めるるが可愛い
というだけでも見れるドラマ。
女優・生見愛瑠を認識したのは、「日曜の夜ぐらいは…」です。
観ていた方いらっしゃいますでしょうか?
同世代にも敬語を使うようなキャラの自然な演技が良かった。
その後の「教場0」のゲスト犯人役も良かった。
ドラマ「セクシー田中さん」も主役は実質めるるだったと思っていて、
前田公輝演じる小西とのデートシーンにキュンキュンしてました。
さて、「くるり」に話を戻しますが、
1話に登場した派遣社員がちょっとリアルでした。
・仕事ができるけどひけらかさない、仕事できない社員にクールに教える。
・正社員同士のランチには「お弁当持ってきたので・・・」と言って行かない。
(私は誘われたら喜んで行くけど) お弁当持ちというのも給料安い→節約という意味もあるんですよね
・残業頼まれても文句言わずに引き受ける。
(定時過ぎてから残業を頼んでくる社員はちょっとありえないけれど)
・残業代付かないと月給激安な職場も多いしね。
(派遣社員の方が沢山もらってるケースもあるけれど)
気になったのは、派遣社員の松永さんが契約を切られることになり、「どうして?!」と食って掛かったら、上司に「営業サポート、二人もいらないんで」と言われて、
「辞めます!私」「それなら松永さんが辞めなくてもいいでしょ」って言うシーン。
派遣の経験が長い私にはちょっと・・・モニョっとなってしまいました。
そんなお情けはいらないっていうか、
いやいや(記憶失って覚えてないかもだけど)苦労して就活したからこその正社員でしょ、とか・・・
なんでかよくわからないんだけど、モヤっとしました。
あと、どうやって生活するの?!と速攻でツッコミをいれましたね。
尾山台駅ってあれですよね、自由が丘からも歩ける超人気エリアですよね。
あんなに広いお部屋で、家賃高いでしょうに。引っ越すの?
アルバイトでもするの??とも思った。
ドラマって、時給低そうなアルバイトでも広々として素敵なお部屋に住んでる設定、良くありますよね。都会暮らしはそんなに甘くないと思うのですが。
でもそんなことはいいんです!
私が日本のドラマに求めているのは、キラキラした華やかさなのですから。
「くるり」のインテリアは地味ですが(ミニマリスト?っぽい主人公の部屋に置いてある家具は、質感が良いものばかりでしたが)、ファッションが可愛いです。
特に気になったのはイエローチェックのジャケット。
(↓こちら)
めるるは鮮やかな青いワイドパンツに合わせていたけど、
ワイドジーンズやストレートのジーンズにも会いそう。
このジャケットとコーディネートしていたオレンジのパンプスも可愛かった。
(↓これのオレンジ)
個人的には、メンタルクリニックの受付の女性(片平なぎさ)に、
「あら~素敵な服ね~」と言われるシーンがグッときました。
そしてスマホの待ち受けをめるるとのツーショットにしているのに
初対面を装って、「おれ・・一目惚れしちゃった!」とか言ってくる
宮世琉弥(みやせりゅうび)。何者??こわっっ!
ところで、このドラマには色々なお花が登場します。
まずは、マーガレットデイジーイエロー。
ピンクのラナンキュラス
上から襲い掛からんばかりに咲き乱れる夜桜
(画像は検索中)
オープニングも花屋の元カレだったし、キーパーソンはお花屋さんなのかな?
ところで、私は「誰それは嫌い」と言い切ってしまう人はちょっと苦手かも知れません。
例えば、私が、
「そういえば、『ミスサイゴン』っていうミュージカル、今度やるみたいなんだけど、
女優の高畑充希が主演してて・・・」って言いかけた時、
「あー私、高畑充希、嫌いなんだよね」と被せ気味に返してきた友人。
そのあと「このあいだテレビで高畑充希ちゃんが歌ってて、すごく上手でびっくりしたんだよね」って言いかけていたのを飲み込んで、
「あ・・・そうなんだ」で話が終了してしまう。
あと、
「おれ、あのちゃん嫌いなんだよね、わかるでしょ?」
と言ってきた身近な人。
その後、YouTubeであのちゃんが2時間でBE:FIRSTのBoom Boom Boomのサビを踊れるようになったのを見て、
「あのちゃんって、凄い!」と感動したのに、
その人にはもうあのちゃんの話はできなくってつまんないな、と思ったり。
(あのちゃんのAnother Skyも、良かった。)
人には多面性があり、
くるりを見ていたら、それは元々の性質と、育ってきた環境・職場環境などによって変化した性質による違いだったりして、
一面だけを見て好き嫌いを判断するのではなく、
できれば私は色々な面をこれからも見ていきたいな、と思ったのでした。