オンボーディング・プロセス 「口」の役割を体験② | 続・ティール組織 研究会のブログ

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ティール組織が話題になっているが、具現化するにはどうしたらよいか?
その研究を続けるにあたり、さらに次の形態である、続・ティール組織なるものまで視野に入れ、具体的な施策・行動内容を研究・支援する会。

先にオンボーディング・プロセスに

ついて記載した。当研究会が考える

オンボーディング・プロセスは「役割」

と「ゆらぎ」を体験してもらうことだ。

その「役割」について暫く記載して

いきたい。

 

”口”の役割つづき こちらを参照

・愛情、怒りなどの感情表現する。

口の役割で重要なことは、言葉を発する

ことだけでなく、微妙な感情を表現すること

もとても重要である。微妙な言葉使いや、

その強弱やスピードを変えて、感情を表現

していくのである。

特に愛情表現はセンスが問われる。単に

”好きです”といっても全く伝わらない時も

あれば、強弱やスピードを変えて言うこと

で見事に伝わる時もある。それほど感情の

表現は難しいのだ。センスが必要となる。

 

では、どうすれば愛情表現も上手にでき

るようになるのか?それはもう単純な答え

になるが、本当にそう思うか、思わないか、

にかかっている。本当に愛情を心の底から

感じたならば、それが自然と口から出るし、

心の底から感じずに上辺だけを感じれば、

軽い愛情表現になる。

つまりは、愛の深さ。そう、やっぱり波動

レベルの高さに関係してくるのだ。波動

レベルが8や9まで行くと、愛という存在

しか残らないほど、愛に溢れたエネルギー

体になっていく。三位一体波動理論でも

何度も説明してきたが、精神の部分が

”愛の行動”に置き換わるのであったが、

愛の行動レベル8、9あたりになると、

”あらゆるものを許す”、”無条件の愛”、

などの行動レベルになってくるのだ。

 

 

・噛む動作が脳への刺激になる。

噛むというリズミカルな刺激は脳への刺激

にもなるのだ。よって、口と脳は連動して

いるのだ。

 

組織でも同じで、口の役割の担当者が、

好き勝手なことを発言できる訳ではない。

やはり、組織としての立場を踏まえた発言

が求められるので、それには脳である長

との連携が欠かせない。

 

オンボーディング・プロセスでは、次元を

体験してもらう。1つ上の会社という次元

から部署を見た場合、部署がどのような

役割で動いているのかを体験してもらう。

所属部署内での役割について先までは

記載してきているが、その部署内での

役割だけでなく、1つ上の次元では会社

という生命体があり、その生命体を動か

すために、また各部署がそれぞれの役

割をになっていることを教える。

さらに、部署によって異なる役割となり、

実際にどのように役割を担うのかを体験

してもらうのだ。

例えば、営業部であれば左足の役割を

しているとしよう。それゆえ左足の役割

を担っているという認識を持ちつつ発言

していく必要があることを体験してもらう。

他には、製造部であれば心臓の役割を

しているとしよう。それゆえ心臓の役割

を担っているという認識を持ちつつ発言

していくのだ。

”製造部が会社の中心であり、我々が

判断の基準を作っているのだから、

不良品を簡単には出してはならない!”

等の発言を、製造部の口の役割の担当

者はしていくことになる。

これは、口の役割を担うということで、

人前で発言したり、愛ある言葉で伝え

たり、激励したり、するのであるが、

個人的な目線で発言するのではなく、

会社の”心臓”を担っているという意識

を持ちつつ発言するということである。

もちろん、脳の役割の担当者とも連携

を取りながらの発言にはなるのだが。

 

このような研修をやってみると、次元を

1つ上げて会社という目線で部署を見

つつ、部署内での役割で言動すること

の意味を理解するであろう。

こうすることで、次元という概念も理解

できるし、さらには俯瞰して見るという

事もできるようになる。

なかなか面白い研修となるだろう。

 

 

・呼吸するのに重要な器官となる。

口の最も重要な仕事はこの呼吸であろう。

口が閉じれば、たちまち呼吸困難となり、

人は死んでしまう。それほど、口からの

呼吸は重要であり、最重要といえる。

 

組織でいうと、口から多くの酸素(情報)を

取り入れないと、組織は呼吸困難で壊死

してしまうのだ。一見、他の部位からも情

報は取れそうな気はするのだが、口から

の情報が最も多く、最も濃密なのである。

 

では、どんな情報を口は取ってくるのか?

身の回りにあるあらゆる情報といえる。

管理職が取ってくる情報は、社長や役員

からの経営上の情報が多いだろう。

足の担当者が取ってくる情報は顧客情報

や外からの情報が多いだろう。

口の担当者の情報は、身の回りのすべて

の情報なのである。なぜなら、酸素を吸う

時に遠くの山まで行って酸素を吸うわけ

ではないだろう。身の回りにある酸素を

吸っているであろう。それと同じだ。​

 

身の回りの情報とはどんな情報かという

と、メンバーの感情であったり、他の組織

の情報であったりするのだ。つまり、本当

に自分の組織の周りにあるあらゆる情報

を吸収していくのが口の役割なのである。

 

自組織が会社内でどんな立ち位置におり、

他組織が動くことで自組織はどう連係す

ればいいのか、いわゆる横の連係である。

その際に口の役割の担当者が欠かせない

のである。それゆえ、四方八方にアンテナ

を張りめぐらせて、どんな情報でも吸い取

る意識がないと、口の役割は勤まらない

のだ。

 

オンボーディング・プロセスでは四方八方

にアンテナを張る体験をしてもらう。

この体験は、CIAのスパイ訓練に似ている。

スパイというと、大げさに聞こえるが、実は

その技術たるやすさまじく、ビジネス界でも

かなり有効な技術がたくさんある。この中

の聞く技術、情報を採る技術などを実際に

やってみると、とても面白い。こちらを参照

 

それほど、スパイで訓練された人の意識

の使い方はすさまじいのだ。少しでもここ

に近づけるよう、研修で体験してもらうの

である。

 

口の役割の担当者とは、極論を言うと、

スパイ並の情報収集力があり、話術や

演技力があり、人前であろうと、クレーム

時であろうと、窮地に陥ってもまだ堂々と

言動出来るような人であるべきだ。

組織内に、このような役割の担当者が

いるだけで安心であり、時には厄介な

存在にはなるのだが、得てして上手に

立ち回るので、結果して重要人物となる

のである。

口の役割の担当者のイメージは理解で

きたであろう。訓練するには、スパイ並

の訓練が必要なのかもしれない。

 

 

・食いしばりにより、力を発生させる。

食いしばることで、馬力がでることは

十分理解しているだろう。

 

組織でも同じだ。口の役割の担当者が

ここぞという時に、崩れずに踏ん張ってく

れることで、組織は耐えられるのである。

力が湧くのである。

 

オンボーディング・プロセスでも、ここぞ

という時の踏ん張りを体験してもらう。

例えば、休憩なしで4時間ぶっ通しで

議論してもらうなどを体験してもらう。

もう最後には、頭も回らず、相当な疲労

によって、皆が諦めムードになる。

そんな時でも、口の役割の担当者が

踏ん張って、発言し、盛り上げ、意識を

議論に戻すということを何度もやって

もらうのだ。これにより、どれほど強い

信念や自我を持っていないと、自分す

ら支えられないということに気づくであ

ろうし、まして組織を支える、会社を支

えるということがどれほどの強い信念

を持ってないとできないかを理解する。

 

少し大がかりな研修となり、翌日にも

疲労が残り大変だが、やってみると、

効果がわかる。

口の役割を意識し、実際に言動して

みることがどれほど大変なことかが。

強さを身につけたいと思っている人に

は口の役割が最適だ。強くたくましく、

皆から尊敬される存在が、口の担当者

というわけだ。

 

 

・第5チャクラを開く

この第5チャクラを開くのは難しい。

スロートチャクラと呼ばれる、第5チャクラ

の開き方を下記に記す。

 

以上が口の役割であった。

いかがであろうか。とても強さとたくましさ

を感じたであろう。口の役割を担う人は

どんな人なのか、イメージできたであろう。