モンゴルには、ウランバートル(首都)の北東約70㎞の所にテレルジ国立公園があります。モンゴルに旅行しに来た観光客さんたちはこの所に訪れます。ここでは、馬を乗り、景色を眺めることができます。また、テレルジ国立公園にゾーンモド市から行くことができます。公園に続く道はウランバートルを通らずにナライハ(首都の地区)を通行します。首都ウランバートルにある9つの地区の一番遠く離れた1つです。
11月にモンゴルに居た時に、私は家族と一緒にテレルジ国立公園に行きました。 その日、母は早めに起き、朝食や、昼食で食べる弁当を作ったり、他の物も用意したりし、父は車庫の片付けをしたり、車を拭いたりしました。 ホランちゃん(娘)は鏡の前で何を着ようか迷ってぐるぐる回ってしまいましたが、私はどういう風にモンゴルの様子を撮影するかと考え、朝が始まりました。
さて、私たちは朝食でバンシタイ・ツァイ(餃子入りミルクスープ)を食べて、テレルジに出発しました。走っている途中で、父はウランバートルの交通渋滞の問題についてしゃべりながら、目当ての場所に到着しました。
モンゴルの天気は厳しい気候ですので、天気によって、大雪のせいで、雪害になってしまう危険もあります。そんな自然災害により、すべての家畜失ってしまった人たちもいます。そういった人たちが働き口を求めて、首都ウランバートルに移動することが増えてきました。ウランバートルの人口は増加し、人口の密集や公共交通機関の不足により、冬にはどの家も車を持ち出しますので、道路交通量が多くなりました。
テレルジはモンゴルの魅力的な景色がある観光地の一つです。ここには大きな亀の形をした面白い岩があります。
そして、ここにもキャンプやレストランがたくさん作られ、楽しく観光することができるようになったかと思っています。私が行ったのは冬だったので、テレルジ全体は真っ白でした。それで綺麗な写真を撮るために、岩山に登りました。雪で滑ってしまいましたが、綺麗な写真が撮れました。
昼食は外で食べたかったですが、寒かったので、車の中で食べました。食べ終わったら、チンギス・ハーン像を見に行きました。ここから近いです。
モンゴル中央県のエルデネ町の「ツォンジンボルドグ」にチンギスハーンゆかりの場所がありますので、そこにチンギス・ハーン像テーマパークが建設されました。この場所はウランバートルから約53kmほどの、テレルジ国立公園の郊外に位置しています。高さは40メートルを誇る巨大なシルバーチンギスハーン騎馬像が美しく見られます。チンギスハーン像の中では世界一の大きさといわれています。
この騎馬像は、下から見上げるだけではなく、登ることができます。騎馬像の中にエレベーターがあり、ちょうどチンギスハーンが馬にまたがる鞍のあたりまで、登ることができます。そこからさらに外に出て、馬の首の付根あたりからたてがみを通り、馬の頭のあたりまで階段で登ることができます。馬のたてがみ頭部にあたるところに展望台があり、とても見晴らしのよい景色と大草原を望むことができます。
施設内には、チンギスハーンについて展示や紹介などがある博物館があります。周辺は今も建設中ですが、将来的にはとても大きなテーマパークが出来る予定があるらしいです。
巨大な馬の鞭(タショール)