絵本の時間。

朝の会、帰りの会でスタッフが持ってきた絵本、
そして、子どもたちがお家から持ってきた絵本も読んでいます。




2〜6歳が同時に一緒に読みます。




最初は気持ちが乗らなかった子が、
少しずつ絵本に寄ってくると、
「あぁ、こんな絵本が好きなんだなあ」ってうれしくなりますラブラブ


絵本の時間じゃなくとも、
子どもたちで絵本を囲み始めるときもあります。

「好き」の世界を共有できるのって、素敵な時間ラブラブ



大きい子になると、
スタッフが何冊か持ってきた中から、
「自分でこれ読みたい!」
と選んで読み始めます。



さて、そんな絵本の時間ですが、
「見えなーい」
「前の人どいて!!
となることもありますショボーン


その度に
「どうやったらみんなで見れるかな?
を繰り返し一緒に考えています。


そこでいつも気になっていたのが、
いつも真ん中をしっかり確保して、
しかも自分が途中から絵本参加になると、
すごく怒る年中さん…。

絵本が好きなことも、
自分の気持ちを言えるのも大事なこと。

でもなんか、こう…違和感を感じる…。





その年中さんが昨日は家に帰って、
 「今日はね、園舎に行って戻ってきたら、絵本始まってたけど、まぁいいかって思って、途中から後ろで見たんよ」
ってお母さんに話したそうです。



そうなの。

時間的に絵本を読み始める時間になったから、
無線で「絵本始めるね」と一言は連絡したけど、

前ならみんなのとこにきて
「なんでよ!もう!!」

って言っていたはず。




でも、

この日は、

自然と戻ってきて、

自然と後ろの列に立って見ていました。




 

  

 

↑この本で、


しつけとは、優しくできるまで繰り返し伝えること。

そこまでがしつけ。

だけど、

それをいつできるようになるかは子どもに任せる


というようなことが書いてあったことを思い出しました。



「あなたのやってること、なんだか違和感があるな。困ってる人がいるよ。どうしたら気持ちいいかな。」は繰り返し伝え続ける。

でも、

(絵本の並び方がしつけなのかはわからないけど)この絵本の話のように


本人が自然とふるまえるようになるのは、

子ども自身に委ねるしかないんだなぁ

って、感じました。 

※そして、明日も同じことができるかどうかはわからない




そして、次も重要!


「できなかったことができるようになる」って、ほんとに気づきにくい!!


できないことや困ったことって、

違和感があるから、気付きやすい。


なんとかしたくなるから。



でも、

それができるようになったときって、

時間がすーっと違和感なくスムーズに流れるの。


お母さんからの報告がなかったら、見落としていたかもしれない…。



だから、

・困ったことは目について気になる

・できるようになった変化に気付いて認めるって難しい



今日も子育てでイライラしちゃうかもしれない。


「わざと困らせることやってんのかな」

ってため息が出ちゃうときもあるかもしれない。


でもね、

ほんとはしっかり成長してるんだよラブ


ずーっと一緒にいると気付きにくいかもしれないけど。


外に出てきて、みんなの中で子育てすると

みんなが気付いてくれる♪



ぜひ、月曜のくすっこ&火曜のこうのとり、

遊びに来てねウインク


 

 
 
にいはま森のようちえん