南イサーンの旅 第八回 ベラワリンに泊まる | nezumiippiki

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スリン4日目、昼の急行列車でウボンラーチャターニー(ウボン)へ。

到着は時間通りでビックリ。

が、途中列車故障?ガァガァガァ~という大きな音がして、金属が何かに引っ掛かりながら走っているようで、途中で緊急停車。

暫く停車し、元来たスリンの駅に引き返す。で1時間後に再出発。

その間、案内は何もなし。

本来であれば1時間50分でウボン到着の予定が1時間遅れ。

時間通りに来たのが問題だったのかも?

 

ウボンに来た目的は、今ウボンで一番評判の良いホテルに泊まるため。

名前は Vela Warin ベラワリン。

鉄道駅から荷物を持っていても歩いて来られる距離、つまり旧市街。

 

建物は90年前の建築という。

現在のオーナーの先々代が70年程前にこの建物を購入し、ホテルとして数十年経営したが途中で止め、再開するまで40年間空き家だったとか。

恐らく、ウボンにも空港が開き、町の中心がそちらに移ったためと思われる。

この現オーナー、以前は某有名エアラインでパーサーとして勤めていたが、コロナ禍をチャンスに一発奮起、空き家を母親から譲り受け、ホテルに戻すことを決断。

古い建物を、古さをそのまま残し、ゲストが必要とする個所のみを現代の設備に変え、一流航空会社のホスピタリティーをその中で提供している。

部屋数は11室。

クラシックそのもののブティックホテル。

話題になって当然。

 

フロントデスク

 

何もないラウンジ(?)だったところかな?

 

中2階にも部屋があり、2階から3階への階段

 

外側ドア

内側ドア

 

室内家具はコンパクトでシンプル

 

壁の飾りがシルク織物用の杼( weaving shuttle)

 

骨董品クラスの室内家具

 

朝食会場は1階のベラバー

クラシックな雰囲気がとても良い。

朝から夕方までで、ディナーはやっていない。

建物全体が少し傾いているのをH形鋼で補強している

 

ウエルカムドリンクが美味しかった!

 

二日目の朝食はカオトム(おかゆ)と揚げパン

 

三日目の朝食はアメリカンブレックファースト

 

毎回のフルーツ。スイカの切り方が気に入った。

 

朝食は評判通り美味しかった!

今回昼は食べなかったけれど、次回は食べてみよう。

 

ホテル好きな方は、是非試してほしいホテルです。

部屋数11とルームタイプ6からして同じデザインの部屋ないはず。

ということで、また来なくっちゃ!!!

タイには田舎でもこのような洒落たブティックホテルがあるから、

田舎旅行は楽しいのです。

 

折角のウボンの旧市街、一応街の散策。

ベラワリンの再開に刺激を受けたのか、近所で化粧直しが始まっている?

どの街でも同じだが、新市街より旧市街の方がツーリストには楽しい。

ベラワリン正面の100年前の建物だが、今でも現役で使われている。

 

人通りの少ない旧市街と思っていたら、夕方マーケットは賑わっている。

 

次回、新市街も紹介します。