絵本の時間。
朝の会、帰りの会でスタッフが持ってきた絵本、
そして、子どもたちがお家から持ってきた絵本も読んでいます。
さて、そんな絵本の時間ですが、
「見えなーい」
「前の人どいて」
となることもあります
その度に
「どうやったらみんなで見れるかな」
を繰り返し一緒に考えています。
そこでいつも気になっていたのが、
いつも真ん中をしっかり確保して、
しかも自分が途中から絵本参加になると、
すごく怒る年中さん…。
絵本が好きなことも、
自分の気持ちを言えるのも大事なこと。
でもなんか、こう…違和感を感じる…。
その年中さんが昨日は家に帰って、
「今日はね、園舎に行って戻ってきたら、絵本始まってたけど、まぁいいかって思って、途中から後ろで見たんよ」
ってお母さんに話したそうです。
そうなの。
時間的に絵本を読み始める時間になったから、
無線で「絵本始めるね」と一言は連絡したけど、
前ならみんなのとこにきて
「なんでよ!もう!!」
↑この本で、
しつけとは、優しくできるまで繰り返し伝えること。
そこまでがしつけ。
だけど、
それをいつできるようになるかは子どもに任せる
というようなことが書いてあったことを思い出しました。
「あなたのやってること、なんだか違和感があるな。困ってる人がいるよ。どうしたら気持ちいいかな。」は繰り返し伝え続ける。
でも、
(絵本の並び方がしつけなのかはわからないけど)この絵本の話のように
本人が自然とふるまえるようになるのは、
子ども自身に委ねるしかないんだなぁ
って、感じました。
※そして、明日も同じことができるかどうかはわからない
そして、次も重要!
「できなかったことができるようになる」って、ほんとに気づきにくい!!
できないことや困ったことって、
違和感があるから、気付きやすい。
なんとかしたくなるから。
でも、
それができるようになったときって、
時間がすーっと違和感なくスムーズに流れるの。
お母さんからの報告がなかったら、見落としていたかもしれない…。
だから、
・困ったことは目について気になる
・できるようになった変化に気付いて認めるって難しい
今日も子育てでイライラしちゃうかもしれない。
「わざと困らせることやってんのかな」
ってため息が出ちゃうときもあるかもしれない。
でもね、
ほんとはしっかり成長してるんだよ
ずーっと一緒にいると気付きにくいかもしれないけど。
外に出てきて、みんなの中で子育てすると
みんなが気付いてくれる♪
ぜひ、月曜のくすっこ&火曜のこうのとり、
遊びに来てね