大変長らくお待たせいたしました!
鑑賞してからすぐに感想を書こうと思っていたのだけれど、その後試験があったり舞台があったり…でも、おかげで2回見れた。行ってみよう。
アメリカとメキシコの国境で起こる麻薬戦争を描いた「ボーダーライン」(原題:SIICARIO)の続編。アメリカで市民を巻き込んだテロ発生から物語はスタートする。その容疑者がメキシコ経由の密入国者だったことからCIA特別捜査官のマット(ジョシュ・ブローリン)はかつてメキシコカルテルに家族を殺された暗殺者アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)に協力を要請。彼らは一部の麻薬組織のマフィアの娘を誘拐することによって、組織同士の戦争を引き起こさせ、最終的に崩壊させる作戦を立てる。しかし、事態は思わぬ方向へ...。
原題: Sicario: Day of the Soldado
PG12
全米公開2018年6月29日
日本公開2018年11月16日
上映時間: 122分
製作国: アメリカ合衆国
監督: ステファノ・ソリマ
脚本: テイラー・シェリダン
製作: ベイジル・イバニク、エドワード・L・マクドネル、他
撮影: ダリウス・ウォルスキー
音楽: ヒドゥル・グドナドッティル
出演: ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン、イザベラ・モナー、マシュー・モディーン、キャサリン・キーナー、ジェフリー・ドノヴァ、イライジャ・ロドリゲス、M・ガルシア=ルルフォ、デヴィッド・カスタニーダ、他
日本では2016年に公開された前作が俺的にはどハマりしまして。いやぁ、お気に入りの一本となりましたよ。とはいえ続編が出るような作品とは思ってなかったから、製作が決まった時は一体どうなるのか全くわからなかった。
結論、異質だけど、これも続編の正解例!面白かった!
前作に引き続き脚本のテイラー・シェリダンは見てるこちらを安心させないという意味で、安定していてw また今回も話の転がり具合、その終着点までが最高だった! 最近知ったけど、脚本初作品が前作だったんですって!初作品でアカデミー賞候補に入っちゃうってすごすぎでしょ!でもそれほどすごい出来だった。その色は今作でも健在。
前作の密輸されるモノが麻薬だったのに対し、今度は人間です!もう、なんか悲しくなるよね...。今の国境問題、国交問題がどれほど恐ろしく、常に進化しているかということもストーリーにうまく混ぜ込んでいくあたり。サスペンスアクションでもあり、社会派エンターテイメントでもある。物語も面白くなるけど、その分国境問題の闇も深くなっていることを自分たちは忘れてはいけない。気が抜けねえよまったく_:(´ཀ`」 ∠):
前作からの大きい変化はやっぱり、ケイト(エミリー・ブラント)がいないことだね。これまでにあらゆるやばい一面を垂れ流してきたアレハンドロとマットが今回の主人公でございますwあいつらは変わらずカッコイイし、文字通りヤバかったw
ケイトががいない=まとも奴が誰もいねえ!w かと思いきや、彼らの人間らしい一面、葛藤する場面を今作は初めて見ることができる。今作の作戦こそが、彼らがこれまで正しいと思ってきた自身の「正義」を改めて問い直すキッカケになっていく。
個人的には、アレハンドロが大好きだからこそ内面は謎のままでいて欲しかった気持ちがないわけではないが、良い塩梅だったと思う。そして物語が進むにつれて、後半戦で2人はまったく違う方向に転がっていくか、と思いきやぁぁぁ?!
なんてことがあったりw 2人で戦うことはそこまで多くはないし色んな急展開があるけど、僕はポスターの「バディムービー感」に嘘はないなと思った。
その理由は最後まで見れば、わかる。
監督はドゥニ・ヴィルヌーヴから交代、ステファノ・ソリマ。撮影監督もロジャー・ディーケンスから変わりましたね。絵的な特徴は前作とはまた違って芸術性は前作に劣るけど、安定していた。各所の薄明かりのシーンが際立っていた。しかも今回2人を主人公にしたことで見事にマッチしたのか、男物アクションエンターテイメント要素がより濃くなってた。
とまあ、こんな感じかな。次回作の構想も既にあるらしい。また現代の問題を追っかけつつ、どんな物語を見せてくれるのか、非常に楽しみなところ。
最終評価は 92点!!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
次回は「オール・ユー・ニード・イズ・キル」をレビュー予定。




