「旅のつばくろ」沢木耕太郎 | 読書日記2016.10〜

読書日記2016.10〜

読んだ本の中で良かったものについて、簡単に感想を記録しています。

深夜特急の朗読が終わって少し寂しくなったので、沢木さんの旅エッセイ読んでみました。

国内の旅です。


16歳の時にひとりで東北を旅したのが始まりと、

深夜特急でも語られていましたが、このエッセイも東北が多かったです。北陸、関東などもありましたが。


私が行ってみたいと思ったのは青森でした。太宰の生家とか。芸人で作家の又吉さんが訪れていたエピソードもありました。芥川賞受賞前のことでした。


太宰以外にも色々な文学記念館があって、私は多分金沢くらいしか行ったことがないかなと思ったので、機会があれば行きたいと思いました。


エッセイとして内容的に面白かったのは、信号の話。日本人はほぼ車が走っていない場所でも信号を守るという。

それと天文学者の方に、UFOは存在するか?という質問をした時の回答の話が面白かったです。


ひとつの章が短くて、細切れに少しずつ読むことが出来るし、とても読みやすくおすすめです。