Q.森のようちえんって、1日、外で、なにして過ごしているの?
ある日の、海での森のようちえんの1日をご紹介
8:45 スタッフ出勤
1日の準備、フィールドチェック、今日の活動の見通しや子どもたちの体調などを確認。
8:55 園バスが到着
片道45分くらいかけて登園する子もいます(新居浜市内)9:00 朝の会、始まるよー♪
朝の会も、外です最近はだいぶ朝の時間帯が涼しくなりましたね
1日の予定を確認。
絵本、歌、お知らせなど。
このメンバーで集う大切な時間。
楽しく穏やかな時間を通して、
相手のことを理解したり、自分のことを理解してもらう。
今日は飛び込みができる
8月後半くらいから、
飛び込みが、大ブーム。
自分にちょうどいい高さで、自分のタイミングで。
飛び込みがまだやりたいと思えない子も、
劣等感などなく一緒に過ごせる空気感。
自分のやりたいことをやっていたら、
「○○できる」「〇〇できない」
ってたいした差じゃないんです。
自分にできないことをできる子に対して
「すごい!」と思える心
まだ海に入る気持ちじゃない子は、
砂浜で、お宝探し。
この日は、空きトレイを見つけ、
「貝やカニが入れられる」と嬉しそうでした
11:00 ちょっとお腹も空いてきたような…
お昼ごはんの時間を楽しみにしつつ、まだお昼じゃないかもなぁ…
と思っていたら、
先っぽが3つに分かれたふしぎな棒を発見
まずは手触りを確かめる。
縦にすると、3
横にすると、F
11:15 お腹が空いた子からお弁当タイム
好きなタイミングで、好きな場所で、
好きな人と。
岩場で食べていたら、フォークが岩の隙間に落ちちゃった
棒やら何やら駆使して、
無事に奪還
「買えばいいや」っていう話じゃなく、
落として驚いた気持ちや、海にゴミを増やした悲しさや、明日から困るなっていう気持ちや、みんなで工夫したら取れた喜びなどなど…
そんな一つ一つの心の動きを大切に積み重ねる。
12:00くらいに最後の子が食べ始めました。
「食べたあとにも遊びたいから」とのこと
「食べる→着替え」は嫌だそうです。
食べ終わった子は、体も温まり、再び飛び込みへ。
今日は、岩に打ち上がった小魚をゲットできました
13:00 お着替えとお洗濯
海岸の隣にある公園へ。水道で体や水着を洗って、
テントの中でお着替え
13:30 帰りの会
今日の振り返り、明日の場所確認、絵本。話す、聞く。
思い出す。イメージをふくらませる。
みんなで絵本を観るために、
おしりをぎゅぎゅっと寄せてくれたり、
それでも難しい時は「僕は立って見る!」と後ろへ回ってくれたり。
14:00 お迎え 園バス出発
14:10〜 スタッフミーティング
今日の活動の振り返り。毎日、ついつい長くまで語り合ってしまう。
明日の保育へと繋がるよう、一人ひとりの育ちを見つめます。