南イサーンの旅 第九回 ウボン市内観光 | nezumiippiki

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ウボンラーチャターニーは県名であり県都の正式な名前だが、一般的にはウボンで通っている。

もし、ウボンに来たなら当然一般的な観光スポットとして、サンパンボークやメコン国境沿いの幾つかの国立公園などがあるが、一番手前のケーンタナ国立公園まで90Km。

国境を越えてラオのパークセーにも行ける。

そうすると小生としてはパークセーに泊まりたくなってしまう。

とても日帰りで行くところではない。

 

今回はベラワリンに泊まることが目的なので、ウボン2日目の日中は新市街を歩くことにした。

 

新市街の有名なお寺としてはワット・プラタート・ノーンブア。

ブッダガヤの大仏塔をモデルにして建立されたインド様式のお寺。

高さ57mにギラギラの金の装飾がどぎつく感じるのは小生が日本人だから?

 

インド様式とはいえ、ナーガがあるところはやっぱりタイ。

 

ウボンの祭りと言えばキャンドルフェスティバル、タイの地方を代表する祭りのひとつ。

雨期が本格的となる7月(陰暦8月)の十六夜の日のことを「カオパンサー(入安居)」と呼び、タイのお坊さんたちはこの日から約三ヶ月間、寺院にこもり修行に励みます。

かつて、この修行を行うお坊さんたちのために人々がロウソクを奉納したことから、この時期はタイ各地でキャンドルフェスティバルが開催されます。

その中でも、ウボンで行われる「ウボンラーチャタニー・キャンドルフェスティバル」は国内最大規模のお祭り。

街の中心地であるトゥンシームアン広場を中心に、キャンドルで出来た山車やパレードを楽しむことができます。

*Bangkok Girls Note

 

ワットプラタートノーンブラにもキャンドルフェスティバルの山車が置いてある。

 

街の中心がトゥンシームアン公園で、キャンドルフェスティバルのメイン会場でもある。

 

隣が、国立博物館。

国立博物館にもよってタイ東北地方の歴史の勉強です。

由緒正しい洋館が利用されています。

リスの名前は知らないが、公園から博物館の間の緑地帯に沢山いますね。

 

ウボンの街を新市街と旧市街に分けるムン川に面してある朝市会場の壁画。

随分洒落た朝市会場だなと思ったら、この場所のことをウボンラーチャターニー ストリート アートと地図に記載されてある。今回はこの絵のみ気が付いたが、次回はこのあたりの他の絵を探してみよう。資料を見ると他にも多くの絵が描かれている。

恐らく、行政が芸術家の卵や若い子たちに自由に絵を描く場所を提供していると思われる。

日本の場合は規制する側と描く側が常にイタチごっこしている。

絵を消すのもお金がかかるのだから、日本でもこのようにすればよいのにと思う。