先までは、"愛記"についての記載で、どのようにブロックチェーンSNSに組み込んで実装していけばよいのか、概念的なところからアプローチ方法を記載していった。大まかな概念としてはひとまず終えた。次は、ブロックチェーンの概念設計といえるところまで、基本設計書に着手できるようなところまで、概念を具体化していきたい。
地域経済の評価項目について⑨
先に個人の評価項目について記載した。今度は、地域経済の評価項目について見ていきたい。愛貨という通貨の性質を考えれば、地域経済をまったく違う視点で見ていくことになる。世界は金本位制から始まり、通貨発行権を駆使して金利を設けて経済を動かしてきた。今からの時代は、当方が考えている愛貨が経済を動かすだろう。それは、行動本位制と呼ばれ、愛の行動をしたら愛貨がやりとりされ、その愛の行動が実経済も動かすという理論。だから、行動量を10倍にすれば、実経済も約10倍になるということ。これを経済学的に証明していきたい。そのためにも、愛貨の経済圏の評価制度の構築を通じて、愛貨が地域社会に与えるポジティブな影響を定量的かつ定性的に評価することを考えてみる。
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愛貨の経済効果指標:
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愛貨取引量指標 (ATV): 愛貨の取引量を示す指標である。
ATV=愛貨取引総額/地域内総生産(GDP) -
愛貨の流通速度指標 (AVV): 愛貨が地域内でどれだけ速く回転しているかを示す指標である。
AVV=愛貨取引総額/愛貨の流通量
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社会的結束力指標:
- 愛貨関連協力指数 (ACCI): 地域社会の結束力を示す指標である。
ACCI=愛貨関連の協力関係数/地域内総人口
- 愛貨関連協力指数 (ACCI): 地域社会の結束力を示す指標である。
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共感性指標:
- 愛貨共感性指数 (ASI): 地域内での共感性を示す指標である。
ASI=愛貨取引者の共感行動数/地域内総人口
- 愛貨共感性指数 (ASI): 地域内での共感性を示す指標である。
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社会的責任指標:
- 愛貨社会的責任指数 (ASRI): 地域社会への責任を示す指標である。
ASRI=愛貨関連の社会貢献行動数/地域内総人口
- 愛貨社会的責任指数 (ASRI): 地域社会への責任を示す指標である。
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地域内貿易指数 (AIT): 地域内での愛貨の取引による地域内貿易の活性度を示す指標である。
AIT=地域内愛貨取引総額/地域内総生産(GDP) -
地域外貿易指数 (AET): 地域外との交流において、愛貨がどれだけ活用されているかを示す指標である。
AET=地域外愛貨取引総額/地域内総生産(GDP) -
愛貨所得格差指数 (AIHI): 地域内における愛貨の所得格差を示す指標で、愛貨の所得の分散具合を示す。 AIHI=愛貨所得の標準偏差/愛貨所得の平均
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愛貨価値指数 (AVI): 地域内での愛貨の価値の安定性を示す指標で、価値の変動が少ないほど高い値となる。 AVI=価値変動の標準偏差/価値の平均
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愛貨利用率 (AUR): 地域内の人々が愛貨をどれだけ利用しているかを示す指標である。
AUR=100×愛貨取引量/総取引量
これらの指標を利用することで、愛貨の経済圏が地域経済に与える影響をより詳細に評価することができる。
・愛貨価値指数 (AVI): 地域内での愛貨の価値の安定性を示す指標
AVIは、地域内での愛貨の価値の安定性を示す指標であり、価値の変動が少ないほど高い値となる。愛貨とは、以下の10種類あり、価格が以下のように変動する。総回数は18064回だとすると下記のようになる。
Lv1:AIR(Root)⇒ 0.001*Log1.0001(総回数ー10002))=89愛貨
Lv2:AIS(Sacral) ⇒ 0.002*Log1.0001(総回数ー5006)=189愛貨
Lv3:AIP(solar Plexus) ⇒ 0.003*Log1.0001(総回数ー1203)=291愛貨
Lv4:AIH(Heart) ⇒ 0.004*Log1.0001(総回数ー1003)=389愛貨
Lv5:AIT(Throat)⇒ 0.005*Log1.0001(総回数ー1789)=484愛貨
Lv6:AII(ThIrd Eye)⇒ 0.006*Log1.0001(総回数ー209)=587愛貨
Lv7:AIC(Crown) ⇒ 0.007*Log1.0001(総回数ー20)=686愛貨
Lv8:AIU(Universal) ⇒ 0.008*Log1.0001(総回数ー10)=784愛貨
Lv9:AIE(Earth Star) ⇒ 0.009*Log1.0001(総回数ー3)=882愛貨
Lv10:AIM(solar Matrix) ⇒ 0.01*Log1.0001(総回数ー22)=980愛貨
※1つ前のレベルより下回らないという成約がつくため、上記のようになる。
このような計算式における愛貨が世界中でやりとりされて価格が変動していくのだが、それぞれのレベルごとに価格が変動する。AVIは、これらの価格変動の安定性を示す指標となる。つまり、地域内での愛貨の価格がどれだけ安定しているかを示す指標となる。地域内での愛貨の価格変動を計算するための手順を以下に示す。
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データ収集: 地域内のブロックチェーンから取引データを収集する。これには、取引の価格、取引量、取引日時などの情報が含まれる。
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データ整形: 収集したデータを整形し、分析に適した形式にする。例えば、データを日ごとの価格変動データにまとめたり、特定の期間についてのデータを抽出したりする。
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価格変動の計算: 整形したデータを元に、地域内での愛貨の価格変動を計算する。一般的な方法としては、価格の平均値や標準偏差を計算することが考えられる。
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価格変動の指標化: 計算した価格変動を指標化し、地域内での愛貨の価格変動を示す指標を作成する。例えば、価格変動の標準偏差を価格の平均値で割ることで、価格変動の安定性を示す指標を作成することができる。
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結果の提供: 最終的に計算された価格変動の指標を提供し、地域内での愛貨の価格変動を評価する。この結果を元に、愛貨の価格変動に関する政策や施策を検討することができる。
このAPIでは、愛貨価値指数(AVI)を計算している。AVIは、地域内での愛貨の価値の安定性を示す指標であり、価値の変動が少ないほど高い値となる。具体的には、AVIは以下のように計算される。
- 愛貨の価値の変動データを保持するリスト love_currency_values に対して、標準偏差(np.std)を計算する。
- 同じリストに対して、平均値(np.mean)を計算する。
- 標準偏差を平均値で割った値が、AVIとなる。
AVIを計算することで、愛貨の価値がどれだけ安定しているかを数値化して評価することができる。
■地域経済評価項目・AVI専用API
AVI(愛貨価値指数)を計算するAPIを作成するための基本的なフレームワークを以下に示す。以下のコードは、APIエンドポイント /calculate_avi を使用してAVIを計算し、取得するものである。
from flask import Flask, jsonify, request
import numpy as np
app = Flask(__name__)
# 愛貨価値関連のデータを保持する変数
love_currency_values = []
# セキュリティトークン
SECURITY_TOKEN = "your_security_token_here"
# 認証デコレータ
def requires_auth(f):
def decorated(*args, **kwargs):
token = request.headers.get('Authorization')
if not token or token != f"Bearer {SECURITY_TOKEN}":
return jsonify({'error': 'Unauthorized'}), 401
return f(*args, **kwargs)
return decorated
@app.route('/update_love_currency_value', methods=['POST'])
@requires_auth
def update_love_currency_value():
try:
data = request.get_json()
love_currency_value = float(data.get('love_currency_value', 0))
love_currency_values.append(love_currency_value)
return jsonify({'message': 'Love currency value updated successfully'})
except Exception as e:
return jsonify({'error': str(e)}), 400
@app.route('/calculate_avi', methods=['GET'])
@requires_auth
def calculate_avi():
try:
if len(love_currency_values) == 0:
return jsonify({'error': 'No data available to calculate AVI'}), 400
avi = np.std(love_currency_values) / np.mean(love_currency_values)
return jsonify({'avi': avi, 'love_currency_values': love_currency_values})
except Exception as e:
return jsonify({'error': str(e)}), 500
if __name__ == '__main__':
app.run(debug=True)
このAPIは、愛貨の価値変動データを収集し、その標準偏差を価格の平均値で割ってAVIを計算する。また、認証機能も備えており、セキュリティトークンを使用してAPIへのアクセスを制限している。
■地域経済評価項目・AVI分析バックエンドプログラム
以下は、DApps側のPythonプログラムである。セキュリティトークンを使用して認証を行い、API経由で分析結果を取得するようになっている。
import requests
# セキュリティトークン
SECURITY_TOKEN = "your_security_token_here"
# APIエンドポイント
API_URL = 'https://your_api_url/calculate_avi'
# セキュリティトークンを使用して認証を行い、API経由で分析結果を取得
def get_analysis_result():
try:
response = requests.get(API_URL, headers={'X-Auth-Token': SECURITY_TOKEN})
if response.status_code == 200:
result = response.json()
return result
else:
print(f"Failed to get analysis result. Status code: {response.status_code}")
return None
except Exception as e:
print(f"An error occurred: {e}")
return None
# 分析結果を取得して表示
analysis_result = get_analysis_result()
if analysis_result:
print(f"AVI: {analysis_result.get('avi')}")
このプログラムは、特定のAPIエンドポイント(https://your_api_url/calculate_avi)に対してHTTP GETリクエストを送信し、API経由で計算された愛貨価値指数(AVI)の分析結果を取得している。具体的には、以下の手順を実行している。
- SECURITY_TOKENには、APIを呼び出す際に必要な認証トークンが設定されている。これはAPIエンドポイントが要求する認証に使用される。
- get_analysis_result関数は、指定されたAPIエンドポイントに対してGETリクエストを送信し、分析結果を取得する。リクエストヘッダーにはセキュリティトークンが含まれている。
- レスポンスが正常に受信された場合(HTTPステータスコードが200)、JSON形式のレスポンスを解析してAVIの値を取得し、それを返す。エラーが発生した場合は、エラーメッセージを表示してNoneを返す。
- 取得したAVIの値がある場合、その値を表示する。
このプログラムは、APIを介してリモートサーバー上の計算されたAVIの値を取得し、それをローカルで使用するためにデータを解析している。
いかがであろうか、これが地域経済評価項目・AVIについてであった。愛貨の価格が変動しないということは、満遍なく全てのレベルの愛貨がやり取りされているということだ。それだけ広く愛の行動がなされているということだ。どれだけ偏りがあるのかを見ているということに近いのであろう。