アクション映画部門の記事の5位でした!(今日のUS時間17:20時点)
うれしぃなぁ〜、ありがとうございますm(__)m
さあ、今のところ自慢しかしていないわけだけど、今日はそれくらい明るいモチベじゃないとやっていけないヤツなのよねw
そう、再開するよ
ラース・フォン・トリアー特集
目の病気が進行し、いずれ失明してしまうセルマ(ビョーク)。彼女の病気は遺伝性のもので彼女の息子も同じような未来を辿ることになる。それを防ぐためにセルマは工場と家とで働き続けて手術費を貯金する毎日を送っていたが。
原題: Dancer in the Dark
欧州公開: 2000年5月17日(フランス)、9月8日(デンマーク)
日本公開: 2000年12月23日
上映時間: 140分
製作国: デンマーク
監督・脚本: ラース・フォン・トリアー
製作: ビベク・ウィンドレフ
製作総指揮: ペーター・オールベック・イェンセン
撮影: ロビー・ミュラー
振付: ビンセント・パターソン
音楽: ビョーク
出演: ビョーク、カトリーヌ・ドヌーブ、デビット・モース、ピーター・ストーメア、ジョエル・グレイ、ビンセント・パターソン、カーラ・セイモア、ジャン=マルク・バール、ブラディカ・コスティック、シオバン・ファロン、ウド・キア、ステラン・スカルスガルド
結論、未だに二つの感情が自分の心中でぶつかっている状況。
どんな状況だよってw
いや、でもそう言い表したくなるよ。この映画、全てに納得出来るようなことは絶対ない。でも、なんかなぁ〜っと何度も考えてしまう映画だ。当時のカンヌ映画祭の場のみならず、様々な著名人(マツコデラックスさん、伊集院光さん、齋藤飛鳥さん、小籔千豊さん、他)の間でも賛否両論の意見が多かったほどの話題作でもあり、感動作(俺は感動しなかったけど)でもあり、衝撃作だ。
知る人ぞ知るラース・フォン・トリアーは鬱映画のイメージが強い。少なくとも自分はそうだった。今作も実際そうなんだけど過去作ほど重くはなかったかな。(見る前に相当身構えすぎていた俺にも原因があるとは思うけどw)
この映画、トリアー監督作の「黄金の心 3分作」の最終作に当たる作品なんです。僕はその内の「イディオッツ」を除く、今作と「奇跡の海」を見ているのですが、とりあえず2作見た感じだと、確かに系統は似ています。
多少のぬかるみがありつつも幸せに過ごそうとする女性に降りかかる困難、それに信念を持って挑もうとする彼女たちの姿。こんな感じ。
「奇跡の海」の時は、個人的にはあまり感心できない部分が多かったなぁ。純粋で健気な女性というよりは、心が弱くて神様の言葉にしか従えない女性に僕は写っちゃったんですね。「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を見てからだとより、その想いが強くなった。
なぜならば、今作の主人公セルマの方がまだ「黄金の心」と呼ぶには相応しい方だろうと感じたからだ。セルマと関わってくる登場人物の会話にはどれも意味があって、彼女がどれほど思いやりがある人なのか、そしてどれほど息子が大切なものなのか、それらを浮き彫りにするためにも、キャシー、ビル、ジェフなどのキャラクターも重要になってくる。そこに良い役も悪役も関係ない。数奇な展開が雑に見えることもあるんだけれど、トリアー監督作にはトリアーにしかできない画を徹底して見せてくれる。後半に差し掛かった頃には自分も「セルマ、こうすれば良いのに...」みたいなツッコミは諦めた。必要ないなと思ったからだ。
でも今作がトリアー初めての映画なら別に何言っても大丈夫ですよ!w
ここまで連続でね、鬱映画を進んで見る人は大半ではないでしょうからw あくまで僕なりの見方ですよ、はいw
キャストは今回も素晴らしかった。親友キャシー役のカトリーヌ・ドヌーブ、セルマに想いを寄せる本当に一途で優しいジェフ役にピーター・ストーメア(「ファーゴ」では真逆の憎めない悪役を担当)、など。ウド・キア、ステラン・スカルスガルドといったトリアー作品の常連も登場します。
セルマを囲むキャラクターはいわゆる、朝ドラの主人公を応援するような人達。違う点といえば、セルマに降りかかる災難が朝に放送できないくらい過酷ってところですねw
手持ち撮影スタイルと突然のシーン飛び(あれ、ジャンプカットって言うんですね!知らんかったw)は共通していたんだけれど、今回特徴的だったのがミュージカルシーン!
頻度としては、ララランドくらいかな。
ビョーク筆頭に日常と雑音と魂の声が組み合わさったミュージカルシーンは本当に圧巻だった。前半のシーンはトリアー映画という感覚が薄まるくらいだった。ミュージカルシーンだけはピントも定まっていますw 多くのミュージカルシーンが彼女の想像の中での出来事なので、セルマと敵対人物の関係性もその間では関係なくなる。むしろ、セルマに(言葉が悪いけど)都合の良いように構成されている。1人の人物の妄想を映像に収めようというアイデアは個人的に好きになりました。僕も常に頭の中で妄想しますから。(ムフフフ)
あなたもでしょ?(´∀`)
え?お前と一緒にするなって?
映画のコンセプトとミュージカルシーンの特徴をここまで主に挙げていったんだけれど、
好きか、嫌いかで言ったら...うーん...これを書いている今でも非常に悩んでしまう。
だったら嫌いなんじゃないの?って言われても本当に仕方ないとは思うんですよ。
でもね〜、切り捨てることもやりきれないんですよねぇ。だってセルマの思いっていうのは賛否関わらず、それだけはきっと見る人には伝わるはずだから。...やっぱ俺は賛かな、でも否の人を絶対に否定はしません。
好き嫌いで識別できない映画に初めて出会いました。
最終評価は、89点!
この映画、どっち派かを考えたり議論する意味でもオススメはします。前の「奇跡の海」よりは僕は「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の方が好きです。
でも!
それなりの覚悟が要る映画ではあることを覚えていてください。
賛成派と反対派のそれぞれの意見を聞ける動画も予告とともに貼っておきますね。鑑賞前後に聞いてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございます!
次回は「ドッグヴィル」をレビュー予定です。





