オンボーディング・プロセス 「脳」の役割を体験 | 続・ティール組織 研究会のブログ

続・ティール組織 研究会のブログ

ティール組織が話題になっているが、具現化するにはどうしたらよいか?
その研究を続けるにあたり、さらに次の形態である、続・ティール組織なるものまで視野に入れ、具体的な施策・行動内容を研究・支援する会。

先にオンボーディング・プロセスに

ついて記載した。当研究会が考える

オンボーディング・プロセスは「役割」

と「ゆらぎ」を体験してもらうことだ。

その「役割」について暫く記載して

いきたい。

 

”脳”の役割 こちらを参照

・体全体の司令塔になる。

部長が主に司令塔となり、組織長として、

責任者として、きちんと振る舞っている。

報告連絡相談は部長、課長へきちんと

上がってくる体制にはなっている。

これが従来の組織の体制であるが、

ティール組織では、役割としての司令塔

となり、上下関係はなく対等な立場での

組織長として組織全体をリーダーシップ

で導いていく役割となる。

 

顔の役割はマネジメントであり、脳の役

割はリーダーシップであり、対で組織を

運営していくことになる。

「マネジメントとは、ものごとをうまく行わ

せることだが、リーダーシップとは、より

大きな状況である活動の場を創り出し、

育む-共通の土壌を豊かにする-ことだ」

と、U理論では記載されているし、他に

も様々な人がいろんな定義をしている。

 

そこで当研究会では下記のように解釈

している。

マネジメントとは第2次元である組織を

運営するため、組織内や組織外を調整

していく役割。

リーダーシップとは第3次元の会社、

第4次元の業界・連合会、第5次元の

産業界、第6次元の日本国、第7次元

の世界、第8次元の人類、第9次元の

地球、第10次元の太陽系、というよう

な、多次元で物事を捉え、多次元での

組織の立ち位置を調整していく役割。

 

それゆえ、第3次元での視点で見ると、

仮に営業部であったとすると、営業部

という組織は、会社では左足の役割と

なるのであり、会社のために支えつつ、

目的の方向に動きつつ、障害物をどか

しつつ、行動していくのであろう。

 

また、第4次元の視点で見ると、仮に

帝人グループであったとすると、帝人

は炭素繊維業界では、脊髄の役割を

担っているのであり、炭素繊維業界が

生命体として動けるように、他の会社

を鼓舞しつつ、炭素繊維業界を支え

つつ、行動していくのであろう。

さらに、第5次元の視点で見ると、また

別な視野が開けてくる。帝人は生地を

卸すメーカーであり、その生地を使って

洋服を作り上げるアパレルメーカーが

あり、その洋服を販売するネットショップ

や路面店などがある。これら全てを含め

てアパレル・ファッション産業協会という

産業界としての大きな括りで纏められる。

このアパレル・ファッション産業協会を、

いかに盛り上げていくかの行動を、2次

元である組織の脳の担当者が担って

いるのである。

 

話を戻すと、脳の役割の担当者は、

いかに多次元で物事を捉えられる

かが、その人のスキルでありセンス

でもある。苦手な人は1つ2つの次元

でもう手一杯になるし、得意な人は、

第10次元の太陽系にまで意識を広

げていくことができるのだ。

組織をリーダーシップで導いていくた

め、どの次元を考慮して、どのような

方向性で進んでいくのかを、常にアン

テナを張って注視しているのが脳の

役割の担当者なのである。

 

オンボーディング・プロセスでは、次元

という概念をまずは座学で教えていく。

さらに、各次元を意識で捉えるという

体験をやってみる。

例えば、10次元の太陽系から2次元

の自組織にまで落とし込んでいくよう

なことをやってみる。こちらを参照。

 
次にそれぞれの次元でのマネジメント
を考えてもらう。教材のイメージとして
下記のような、それぞれの次元での
視点をもって自組織でどう動けば良い
のかを考えるのだ。
 
このような研修を受けることで、次元
という考え方が理解できるだけでなく、
多次元での視点が養われ、常に意識
を1つの次元だけでなく、複数の次元
に置くことで、視野の広いマネジメント
ができるようになる。
 
組織での脳の役割とは、2次元という
自組織だけを視野に入れてても難しい
のである。部署の上には会社があり、
会社がどう動いているかを知らねば、
自組織がどう動けばいいのかが解ら
ないのであり、同様に団体・連合会が
どう動いているかを知らねば、会社が
どのような状況に置かれて自組織も
それに伴いどのように動いていけば
良いのかも解らないのである。
 
他の部位の担当者ももちろん多次元
で捉える必要性があるのだが、特に
脳の役割の担当者は、役割として、
多次元からの情報をとることが必須
となるのである。多次元に意識をもつ
ことは訓練しないと難しいのだ。
 

 

・意思決定をする。

トラブルなど、大きな判断を要する

場合、部長を中心に的確な意思決定

がなされ、意思決定後のフォローまで

きちんとされていく必要がある。

 

そのプロセスは、問題を見つけだす→ 

問題解決に必要な情報を集める→ 

できるだけ多くの解決方法を予想する→ 

起こりうる結果、成り行きを予想する→ 

決定し、行動する→ 

行動を評価する、となる。

 

難しいのは、”予測する”というところ

であろう。2次元の組織内でトラブルに

よって1つの部位が機能不全に陥った

際に、それが組織全体にどれほど影響

し、さらに3次元の会社にどれほど影響

していくかを予測していくには、頭の中

であらゆる情報を組み合わせて、組織

や会社がどのように動いていくかという

のをシミュレーションできるかどうかに

かかっている。

 

このシミュレーションの方法によって、

意思決定は大きく異なってくるのは、

既によく知っていることだろう。

AIなどと意思決定の良悪を競っていく

ことになるのが今後の世界ということに

なるのだが、AIが行っている意思決定

の方法は、圧倒的なCPUの速度を利用

して、何千・何百万という過去のパターン

を分析し、最適な解を見つけていくとい

う方法であろう。AIの囲碁、将棋などが

いい例であろう。

 

そう、人間はAIと意思決定の良悪を競う

際に、スピードで勝負してもとても勝ち目

は無いし、情報量で勝負しても勝ち目は

ないのだ。人間が勝ち得る方法とは、

どのような方法なのであろうか?

 

その方法こそが、人間を人間らしくさせ

ている方法なのだ。それは”直感”を利用

するという方法だ。

どういうことかというと、”直感”というのが

どこから来るのかというと、太陽系などの

宇宙にあるアカシックレコードと呼ばれる

情報層に”魂”がアクセスして、情報を持ち

帰ってきて、それが肉体にひらめきのよう

な形で伝わっていくことなのだ。

 

アカシックレコードも層状になっている

ので、地球に近いGINOと呼ばれる層、

太陽系の層、銀河系の層、など各層に

わかれて色んな情報が保管されている

のである。

これらの情報を取りにいけるのは”魂”

なのであり、別な言い方をすると”意識”

なのである。意識をどこまで飛ばせるか

によって、直感で得られる情報に差異が

出てくるのだ。

つまり、意識でなるべく広範囲の情報

を獲得し、それらを統合したり編集し

たりして、最終的な判断を意志がする

ことによって、具体的な行動へと移る

という流れになる。

 

AIには魂がない。それゆえ、AIは過去

の情報を主として、圧倒的な情報量と

速度によって、分析して最適解を見つ

け出していく。

一方人間には魂がある。それゆえ、

人間は過去の情報だけでなく、未来の

情報、異分野の情報をも宇宙のアカシ

ックレコードから取得し、それらを統合

したり編集したりして、最適な解を直感

という方法で知るのだ。

AIとは情報量も違うし、過去だけでなく

未来の情報や異分野の情報などの、

とても地球上の全サーバーを足し合わ

せても保存できないほどの情報量を

考慮できるのであり、それらを取りに行

くことができるのである。

次元でいうと、第10次元の太陽系など

の次元での情報から2次元の自組織の

情報までのありとあらゆる情報を考慮

できうるのだ。

 

ただ、情報量が多すぎて、とても肉体

では処理できない。それゆえ、”魂”とい

う肉体を超越した存在により情報処理

してもらうのだ。情報処理してもらった

後の、最適解なるものを直感として降ろ

してもらっているのである。

 

このように”魂”が動ける距離、つまりは

”意識”をどこまで飛ばせるかが、その

人の直感力となる。

直感力が長けている人は、信じられない

ような直感を降ろしてもらい、地球のため、

世界のため、国のために活動していると

いう人もいる。

直感力が長けていない人は、どこかの

チャクラが詰まっており、魂が自由に

動けないのであろう。だから直感が降り

てこないのだ。チャクラを開くということ

がいかに大事かが解るであろう。

 

話を戻すと、組織の脳の役割の担当者

は、直感力を磨き、いかに過去の出来事

に囚われること無く、的確な判断ができる

かどうかが最大の仕事となる。

この意思決定という仕事は、それほど奥

が深く、人によって差異がハッキリと出る

のである。

 

オンボーディング・プロセスにおける意思

決定の方法を体験するには、やはり、

直感力を磨くということを研修していくこと

になろう。

”意識”をどうやって飛ばすのか、さらには、

アカシックレコードから情報を取得すると

いう体験はアカシックレコードリーディング

と呼ばれており、その初期段階を体験し

てもらう。例えば下記のようなイメージだ。

 

このような直感力が磨かれてくると、今

までのような過去情報を分析して、最適

な解を得るという手法だけでなく、もっと

違う角度から、過去では無く未来から、

別の次元から、などのような複雑な分析

ができるようになるのだ。

このような分析ができると、意思決定で

大きな間違いをしにくくなる。例え間違え

たとしても、最小限の間違いに留める事

ができるのだ。

 

このような体験をオンボーディング・プロ

セスでしてもらうことで、従来までの組織

の意思決定と全然違うぞ!ということを

知るのであり、もっと色んな可能性が広

がり、もっと自由な発想ができるという事

を身をもって体験するのである。

 

 

いかがであろうか。脳の役割の担当者は

他の部位の担当者とはある意味で別次元

の役割となっている。

まだまだ続きを次回記載していきたい。