木曜日
今日の帰りの会
いつもは他の子達がさっとやってくれるから、なかなか気付かないよね。
また今度来たときに、焚き火ができるように。
今ある道具を長く大切に使うために。
大きい子達が教えてくれました。
使い終わった道具をそのままにして帰ったら、錆びたりして使えなくなっちゃうって。
「じゃあどうしたらええんかな。明日から、何ができるかな?」
少しの間をあけて、
年少さん年中さんが精一杯の自分の考えを話し始める。
「次からは、使ったものを運ぶ」
「片付ける」
「大きくて重たいから、頭の上に乗せて…、」
それを聞いて満足したのかな。
「次からはみんなも手伝ってくれたら嬉しいな。」
と、まとめる言い出しっぺ
今回、この話を始めた子達だって、
2〜3年前、リュックを片付けるのも精一杯でした。
もちろんこの子達にも何度も道具の片付けの大切さを伝えてきました。
年長さんになった今では、
ほんとによく気付いて、よく動くようになりました。
たくさんの仕事を 自然と分担しながら、
毎日を過ごしてきました。
今回、
・いつもより遠くで焚き火をしたこと
・小さい網がなくて、かなり大きい網を運んだこと
・運ぶ道具が少し多かったこと
・たまたま小学生が手伝えなかったこと
いろんなことが重なり、
「気付いた人が片付ける」ではうまくいかなかったようです。
でもその結果、
大きい子達が、小さい子たちにもヘルプを出す機会になり、
片付けの大切さについて、改めてじっくりと話し合うことができました。
まさか年長さんから「自分たちが卒園したあとの森のようちえん」を考えた言葉が出てくるとは思いませんでした。
とはいえ、そんな心配をよそに、小さい子たちはあっという間に成長を遂げるんでしょうね
明日のお片付けはどんなふうになるかなぁ。
場所によって、
日によって、
やりかたが変わる「片付け」、これまた大変ですけどね。
大人だって、大変なんだから。
子どもたち、十分立派に片付けてくれています。
次回のお山のときには、子どもたちで扱えるサイズの網を引っ張り出してこようと思ったスタッフでした