森のようちえんの子どもたちが 自然の中で出会う素材。
 
 
完成されたリアリティの高い玩具ではなく、
その子その子によってアプローチを変えられる素材との出会いを大切にしています。
 

 

 素材を変化させる

 

素材を、自分でどう変化させていくか。
 
そのおもしろさって、
料理が一番わかりやすい気がしますナイフとフォーク
 
「人参と玉ねぎとお肉を使ってカレーを作りますカレー
これでは、誰が作っても、だいたい似たようなカレーが出来上がる。
カレーを作ることも楽しいけどねウインク
 
 
「人参を発見。さぁ、これをどうしよう?
 
作る工程や出来上がるものは人それぞれ。
おいしさも人それぞれピンクハート
その時その時で、違う料理を楽しめる。
 
この出会いをわくわくできると、
きっと人生、楽しいことがたくさんキラキラ
 
一つの素材、情報を、どう広げていくか。
 

 

 砂利に出会ったら・・・

いつもと違う道を通ってみたら、

砂利に出会った。

 

歩いて踏みしめて、触って、試して…

それを通して、

砂利っていうものの特徴を知り、

活用していく。

 

これぞ「学び」

 

 
足に乗せてみる
 
集める。
小さな小石が、たくさん集まると、重くなる。
 
集めるには、
長靴や靴が使えるスニーカー
洋服のおなか部分も使える。
 
やりたいことを叶えるための手段を見つける。
 
 
帽子にもたくさん入るキャップ
 
そして、高い所から落としてみる。
パラパラパラーーーーっと、雨のような音がする傘
 
それならば、と両手に握りしめた砂利を投げてみる。
大雨の音!!
 
でも、それがほかの子に当たると…
「やめて!!」と言われる。
 
そうか…人のいない方に投げたら楽しいのか。
 
 
その音に気付いて、
今度は手で砂利を押してみる。
ブルドーザーみたいに、道ができた!
 
一つの発見から連想して、新しい発見に出会う。
 
手触りも変化する。
 
大きい子たちの動きを見て、
自分もやってみる。
 
大きい子たちはいっぱい入れることを楽しんでいたけど、
彼は、帽子が入れ物になるということを楽しむ。
集めた砂利を、リュックに乗せる子もいる。
自分の「お気に入り」置き場。
 
 
大きめの石を探して、積み重ねる。
積み重ねる・・・
 
ということで、
帽子のつばに乗せてみる。
 
そして、ほかの経験とつながる
 
「垣生海岸の石は、海の味がしたけど、
 ここの石はどんな味がするんだろう?
 
確かに。
 
きっと海の石とは違う味だと、想像を膨らませる。
でも、口には入れない。
 


 

一つの素材に出会い、
たくさんのアプローチを通して、
性質を知る。
自分のこれまでの経験や知識と
つなぎ合わせたり、
他の人から刺激を受けて、
たくさんの遊びと発見が生まれる。

 

 
好奇心と探求心の塊ですね。
 
 
自分がやりきるまで
その時間に没頭できる。
 
にいはま森のようちえんでは
そんな活動を大切にしています。

 

 

 

 

 
 
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