早朝に家を出たのでちょっと眠いなぁ。
新幹線で寝るか、読書をするか悩みましたが、せっかくの1人時間。
貰ってまだ読んでない本が自宅にたくさんあるので、一応持ってきた短編集。
荻原浩著の海の見える理髪店を。
行きで読んだ2篇は、年老いた親と再会する子供の話。
著者の荻原浩氏プロフィールをみると、もとコピーライターらしく、言葉が鋭く、文章も小気味良い!
少し、シリアスな内容でしたが読み終えた後は朝から清々しい気持ちになりました。
帰り、後半は虐待の話、亡くなった父親、娘の話など。
自分が子供を持ってから、虐待に関するニュースや、作品を見たり、読んだりするのは本当に胸が苦しくなりますが、読み終えてから本当に良い本だったなぁ、と感じました。
ここ数年、本を読むよりスマホを見ている時間の方が長い気がしますが、これを機会に少しまとまった時間がある時は、スマホを置いて読書を再開しようと思います。