ポータブルspo2モニターの窓付きポーチ(Dカン)① | NICO.LAB☺︎

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ポーチに入れたままでも数値の確認ができるように、透明窓を付けました。

 

 

 

このポーチは、ネルコア社のポータブルSpO2モニター(HP記載サイズ:7×3×15.6mm)がピッタリ入るように作りました。

作製の際は、お手持ちのモニターサイズを確認してくださいね。

 

 

⚠️窓にビニールを縫い付けるので、普通のミシンだけでは難しいです。

作製には、クッキングシート(トレーシングペーパーでも可)を用意してください。

もちろん、お持ちの方はテフロン押さえで大丈夫です。(購入時のセットには入っていない事が多いと思います。)

 

 

透明窓を作る、となると難しそうに聞こえますが…以前にもお伝えしたように、NICO.LAB☺︎は細かいことは気にしません!できるだけ簡単な方法で、使いやすく見た目も可愛い形を考えています。

この透明窓は、『胃ろう窓』のファスナー同様、後ろから縫い付けただけの形です。


 

 

可愛いな♡便利だな♡と思われた方、ミシンに慣れていなくても大丈夫!写真を多く載せて説明しているので、興味のある方はぜひ挑戦してみてください♪



 

【用意するもの】

・ポーチ用生地  縦48cm×横14cm…1枚

・紐用生地     縦7cm×横6cm…2枚

  ※オックスという種類の生地を使いました。

・窓用生地  縦16cm×横9cm

  ※ブロード、ローンなど。少し薄めの生地。

 

・軟質カードケース 縦14cm×横7cm

・スナップボタン  

・カバンの持ち手(Dカン、ナスカン付)

・クッキングシートorテフロン押さえ

 

 

持ち手にはDカンとナスカンが付いているものを使いました。100円ショップで見当たらなければ、大手手芸屋さんにあると思います。

今回はDカンの紐を通す直線部分が1.5cmのもので作っています。他のサイズをお使いの場合は、用意する紐用生地7cm×6cmの生地サイズが変更になります。詳しくは後ほど。


 


※100円ショップ『リュック固定ベルト』を利用した、バックル付き(長さ調整可能)のポーチはこちらをご覧ください。





【作り方】

 

①ポーチ用生地の表面:上9cm左右4.5cm空けて

窓用生地の裏面:上下左右2cm空けて(中央)

窓サイズ[12cm×5cm]の線を書き、中表(柄が向かい合わせ)に重ね合わせます。

 
②窓サイズの線の上を一周縫います。
 

 

角は、針を刺したまま押さえを上げ、生地を90度回します。

③窓サイズの線の中に、写真のようにY字で切り開くための線を書きます。

④線に沿って切ります。

切り始めは半分に折って中央部分を切ります。2cmくらい切れたら、切り口からハサミを入れて、Y字に角のギリギリまで切ります。

縫い目を切ってしまわないように注意してください。

⑤窓の縫い代が5mmになるように、中央部分を切り落とします。
⑥窓用生地を裏側へ返します。
あらかじめ、縫い線に沿って折り目をつけておくと返しやすいです。
→ここでアイロンをかけておくことをお勧めします。今後の作業が楽になります。
 
角がうまく開かなくて生地がシワシワになってしまう場合、切り込みが、角ギリギリまで切れていないと思います。もう一度窓用生地を表に戻して、角ギリギリ(1mmくらい)まで切り込みを入れてみてください。
 
⑦窓用生地の4辺とも、縫い代を包み込む形で二つ折りにします。
⑧軟質カードケースを[14cm×7cm]にカットし、窓用生地に重ねます。
まち針は使えないので、クリップで止めてください。
⑨窓用生地、軟質カードケースを同時に縫います。
⚠️ここで、クッキングシートテフロン押さえが必要になります。
 
 
◎クッキングシート(トレーシングペーパー)を大きめにカットして窓部分に重ね、クッキングシートの上から縫います。
縫った後は、クッキングシートを破って取ります。ミシン目に沿ってきれいに取れます。
 
◎テフロン押さえを使うと、ビニール素材もスムーズに縫えます。
 
☆窓がつきました☆
 
 
続きはこちら。