数年前より、医療機関にて裁縫ボランティアとして活動しています。これまでは小児科病棟・NICU病棟から依頼を頂き、お子様に必要なケアグッズをお作りしていたのですが、今回初めて大人の病棟からお話を頂きました。
『心電図SpO2モニター送信機のポーチ』
病棟用とのことで、必要数15個!!
◎送信機が飛び出ないように、口が閉まる
◎コードの出口がある
◎大きすぎないシンプルな形
◎洗濯に強い
◎できるだけコストを抑える
◎なるべく手間を省いた作り方
と考えて、この形になりました。
この送信機が入るサイズです。
自分への覚書も兼ねて、作り方をご紹介します。
【用意するもの】
・生地 38×13cm
・綾テープ 125cm
※邪魔にならないよう、短めで使用することを設定しています。斜めかけバッグをイメージしたポーチをお作りになりたい場合は、綾テープの長さに注意してください。
・スナップボタン
【作り方】
①外表(柄が外側)で縦半分に折ります。
②両脇(両サイド)とも、端から5mmのところを縫います。
③ひっくり返します。(柄が内側)
④底を1.5cm折り、両脇(両サイド)の端から1cmのところを縫います。
底部分は1.5cm折ったまま縫います。
底を1.5cm折って脇を縫ったことで、このようなマチが作れます♡
⑤袋口を1.5cm幅で三つ折りにします。
両脇の縫い代は、底を折り曲げた側とは反対側へ折り、三つ折りします。
⑥三つ折り部分をぐるり一周縫います。
縫う際は、ひっくり返して(柄が外側)縫う方が縫いやすいと思います。
※袋縫いをしているので、三つ折りをすると生地が厚くて縫いづらいかもしれません。生地によると思いますが、この生地は『オックス』で三つ折りしてもスムーズに縫うことができました。
一方、『キャンパス地』では三つ折り部分が固く、縫いづらかったので↓このように縫い代をカットして三つ折りにしました。
⑦紐を付けます。
紐の端を2cm折り、ポーチの側面に3cm分縫い付けます。
縫う際は面倒ですが、もう一度ひっくり返して(表が内側)縫う方が縫いやすいと思います。
☆☆☆できあがり☆☆☆
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NICO.LAB☺︎でご紹介する作り方・リメイク法は、あくまでも洋裁素人が考えた簡単な方法です。
その点をご理解頂き、参考にして頂ければ嬉しいです。
それぞれに合った医ケアグッズが完成しますように(*^-^*)
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