サンガジャパン「心と仏教」刊行、イベントも面白そう
今もっとも意欲的な仏教雑誌「サンガジャパン」のVOL.3が、10月1日に出るそうです(本体1800円+税) !
本日はサンガからのメールニュースの切り張りですが。
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【特集】「心と仏教」
対談 香山リカ×スマナサーラ長老
名越康文、橋爪大三郎、斎藤環、井上ウィマラ、藤田一照、松永太郎、稲葉小太郎、正木晃、澁川祐子、想田和弘、田口ランディ、鈴木秀子
【連載】
宮崎哲弥×釈徹宗の対談『浄土真宗は仏教か、超仏教か?』
藤本晃『神通力って何?』
佐藤哲朗『パーリ三蔵読破への道』
【寄稿】
村井幸三、石飛道子
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登場する人、なかなかいいところを突いてますね~。
精神科医の名越康文さんは実際にヴィパッサナー瞑想をやった見地から書いているそうですし、
斎藤環さんは若手の精神科医でもっともクレバーだと思うし、
想田和弘さんは精神障害者のドキュメンタリー映画『精神』を撮った方で東大宗教学科卒。
宮崎哲弥×釈徹宗の対談『浄土真宗は仏教か、超仏教か?』 も楽しみ。
念仏一発で他力に救われる浄土真宗は、仏教と根本的に違わないか?というのは
いつも疑問に思っていたことなので。
さっそくアマゾンで買おうかと思ったけど、やめました。
三省堂神保町店で買うと、こんなトークショーが聴けるんですって。
***≪サンガジャパンvol.3刊行記念講演会『心と仏教』≫***
出演:アルボムッレ・スマナサーラ長老×斎藤環先生
場所:三省堂書店神保町本店 8階特設会場
日時:2010年10月26日(水) 18:30~
定員:100名様
入場条件:『サンガジャパンvol.3』を三省堂書店神保町本店でお買い上げまたは電話にてご予約のお客様、先着100名様に4階レジカウンターにて整理券を配布しております。
精神科医から見た心、仏僧から見た心。どこで精神分析と仏教がクロスするのでしょうか?パラレルなままになるのでしょうか楽しみです。
今回は今までより席数が少なく売切れの可能性もございますので、お早目にお問合せください。
お問い合わせtel:三省堂書店神保町本店4階:03-3233-3312
これは楽しみですぞ。
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タタ財閥がゾロアスター教だったとは!
有名な話なのかもしれないけれど、今日、初めて知ったのです。
世界最安車で世界の自動車メーカーを震え上がらせたインド最大の財閥、
タタ財閥って、ゾロアスター教の一族なんですって。びっくり。
以下、朝日新聞(9/19)よりただのコピペです。
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世界の有力企業を相次いで買収し、世界最安車「ナノ」も開発したインド最大の財閥タタグループで、ラタン・タタ会長(72)の後継者選びが始まった。創業以来140年あまり、ゾロアスター教徒のタタ一族が継いできたが、グローバル展開を進める中で、外国人の登用を視野に入れる。下馬評にはカルロス・ゴーン氏の名前も挙がるが、独特の企業文化が「壁」になりそうだ。
森に囲まれたムンバイの高級住宅街。高い壁に囲まれた「沈黙の塔」がそびえる。遺体を鳥に食べさせる「鳥葬」が最近まで行われてきた場所で、ゾロアスター教徒以外は近づけない。市内に寺院も点在するが、信者以外は入り口で足止めされる。
異教徒と結婚した女性は信仰をやめなければならず、父親が信者でなければ、子供は入信できない。その閉鎖性ゆえに、信者の数は減るばかりで、インドで10年前に約6万9千人いたが、いまは約6万1千人ほど。現地のコミュニティー誌編集者のパテルさんは「狭い世界では結婚相手を見つけるのは難しい。25%は独身のまま生涯を終える」と話す。
売上高約700億ドル(約6兆円)のグループを率いるタタ会長も独身を貫き、子供はいない。2007年に定年の70歳を迎えたが、後継者が見つからず、任期は12年まで延期された。
グループは8月、内外の5人からなる専門委員会を立ち上げ、本格的な後継者選びをスタートさせた。
「われわれはパルシー(ゾロアスター教徒)のグループではない」「後継者は外国人もあり得る」。タタ氏は、委員会の選定作業に積極的に関与しないとしながらも、こうした発言を繰り返す。
(中略)
整然とした道路と街路樹が美しいインド東部のジャムシェドプール。タタ・スチールの主力工場がある人口約80万人ほどのこの街は、州政府との合意のもと、道路、電力、病院などあらゆる公共サービスを同社が提供している。その活動は、へき地での医療や教育、少数民族への職業訓練にまで及ぶ。
「社会の資源を利用して得た利益は、社会に返す。それが創業以来、タタグループを貫く哲学なのです」とチョードリー広報室長は話す。
グループ持ち株会社「タタ・サンズ」の66%の株は、社会貢献のための財団が保有し、毎年、巨額の配当が全国での活動にあてられる。08年度には単年度で41億ルピー(約78億円)が使われた。
中核のタタ・スチールは1912年に1日8時間労働を採り入れ、労働者に対する無料の医療を提供した。グループは長年「インド労働法のパイオニア」とも言われ、これまでは大量解雇とも無縁だった。
こうした経営思想がどこから来ているのかは、はっきりしない。世の中を善と悪の闘争の舞台としてとらえ、終末には善が勝利すると信じるゾロアスターの教義、あるいは創業者のジャムシェトジー氏が19世紀後半、英国滞在時に受けた社会民主主義の影響を指摘する声がある。
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イオンの”戒名料”明朗会計は是か非か
今日、9月18日の朝日新聞夕刊は、一面トップで
「お布施の相場 明示ダメ?
イオン HPの表示を削除
仏教会 精神踏みにじった」
という記事を載せていました。
スーパーのイオンが、去年秋に「明朗会計の葬儀事業」を始めたのですが、
お布施や戒名料をHPに掲載したことに全日本仏教会が反発、
イオンが削除に応じた、というニュースです。
仏教会の言い分は、
「お布施とは寄付であって、遺族それぞれが決めるべきもの。
定額制のギャラ扱いすることは、信仰の商品化である」というもの。
一方で、高額のお布施や戒名料を請求されたなどの相談が
国民生活センターに多く寄せられている、現実もあるそうです。
これは、本当に難しい問題ですよね・・・。
仏教会の「信仰の商品化はダメだ」という言い分は、もっともですし
わたしも自称・仏教徒として悲しく思います。
ですが、現実問題として、
「うちは貧乏なんで1万円しかないですが、戒名で居士とつけてください」
といったら、つけてくれるのでしょうか?
それから、イオンは規模が大きいから反発を買ったけれど、
斎場とか住職派遣サービスでは、とっくに、
「読経○万円、戒名料○万円」という”価格表”をオープンにしてますよね。
イオンは遠慮して「相場」としてますが、こっちはあからさまに「価格」です。
たとえば、葬儀プロデュース会社の「アーバンフォース」は
NHKをはじめTV・雑誌で何度も取り上げられていますが、
こんなふうに「価格」を明示してます。
例)戒名が「居士・大姉」の場合=読経2日で17万円、1日で16万円(戒名料込み)
「院号」の場合 =読経2日で52万円、1日で51万円(戒名料込み)
http://www.urban-funes.co.jp/ofuse/
また、「各宗派の僧侶さん・お坊さんをご手配」という、
僧侶派遣業の「お坊さん.jp」を見ると、こう書いてあります。
例)「通夜・葬儀」僧侶派遣料金=戒名あり 12万円、戒名なし 10万円
「僧侶 派遣」で検索すれば、同様の派遣会社がナンボでも出てきます。
こういった斎場や派遣業の依頼で法要に出かけるお坊さんが既に大勢いるわけで、
このシステムを否定したら生活に困るお坊さんも出てくるのではないでしょうか?
「仏教の精神を踏みにじる」という仏教会の主張は、本当にその通りなのですが・・・。
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