梅雨入り前、
梅の収穫時期です。

今年は、梅も、びわも、野イチゴも…
ウラドシですね…ショボーン


愛媛に嫁にきて、
何年か梅仕事をして、やっと、
「裏年」を体感できるようになりました。

「今年は不作だね」って言葉で知ってるのとはちょっと違う!

花や実がなりだした時期から今年の収穫を楽しみに待ちわびて、目で見て、作業の量で、
裏年とか豊作とか、
実感します。

言葉や知識で知ってることとは、重みが全然違います。
なんせ我が家の1年分の梅干し確保がかかっていますから…爆笑


今年は、実家の梅も実のつきが少ないのに…
我が家が梅仕事を知っているからか、
立派な梅が我が家にやってきましたラブ


小学校高学年まで都会で過ごし、田舎に引っ越した私。

梅干しの完成品は知ってても、
梅ジュースなんて、成人してから初めて口にしました。(たぶん)


結婚して子どもが生まれて、
声をかけていただいて
何が何だかわからないまま梅仕事を教えてもらい、
かたい青梅と氷砂糖から、ジュースが完成。

不思議。


これを我が家の子ども達や、森のようちえんの子どもたちは、幼い頃から経験しているんですねキラキラ


「豊作」とか「裏年」とか、
素材が食品に変化する化学的な部分とか…
知識や言葉としては知らなくても、  
体験は積み重なっていき、
いつか知識と繋がります。

私がそうだったように。





庭でとれる梅は、
スーパーで並んでいるものとは違って、
色とりどりだし、
黒い点々がついていたり、
茶色く穴が空いていたり、
なんなら毛虫がついているときもびっくり


豊作の年には、
梅干しと梅ジュースだけでは、
大量に廃棄になってしまいますアセアセ



何年か梅仕事を経験して…

傷のないきれいな完熟梅が梅干しになる尊さと難しさを感じました。

梅干しにできない梅は、
梅ジュースや梅酒にして、夏を乗り切るサポートをして貰う。

捨てるか迷うようなものさえ、
ジャムや梅肉エキスに姿を変える。

「捨てる部分がない」

ほんと日本人、すごい。



とはいえ、
梅ジュースをかき氷のシロップにするくらいで、
それほど、私は梅を口にはしません 口笛


でも毎年毎年、梅仕事をするのは大好きラブラブ

今も、部屋がフルーティな香りで満たされていて幸せラブ


どうやったら、梅干しにできる完熟梅を増やせるのか毎年試行錯誤。
どんだけ楽に梅ジュースを作るか研究中。
どうやったら廃棄になるものを減らすかネット検索。

なんで毎年こんなこと続けてるかって、
子どもたちが喜ぶんですよ。
毎年この季節、私がこの作業をしていると。

この作業の先にある「おいしい」に期待を膨らませているんでしょうねラブラブ



こういうのが、親の代から自然と伝承されにくくなったのは、
ちょっともったいないことだなぁって思います。

 

 

 

 

 
 
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