もしかしたら、GW中に恩恵受けた??携帯「SIMロック解除義務化」おさらい | 【ほぼ月刊】朱美のトランス雑記帳2019

【ほぼ月刊】朱美のトランス雑記帳2019

京都在住のMTFトランスジェンダー・あけみが、気まぐれにお送りする戯言集。(コメントは受け付けておりません)

★以前は、海外旅行で携帯スマホというと、docomoやauのバカ高い国際ローミングを使うか、現地用のモバイルルーターを日本からレンタルして持って行くのが多かったと思うのですが・今年あたりは、このGW中海外旅行に行って、自分のスマホに現地のSIMカードを刺して、お得に使ってきたよ!という人もいるかもしれません。

日本でもいよいよ今月からSIMロック解除が携帯事業者に義務化され、この関連のニュースもGW前後、ネットに大量に流れていたのですが・・あけみ的に厳選した、おさらいの記事へのリンクを4本、置いておきます。

Yahoo!ニュース・IT/科学(4/30)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150430-00000132-mycomj-sci
マイナビニュース・携帯>SIM(5/2)
http://news.mynavi.jp/articles/2015/05/02/sim_free/
マイナビニュース・携帯>SIM(4/23)
http://news.mynavi.jp/articles/2015/04/23/sim_free/
マイナビニュース・携帯>SIM(5/4)
http://news.mynavi.jp/articles/2015/05/04/sim_kaijo/

でも、わたしはここで何回か書いているように、SIMフリー端末やMVNO(いわゆる「格安SIM」)が日本で普及するのに、一番の問題点は「通信事業者に紐付されたサービス」と、「迷惑メール対策」だと思います。端末価格が今以上に高くなる、というのは主にハイエンド機の問題で、SIMフリーになると安いほうは中国製を中心に、今以上に選択肢が増えると思います。

次に、キャリアメールが使えない、という問題も、PCメールがフツーに相手に届けば、何の問題もありません。着信通知も、Yahoo!メールやGmailでは、既に実現していますから。

あと残ってくるのが、今言ったPCメールに関連して、「迷惑メール対策のため、PCメールはホワイトリストに登録しないと受信できない」という問題と、docomo・au・ソフトバンク端末限定というコンテンツサービス、そして情報料やサイト利用料のいわゆる「ケータイ払い」です。

今挙げた3つの問題は非常に厄介で、特に最初の2つは他の代換手段がありません。情報料の決済の問題は、コンビニで買えるプリペイドカードや、クレジットカード番号を登録して決済、という方法も、サイトによっては可能なところもありますから。

この問題点が解決されない限り、SIMフリー端末やMVNOを日本で広く普及させるのは難しいでしょうね。