吐き気がするほど、ロマンチックだぜ
聞いたか諸君、昭和の同友、もはや老害とも呼ばれ始めてるオレ達
最近の子供は字幕とかテロップが映像と一緒に出るので映像からの音声情報ではなく
テロップからの活字情報で内容を理解していると言う事で、音だけだと全く意味を理解できないらしい、特にラジオなんてのは音が流れているだけでもはや何を言ってるのか理解不能みたい
怒れ、吉田照美よ、お前の「やる気MANMAN」をこよなく愛していたオレ、特に相方の小俣のお姉さん、ジジイを転がしているあのお姉さんとの掛け合いは最高だったし、今の子供のようにテロップや活字はないが、ラジオから流れてくる皆さんの元気な声で常に大爆笑をしていたのは懐かしい記憶だぞ。
そして照美さんと一緒に笑ってたのが当時バカの関西人だと思ってた渡瀬麻紀ね、この後リンドバーグで大ヒット曲を連発するけど、売れてない頃は皆ラジオで活動してたよな。
そうね、時代が親切になりすぎたのかな、確かに活字としてテロップ出すとビジュアル的に内容が理解できて面白いのは分かってんだけど、その副作用として音としての理解力が低下しているってのはもはや社会現象なんじゃないの、SNSもそうだけど、活字での発信だよね、最近のyoutubeも肝心なところはテロップ入るしね。
昭和の諸君はどうだったかと言うと活字なんて編集技術は当時活用されてないから、音として捉えてたよな、特にラジオは画期的だったし、良く聞いてたな、特に寝ながら聞いたビートたけしのオールナイトニッポンなんかは逆に面白くって寝れなくなってたしね。
たけしのラジオって言えば高田文夫は外せなくてね、とにかく全ての有名人や某有名演歌歌手なんかの裏話って言うか今で言えば誹謗中傷の限りを尽くしてね、昭和だからあれだけの番組が成立したと思うね。
オレが特に笑ったのは5万円をリスナー皆で有意義に使おうみたいなコーナーでね、順番に少しづつお金使って行こうって企画なんだけど、最初のヤツが45000円くらい一気に使っちゃって残り数千円で最初の回で終わっちゃったやつ、使った本人もだけど当時のスタジオのガッカリ感で大笑いした記憶があります。
それとね、ラジオって最新のヒット曲を知るのに画期的で、当時ラジカセね、おい、ラジカセを知らないってヤツ、とにかくwikipediaで調べてくれ、
当時FM東京の昼の歌謡曲みたいな番組があって、土曜日だったのかな、当時は午前中学校があるから12時代のラジオはタイマー予約機能で録音しててね、そんな懐かしい当時、その番組でタイマー録音した音楽で一番記憶に残ってるのがこれね、松原みき、懐かしいでしょ。
天才は早く去るんだよね、本当早すぎるわ
そんな懐かしいのを当時せっせとカセットに録音してね、まあカセットに録音自体死語で
最近の子らには通じないのは理解してます。
それでも昭和の諸君、共感してくれ、当時カセットをケチって一番安いソニーのCHFで、当時のノーマルテープってやつね、その中のさらにコスパ最高な120分を愛用していたオレは
時々テープが伸びるわけね、デッキの中でぐちゃぐちゃに絡まってる事なんて日常茶飯事
そのたびにカセットを引っ張り出して伸びたテープを元に戻すために、テープのローラーの所に箸を突っ込んでくるくる逆回しして飛び出したテープを巻き取った事あるだろう。
メタルテープだって、お前はお金持ちの子息か、馬鹿たれめ、一般庶民はノーマル一択
カセットに題名書く時ね、いきない誤字でやっちまったなーってヤツいるだろう。
その上から付属の題名用の予備のシール上貼りしてないとは言わせないぞ。
ちなみにオレはカセットのラベルの裏面にきっちりA面、B面の収録曲を律儀に手書きしてましたね、それをオレのベスト盤と言う事で当時友達にダビングするのが生きがいでした。
昭和と言う懐かしい時代、全てアナログで手間かかったよな。
泣け泣け、悲しい中学生よ、お前ら、同じだろ 最高だよ
最後にね、ラジオって音からイメージするから凄くいいと思います、イメージ出来るって素晴らしい事だと思うよ、やっぱ人それぞれ違うイメージを持つから、活字やテロップで具体的なの出されちゃうとみんな同じイメージ持っちゃって個性が無くなって来るよね、と言う事でオレはイメージを大切にする派です。
って言うか活字やテロップ小さすぎるともはや老眼でボヤケて見えないのよ。
子供達よ、もっと空想って言うか、イメージする力、想像力を持とうぜ、
ってイメージクラブじゃないから勘違いしないようにな。
