の毎日はカナータイプ?の自閉症の兄を放課後迎えに行ったり生活の介助をしたりのヤングケアラーでハード。(倉敷市は全国有数の工業都市で金持ち自治体なので、作業所から自宅の送迎やヘルパーとか出来ないのかとメタな事を思ったり💧)兄がパニックに陥った時、クールダウンとして宥める為友人の蒼や祈一が花火の打ち上げを約束してしまった事から物語が回り始めます。花火は兄の子どもの頃の幸せな記憶そのもので、強い拘りがあるのでしょうね。蒼と祈一も決してヒーロー的ではなく、親に期待されていなかったり現代っ子的なダメな所もきちんと描かれていて、彼らの悩みや葛藤に共感が持て感情移入出来ました。役者さん達、本当に演技が達者です。高橋さんも氷艶で磨かれた発声や演技で、最初は少しドキドキしましたが、俳優の一人として安心して観ていられました。風船の老人の設定も興味深いですね。作中でも触れられている、倉敷の守護神的な「絵の神様」なのでしょうが、兄のきょんくんの様な童心を無くしていない人にしか見えないのでしょうか。風船は幸せの象徴なのか、色々考えさせられます。緑郎さん含め色彩の名を持つ登場人物達が花火を打ち上げる夢を諦めず協力し、前向きなエネルギーで街に活力と彩りを与えていく、観ているこちらも元気になれる素敵な映画でした。