今日は畑の野菜を使って、お味噌汁作り
私達が活動しているお山にはお水がないので、
野菜を洗うときは、家から持ってきた水で洗うことが多いです。
今日は、ちょうど園舎で身体測定をする日なので、
園舎で野菜を洗えるじゃないか
と思ったので、朝の会で伝えてみました
さぁ朝の会も終えて、今日は…
味噌汁作りと身体測定だ!
みんな 一直線で、園舎に向かいます
途中で一人がつぶやく
「畑の野菜を抜いてから園舎に行ったら」
そうだね。
野菜を洗うのも、身体測定も、同じ場所だからね。それなら、一往復で済みます。
みんなに提案してみても、いまいち伝わらない。
他の子に聞いてみます。
「畑のお野菜はどうやって土を落とす」
すると、
「身体測定に行って、畑に戻って野菜を抜いて、園舎に洗いに行く」
なるほど
2往復
お互いどうしてそう思ったのかを伝え合うが、意見はまとまらない。
スタッフも十分足りてるので、
「それぞれやりたい方法でやってみよう」
ということになりました
二手に分かれます。
野菜を抜いてから、身体測定へ行くチーム 3人
&
身体測定を終えてから、野菜を抜いてもう一度、園舎へ行くチーム 5人
すると、その場に残った3人
(皆の話をあまり聞いてなかった3人)
「今からなにする?」と聞くと、
「身体測定に行く」とのこと。
そうかそうか、やることをちゃんとわかってる
「野菜の土はどうやって洗う?」と聞くと、
「リュックの水で洗う」
おぉ、なるほど
身体測定をしたあと、野菜は畑で洗うチーム 3人
それぞれ自分の考えた方法をやってみよう
3歳でも4歳でも5歳でも6歳でも、
自分で自分の行動を選ぶ
ができるんです。
カブ、にんじん、玉ねぎ、じゃがいも、ねぎ、キャベツ
しめじ、えのき、しいたけ、わかめ、焼き豆腐
なんとまぁ具だくさん
食べるときには、
「これ、誰が入れたやつ?」
「ぼく、にんじん入れた」
「私が切ったカブ」
「○○が持ってきたしめじ、食べるね」
などなど、
何人もの子が
一つ一つの野菜を誰が持ってきたか確認しながら食べます
自然と様々な野菜の名前を覚えていくようです。
しかも、畑から出てきた姿と、切る前の姿と、完成の姿、すべてをその目で見ています。
家なら食べないような野菜もパクっと口に運びます。
お皿も鍋もしっかり空っぽ