【商工会議所にセミナー依頼される企画書作成講座】 実施します
こんにちは。セミナー講師ナビゲーターのヒガシカワです。
いつも購読ありがとうございます。
4月~7月に、大阪と東京で実施しました
『セミナーエージェント会社・商工会議所の興味を惹く
【商工会議所に講師として採用される企画書作成講座】』
を急遽実施させていただくことになりました。
今回は大阪での実施となります。
セミナー内容はメールマガジン
「商工会議所等からセミナー講師として依頼されるために」
http://archive.mag2.com/0000291843/index.html
をご参照いただければ、だいたいどんなことをお話するのか
わかっていただけると思います。
前回、この講座を実施した際、日程が合わず参加できなかった
多くの方々から、
「ぜひ、もう一度企画してほしい」
と依頼されていました。
9月、10月とセミナーの予定が詰まっているため、このセミナーの
実施につきましては、当初は11月に予定していました。
しかし、このタイミングで商工会や商工会議所にアプローチすれば、
10月~11月のセミナーシーズンに間に合うということで、一部の方々からの
強い要望があり、8月25日に急遽実施することになりました。
前回は、この「商工会議所に講師として採用される企画書作成講座」を3回実施し、延べ80名以上の方が受講されました。
そして、その中からはやくも、商工会議所からセミナーに依頼を受けた方が
4名出ています。
前回、このセミナーを開催した際は、2日で定員に到達してしまいました。
もし、受講を検討されているのであれば、早めのお申し込みをお勧めいたします。
詳しい内容をご希望される方は、直接説明させていただきます。株式会社ネクストフェイズの東川まで、お気軽にご連絡いただければ幸いに存じます。
メールアドレス:jinny@npc.bz
詳しくは、以下のサイトにアクセスして、内容をご確認ください。
http://www.npc.bz/20090825seminerplan
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【開催概要】
■
■場 所 株式会社ネクストフェイズ会議室
吹田市豊津町40-6(江坂駅下車)
http://www.npc.bz/profile.htm#map
■受講料 10,000円
■講 師 経営コンサルタント/中小企業診断士 ヒガシカワ ジン
「よく笑い」「眠くならない」「すぐ使える」をキーワードに
様々なセミナーを行っている経営コンサルタント。
■お問合せ先
株式会社ネクストフェイズ/東川仁中小企業診断士事務所
〒564-0051 吹田市豊津町40-6 EBIC吹田302号
TEL 06-6380-1259 FAX 06-7777-3982
URL:http://www.npc.bz/ e-mail : jinny@npc.bz
【申込み方法】
1 株式会社ネクストフェイズホームページのメールフォーム
(http://www.npc.bz/mail.htm)からお申し込みください。
2 info@npc.bz 宛てに、(1)参加者名、(2)メールアドレス、
(3)職業・会社名、(4)電話番号、(5)住所、
(6)何でこの講座を知ったのか、
をご記入の上、メールでお申し込みください。
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株式会社ネクストフェイズ/東川仁中小企業診断士事務所
代表取締役/経営コンサルタント 東川 仁
〒564-0051 吹田市豊津町40-6 EBIC吹田302号
TEL 06-6380-1259 FAX 06-7777-3982
URL:http://www.npc.bz/ e-mail : jinny@npc.bz
【東京事務所】
〒105-0021 東京都港区東新橋2-10-10 東新橋ビル2F-2
TEL 03-3433-6056 FAX 03-5777-0023
メールマガジン
【商工会議所等からセミナー講師として依頼されるために】
【“稼ぐ”ためのモチベーションプロデュース】
http://www.npc.bz/mailmagazine
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企画書づくり - 受講者の感想
こんにちは、セミナー講師ナビゲーターの東川です。ご購読ありがとうございます。
前回は、セミナー企画書で一番大切な「内容」についてお話ししました。
今日は企画書に盛り込む、「受講者の感想」の書き方についてお話ししましょう。
今回も、企画書の全体像を見ながらお読みください。
●セミナー企画書(ひな形)
「受講者の感想」の部分は、上記の企画書でいうと、「G」にあたります。
「このテーマで行ったセミナー」の受講者の感想を書く欄ですが、「別のテーマでのセミナー」、またセミナー経験そのものがない場合は「普段の業務でお客さんからいただいた感想」でも構いません(その場合はその旨の注釈を入れてください)。
ともあれ、書く。この欄には、何か書かねばならない。
…と私が強く主張するのは、この欄が「採用の決め手」になると肌で感じているからです。
注意しないといけないのは、単に「面白かった」「役に立った」という言葉では、商工会議所等の担当者に何のアピールもできないということ。では何を書くか?
「何が」面白く、「何が」役に立ち、「具体的にどう」感じたのか、「今後どう」活かしていけると思ったのか、を書くのです。
そうです。具体的に! そして、感情を込めて!
では、そんな「使える」感想を、どのように収集するのか? セミナー講師経験者なら、みなさんきっとセミナー後アンケートを取っているでしょう。
その質問に、ちょっとしたコツがあるのです。以下、私が実施しているアンケート内容を読んでみてください:
1/このセミナーを何で知りましたか?
2/セミナー参加前に悩んでいたことは何でしたか?
3/セミナーを知ってからすぐに申し込みましたか? もししばらく時間を
おいてから申し込んだ場合、迷った理由は何ですか?
4/申し込んだ決め手は何でしたか?
5/本セミナーの感想をお知らせください
6/本セミナーで学んだことの中で、今後実践しようと思っていることは?
7/その他、ご意見・ご感想をお知らせください
※私が参考にした書籍:岡本達彦氏著・ダイヤモンド社発行
「『A4』1枚アンケートで利益を5倍にする方法」
この、ちょっとしつこいくらいの質問が並んだアンケートを、私はセミナー後の当日or翌日にメールで送り、記入後に返送してもらうようにお願いしています。セミナー直後にその場で記入してもらうアンケートでは、受講者は帰る時間などセミナー後のスケジュールが気になって丁寧に書けないからです。
これら多くの質問への回答をまとめて、私は企画書の感想欄に書いています。
たとえば質問2と6への回答を組み合わせ、「部下のモチベーションアップに悩んでいましたが、よくある抽象的なお話ではなく、“そこまで話していいの?“と思ってしまうくらい具体的な方法をふんだんに…(後略)」といったような形です(自分のセミナーへのおほめの言葉をこんなところでお披露目するのはテレるので一部改変しました…)。
セミナー受講の記憶がまだ鮮やかな時にメールでお送りしているので、多くの方が、きちんと感情のこもった内容の感想を、びっしり書いて来られます。
読んでいて励みにもなりますし、おすすめですよ。
また、セミナー経験の少ない、あるいはまったくない方なら、普段の業務の最後に、お客さんに直接お尋ねすればよいのです。「今日の感想を聞かせてください」「今日、一番役に立ったことは何でしょうか」「今後について何かご要望はありませんか」…etc。
あ、言うまでもないことですが、うっとうしがられるほどしつこく聞いてはいけませんよ。そして何よりも大切なのは、「これからの自分の勉強のために、私についてのあなたの意見を聞かせてほしい」と正直にお話しすることです。
「セミナー開講を考えているので、その企画書のために」と具体的に打ち明けてもいいでしょう。あなたはもしかしたら「先生」と呼ばれる立場かもしれませんが、謙虚であればあるほどお客さんも親身になってくれます。いい関係を築けているお客さんなら、あなたのためを思って、素直な感想に多彩な感情表現を加えながら語ってくれることでしょう。
もし、その「素直な感想」が、残念な内容だったら…。いえいえ、それもありがたく、そして真摯に受け止めましょう(企画書に記載するかどうかは別問題ですが)。仕事の糧にならない「感想」なんて、ありません。
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【残り2席】茨木商工会議所創業塾
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今年の茨木商工会議所の創業塾は、私、ヒガシカワがメイン講師を務めます。
(8月22日~9月19日の毎週土曜日 10:00~17:00 全5回)
40名の定員で38名の申込みが既に入っています。
残り2席です。
30時間学んで、受講料はたったの5,500円。
詳しくは、以下のサイトにアクセスして、内容をご確認ください。
http://www.ibaraki-cci.or.jp/seminar/sougyou2009.htm
企画書づくり - 内容
こんにちは、セミナー講師ナビゲーターの東川です。
ご購読ありがとうございます。
前回は、セミナー企画書の「コンセプト/メッセージ」づくりについてお話ししました。今日は同じように企画書に盛り込む、そして一番大切な、「内容」の書き方についてお話ししましょう。
今回も、企画書の全体像を見ながらお読みください。
●セミナー企画書(ひな形)
「内容」の部分は、上記の企画書でいうと、「F」にあたります。
これは、あなたのセミナーの「目次」です。どんな内容で話をするのか、具体的な構成です。
ひな形をご覧いただければわかる通り、大項目をいくつか、そしてそれぞれに小項目を複数付けるのが基本です。
ボリュームについては、大項目を3~5個、それぞれに付く小項目を5~6個ずつ、というところでしょうか。それぞれの大項目を同じような分量に整えれば、バランスの良い、聞く側にとっては要点のつかみやすいセミナーになります。
また、時間調整には、小項目1つ=5分と考えれば目安となるでしょう。単純にかけ算をすれば、5分の小項目を18個用意すれば90分に、24個なら120分のセミナーになります。
以上は「見た目」や「分量調整」の話。以下は、「内容」に書くべき内容のお話をしましょう。
一番のコツは、セミナーのテーマにあなたがどれだけ深く、詳しく通じているかをアピールするために、具体的な事例をふんだんに盛り込むことです。
上記の例では私が実際に金融機関で体験した事例に沿って話をしています
し、コーチなら実際のセッションで体験したこと、社労士なら実際の現場で多い要望、税理士なら自分が聞いたお客さんの悩みなど、「本当にあったこと」を入れながら内容を構成するのです。
「実は資格を取ったばかりであまり事例がない」というビギナー専門家も、心配いりません。このメルマガの第5回で考えた「想定する対象者」
(http://archive.mag2.com/0000291843/20090715100540000.html
)
にヒアリングしてニーズを引き出したり、同業の先輩に「現場で起こってい
ること」を尋ねたりするのも一案です。また、同業者が現在行っているセミナー内容も大いに参考になるでしょう。
商工会議所等の担当者は、「役立つ」セミナーがほしいのです。実践的なセミナーが多くの聴衆を集められると知っているからです。アレコレ自説を展開するのではなく、聞く人の立場を考えた、相手が欲しがっている内容のセミナーを練り上げてください。
ここでひとつ、大切なことをお話しします。「セミナー内容を充実させたい」と願いながら現場で経験を積んだり、またはお客さんや先輩方からヒアリングしたり、といった地道な情報収集を続けて作り上げたあなたの企画書の「内容」は、「聞く人のニーズに応える」ばかりではなく、ごく自然に、あなたのオリジナリティも表現しているはずです(だってそれは他の誰でもなく、あなた自身の日々の仕事のエッセンスなのですから)。
「オリジナリティ」があれば、商工会議所等の担当者の目に留まりやすいのは自明の理。さらに、「これが自分の“味”なのかもしれない」という今後の指針にもなり得ます。これからの長いキャリアの中でちょっと自信をなくしたり気弱になったりしたときに読み返し、戻ってくるべき原点にもなるでしょう。
これはうれしい余禄です。
…と、ここまでお話しして、「普段の業務を大切に」というごく平凡な結論になってしまったのが自分でも悔しいのですが、でもまあ、結局はそうです。
ああ、身もフタもないなあ(涙)。でもこれだけは信じてください。採用されやすい企画書には、現場でどれだけ経験を積んだか、現場のお客さんの声をどれだけ聞いたか、という普段の仕事ぶりが表れています。
さあ、今日からは、「セミナーのネタさがし」という視点も加えながら、コツコツと丁寧に仕事していきましょう。